稲葉玲王と大原洋人がWSL-QS6000【GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN】記者会見に登場

稲葉玲王と大原洋人 @DELTA_JPN

photo : deltaforcesurf 2019年4月28日(月)~5月5日(日)まで、今シーズン日本最大級のサーフイベントとなるWSL-QS6000【GOTCHA ICHINOMIYA CHIBA OPEN】が釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)にて開催される。

 

WSLクオリファイシリーズ(QS)のなかで2番目に高いグレードであるQS6,000が日本で開催されるのは今年で4年目。毎年多くのトッププロサーファーが世界中から集まり、大成功となったイベントが今年も千葉に帰ってくる。

 

記者会見には馬淵一宮町長、WSL近江俊哉氏、一宮町サーフィン業組合 組合長の鵜沢清永氏も出席

 

そんな今回のイベントの中で注目を集める、一宮町出身であり、日本のトッププロサーファーである大原洋人と稲葉玲王が参加して記者会見が行われ大会に対する熱い意気込みを語った。

 

 

稲葉玲王:「今年はシーズンスタートから調子が良くて、今回は地元開催でQS6000という高いグレードの大会なので、いい結果を残せるように頑張りたいです。地元開催で波を分かっているなどアドバンテージもあると思うし、みんな応援もしてくれると思うで優勝目指して頑張ります。」

 

大原洋人:「今年4回目になる地元開催のグレードの高い試合で、これまで良い結果を残せてこなかったので、今年こそは優勝を狙って頑張りたいなと思っています。

 

来年オリンピックも控えているということで、今年地元で開催される試合は自分たちにとって重要なものになってきます。プレッシャーもあるんですが、そんな状況で勝てないとオリンピックに出ても勝てるわけもないので、地元のファンの前で最高の演技をして勝ちたいと思います。」

 

自分がミスするかしないかの自分との戦いになると思う。

 

今回QS6000とジャパンオープンが続けて行われますが、その位置付けとしてはどのように考えていますか?

 

稲葉玲王:「同じだと考えていますが、最初に行われるQSは海外のトップ選手がたくさん来て行われるので、そこで勝てればその勢いでジャパンオープンに臨めるかなと思います。」

 

大原洋人:「僕も位置付は同じですけど、QSの試合で決勝まで勝ちあがれたら、その分たくさんヒートを戦えるので、ジャパンオープンにしか出ない選手より、波の癖などもより把握できるので、続けて行われることは良いことだと思います。」

 

現在QSランク10位の稲葉玲王、12位の大原洋人。CT入りについての手応えは?

 

稲葉玲王:「手応えはあります(笑)今年の前半は良い感じのスタートを切れて、今10位なので、このまま10位をキープできればCTに入れるんです。このQS6000で6000ポイント取れれば見えてくると思うので、ここが勝負だと思っています。」

 

勝ち続けても自分に満足しない気持ちが結果に出ている。

 

大原洋人:「手応えはあると思います。QS回り始めて6年ぐらいになるので、そろそろ入らないとヤバいんじゃないかなって思い始めているので、今年は勝負の年になると思っています。前半戦はそれなりの結果を残せてきたので、後半に向けて大きな試合が出てくるので、結果を残せていけたらCTも夢ではないと思っています。」

 

今大会で注目している選手は?

 

稲葉玲王:「注目している選手は自分ですね(笑)警戒している選手も同じレベルなので、自分がミスするかしないかの自分との戦いになると思うので、相手は関係ないと思います。」

 

大原洋人:「そうですね。QSに出ている選手は誰でも優勝できる実力のある選手ばかりで。そういうなかで犯したミスが命取りになって、勝てるヒートを勝てなかったりとか。ミスなく終われれば順調に勝っていけるんじゃなかと思っています。誰が乗っても点数が出るなかで戦っているので、自分次第なんだって思っています。」

 

現在好調な理由について。

 

稲葉玲王:「田中樹コーチのおかげだと思っています。それとQS回るのも5年目6年目になってきているので、それなりの経験とか自信とかも備わってきていると思うので、それが結果につながっているのかなと思っています。」

 

大原洋人:「自分もコーチのおかげというのも一つはあると思うんですけど。オリンピックもありますし、一つ上のレベルで戦っていかないといけという焦りみたいなものがあって。それが良く働いて結果につながっているかなとも思うし、勝ち続けても自分に満足しない気持ちが結果に出ているのかなって思います。」

 

明日の28日(日)のファーストコールは、6時30分。QS6000 Asia Japan TrialsとIchinomiya Super Kids Challenge予選が開催予定。Super Kids Challengeの予選を勝ち残った選手は、5月4日、5日のファイナルデーへ勝ち上がります。

 

五輪史上初のサーフィン競技会場として承認された、今回の開催場所である千葉県一宮町の「釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)」で、世界最高峰のパフォーマンスを絶対に見逃すな!

 

 

開催日程 4月29日(月)~5月5日(日)
(28日ジャパントライアル)

会  場 一宮町釣ヶ崎海岸(通称 志田下ポイント)

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.jp/2019/icopen/