モロッコ西部の大西洋に面した港湾都市であるカサブランカで、9月4日から9日まで WSL 男女 QS1500「Anfaplaceプロ・カサブランカ」が開催。大会はエクセレントな3-5フィートのエクセレントなコンディションで開幕し、大会2日目が終了した。
今回の男子イベントには、アメリカのノースカロライナの試合に数日前まで参戦していた野呂海利が日本人選手で唯一参戦。ラウンド1を1位通過したが、ラウンド2で惜しくも敗退。
女子ではヨーロピアン・レッグに参戦中の前田マヒナ、西元エミリー、西元ジュリ、田代凪沙に加え、日本から野中美波が参戦。
女子のラウンド1では日本人選手が大活躍。前回のスペインのQS6000で3位となった前田マヒナが、バックハンド・アタックで7.50をスコアして1位でラウンドアップを決めた。
「モーニング・セッションは、かなりタフなコンディションでしたが、自分のヒートは楽しんでやれました」と、マヒナは言った。「今年はスポンサーで苦しんできたので、確かにこのイベントで優勝したいです。財政的に少し楽になりますから。私は今年、リージョンを日本に切り替えました。自分の両親は日本人ですから、私は日本の人たちのために頑張りたいです。」
西元エミリー&ジュリ姉妹も2位でラウンドアップ。
またJPSA茨城からモロッコにやって来た野中美波は、圧倒的なスピードとビッグ・マニューバーでクローズアウト・セクションをメイク。エクセレントの8.00を7.00でバックアップし、トータル15.00というハイスコアを叩き出してラウンドアップを決めた。田代凪沙は惜しくも敗退。
ラウンド2ではH1に前田マヒナと西元エミリー、H3に野中美波、H4に西元ジュリがクレジットされている。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2787/wrv-outer-banks-pro-pres-by-pacifico