新井洋人がQS10000「Ballito Pro」トライアルで優勝し、最後のワイルドカード・スロットを獲得

現地時間2019年6月30日日曜日、南アフリカのバリート、ウィラード・ビーチで、7月1日(月)から7月7日(日)までのウエイティング期間でWSLメンズQS10000「バリート・プロ pres. by O’Neill」 が開催される。

 

Ballito Pro pres. by O’Neill 2019 Trials

 

WSLメンズQS10000は、CTサーファーとQSのトップランカーのみが出場出来るイベントで、極上の獲得賞金,獲得ポイントが用意されており、このイベントは、今年6試合が開催されるQS10000の今シーズン初のイベントとなる。

 

新井洋人 WSL / Ryan Janssens

 

そんな今シーズン前半の大事な一戦となる「バリート・プロ pres. by O’Neill」開幕を前に、本戦出場の1枚の切符をかけた32名によるトライアルが行われ、日本の新井洋人が3ラウンドを勝ち上がりファイナル進出。

 

そして、新井洋人はルーク・スリッペン、ルーク・ディロン、チャド・デュ・トイトとのファイナルを戦い見事優勝。最後のワイルドカード・スロットを獲得した。

 

「最高ですね。僕は日本からここに来るまで24時間もかかったので、メインイベントに出場出来て本当に嬉しいです」と新井は言った。 「このバリートでは4回出場してきましたが、今年はQSでうまくいかなかったので、トライアルに出場しなければなりませんでした。この良いリズムを続けてメインイベントでラウンドアップしたいですね。目標は常に年末にクオリファイすることです。」

 

新井洋人

 

「自分のゲーム・プランはレフト・サイドで、レフトの波を待つことでした。そして、僕はヒートの最初の数分で本当に素晴らしい波を手に入れることができました。最後はみんながエアをして、それをメイクしたのかが分からなかったので緊張しましたね。最後まで勝敗は分からなくて、海から上がって自分の電話をチェックして、自分が勝ったのがわかって最高に嬉しかったです!」

 

今回、新井はコーチとして、日本の波乗りジャパンのコーチでもある南アフリカのウェイド・シャープを頼み、ローカル・ナレッジを持つ彼の指示を仰いだ。

 

今回のイベントには、新井洋人の他に、日本から現在世界ランク6位の稲葉玲王、8位の大原洋人、安室丈が参戦。

 

ラウンド1のH1に新井洋人、H3安室丈、ラウンド2からはH14大原洋人、H23稲葉玲王。世界を目指す彼らの活躍を期待しエールを送りたい。頑張れ!日本!

 

Ballito Trials pres. by O’Neill Final Results:

 

  1. Hiroto Arai 12.00
  2. Luke Dillon 11.75
  3. Luke Slijpen 11.35
  4. Chad du Toit 11.10

 

The call for the start of the Ballito Pro pres. by O’Neill is at 6:30AM for a 7AM start. 日本時間現地時間の 2019年7月1日6時30分 は、日本時間の 2019年7月1日13時30分です。

 

オフィシャルサイトはこちら。https://www.worldsurfleague.com/events/2019/wqs/3065/ballito-pro-pres-by-oneill