写真、リポート：山本貞彦 愛知県田原市伊良湖ロコポイントで開催中のJPSAショートボード第2戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」大会4日目。昨日は台風の接近により風雨が強まりレイデイ。よって、明日の予備日の29日まで使って大会を行うことになった。
今日の会場の波は台風の影響により、ムネからカタ。しかし、上陸というコースを取ったため風波でこのサイズに。なので時間が経つと、みるみるサイズダウン。午後には潮も上げて、ヒザモモまでサイズダウン。
トップシードが登場するR-5はブレイクしづらくなり、インサイドまで繋げたもん勝ち。そこまで何発入れられるかで勝敗は別れた。
男子のトライアリストは池田鋭斗、田邑星斗、本郷拓弥、増田来希、小崎歩夢、清水章生の6人。R-4を勝ち上がれば、公認プロ資格を獲得できる。しかし、そこまで勝ち上がったのは本郷拓弥のみ。その本郷もシード選手に押さえ込まれて、残念ながらここで敗退となった。
大橋海人
テクニックは元々あるが、昨年から身につけたパワーサーフィン。タルい波でも良い波に見せることができるのが、凄いところ。
河村海沙
この厳しいコンディションで、一番乗りこなしていたのが海沙。膝を折り込み、加速して止まらないサーフィン。お見事です。
加藤嵐
3年連続から4年連続へ。チャンピオンロードの初戦。小さい波でも自分のペースを保ちつつ、プライオリティーも使いこなす。戦い方を知っている。
大野修聖
昨年の今大会のディフェンディングチャンプ。極端に減った波数に大苦戦。それでも最後は帳尻合わせるも、自分の演技に納得せず笑顔なし。
辻裕次郎
波が波だから、そのまま綺麗に乗りこなしても点はつかない。なので、演技の途中で加速、減速。そうすることで、技に緩急がついてメリハリのあるサーフィンに。
夢屋プレゼンツ「チーム ポジティブ」によるアダプティブ サーフィンのデモンストレーションも行われた。
伊藤健伸郎
勝倉直道
小林征郁
今年の10月12、13日にはオリンピックが行われる千葉の釣ヶ崎海岸でジャパンアダプティブサーフチーム主催「第1回 ジャパンオープン アダプティブサーフィンチャンピョンシップ 2019」を開催。この３選手も出場予定。
上山キアヌ久里朱
深いボトムのためからトップでの切り返し。サーフィンの進化は止まらない。しかし、R-4でまさかのでインターフェアで痛い敗退。
杉原康幸
ローカルシードで登場。波のブレイクを把握しているところは、さすがのローカルナレッジ。しかし、僅差のシーソーゲームで時間切れで敗退。
宮城和真
都築虹帆
今年のバリ初戦でも準優勝と今や伸び盛りの16歳。地元でもあるこの大会で結果を残したいという意気込みが演技に漲る。攻めのサーフィンで文句なしの1位通過。
庵原美穂
一昨日やりたかった気持ちを切り替え臨んだこの試合。前半は空回りで、波とサイクル合わず。このまま敗退かと思われたカウントダウンからのライディングでなんと大逆転。やはり、勝負師であり、根っからのコンペティター。
宮坂莉乙子
加藤里菜
佐藤魁
村田嵐
田中透生
関口真央
西修司
松本カイ
塚本勇太
小嶋海生
河谷佐助
サーフメディアは今シーズンも現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに！
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