現地時間2019年5月26日、日曜日:南米チリのイキケ、ラ・プンタビーチで開催されていたWSL男女QSイベント「Heroes de Mayo イキケプロ」が終了。男子はブラジルのジョアン・チアンカがオーストラリアのディーン・ボウエンを下して優勝。女子はナディア・エロスターベがカリフォルニアのミア・コリンズを下して優勝した。
今回のイベントでは、難しい癖のあるリーフブレイクで果敢にチャージを見せた西元姉妹。妹のジュリがQSセミファイナルまで勝ち上がり、カリフォルニアのリッチー・コリンズの娘であるミア・コリンズと対戦した。
スローな展開で西元は、ヒート終盤に2つのカーヴィングとインサイドのリエントリーで3.43をスコア。トップに躍り出るも直ぐにコリンズがパワーサーフィンで逆転。しかしニード3.31で西元にとっては逆転可能なスコア。優先権を持った西元は残り時間5分を切ってラストウェイブにテイクオフ。その波でフロー、スピードとコミットメントがあるターンで、ドライブの効いたサーフィンを見せた西元だったが、スコアは2.90と僅かに足らず、惜しくもここで敗れた。
それでも西元ジュリは3位となり、今回の結果でQS世界ランク37位へアップ、姉のエミリーも38位にランキングを上げ、次の試合につながる結果を残した。
明日からは南米チリでの第2戦となるWSL男子QS3000「Maui and Sons アリカ・プロツアー」が5月28日-6月2日までチリ最北部、アリカで開催。この試合には、ラウンド2から日本の大橋海人、太田拓杜、村上舜が参戦。会場はフォローなレフトハンダーなで行われ、今回は日本男子の活躍に期待したい。
現地の5月28日の朝8時は日本時間の21時です。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
https://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/3036/heroes-de-mayo-iquique-pro