チャレンジャーシリーズ初日に、ケリー・スレーターとスナッパー・ワールド・チャンプがラインナップに登場

ケリー、オッキー、パーコ、ミック、ステファニーのワールドチャンピオンによるエクスプレッション・ヒート © WSL / Cait Miers

スナッパーロックス、クイーンズランド、オーストラリア(2024年4月27日土曜日)-スナッパーロックスは、2024年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ(CS)の第1戦、Bonsoy Gold Coast Pro presented by GWMの初日を迎えた。

 

 

オープニング・ラウンドでは、パーフェクトな2~3フィートの波がブレイクし、5人のワールド・チャンピオンと共に、ワールド・トップレベルの選手たちが、ゴールドコーストの大観衆の前でエピックなパフォーマンスを披露した。

 

スナッパー大会初日、次世代選手たちがスタンダードをセット

 

女子のラウンドオブ48のヒート2では、エウェレイウラ・ウォン(HAW)が際立ったパフォーマンスを披露。ウォンは、高速でテクニカルなスナップを連発し、エクセレントに近い7.87(10点満点)をスコア。ウォンはヒート・トータル13.84(20点満点)を記録し、2位で勝ち上がったヨランダ・ホプキンス(POR)を上回り、都築虹帆(JPN)とサフィ・ヴェット(NZL)は敗退となった。

 

「ここはとても美しい波で、レギュラーフッターの夢のようです。」と語ったウォン。「誰もいないときは本当に違いますね。実際に正しい波を選ばなければならないからです。すごくいい感じです。今週はずっとここでサーフィンをしていたので、やっと自分のウェイブを確保できて嬉しいです。」

 

ロージー・スマート(AUS)は、ゾーイ・マクドゥーガル(HAW)、元CTコンペティターの都筑有夢路(JPN)、モード・ル・カー(FRA)とラウンドオブ48で対戦。

 

ティーンエイジャーのスマートは、ヒート序盤にマッシブでクリティカルなバックハンドのリエントリーを連発し、エクセレントな8.50をマーク。残り時間が少なくなる中、スマートは波を見つけるのに苦労し、最終的にローレンジのスコアをマーク。2位にはフランスのル・カーが入り、マクドゥーガルと都筑は敗退となった。

 

ザーリ・ケリー(AUS) © WSL / Andrew-Shield
ザーリ・ケリー(AUS) © WSL / Cait Miers

 

Bonsoyゴールドコースト・プロのオープニング・ヒートに登場したキャバリタ出身のザーリ・ケリー(AUS)は、2ウェイブ・トータル14.77(20点満点)を記録し、女子ラウンドオブ48の中で最も高いスコアでラウンドオブ32進出を決めた。ケリーは、チャレンジャー・シリーズでの躍進を目指し、マニューバーにバリエーションを持たせ、スピードもありシャープだ。

 

「土曜の朝を飾るには良いスタートでした」と語ったケリー。「自分のヒートの前のヒートで良いスコアが出たので、どこで待てば良いか分かっていて、そこに着くとすぐにあのセットが入って6ポイントをゲットして、そのままパドルアウトして8へ繋げました。

 

スナッパーは常にダウンザラインしながらサーフィンする難しい波なので、波に乗ったらちゃんとターンするように自分に言い聞かせていました。ここにいることに満足しているし、1年を通して特定のイベントを選び、あまりシリアスに考えず、楽しんでいます」

 

バイロン・ベイのカイアス・キング(AUS)は、男子ラウンドオブ80のヒート7で素晴らしいレール・サーフィンを披露し、エクセレント・スコアを連発。ヒート・トータルは16.20と、これまでのイベント最高スコアを記録した。土壇場でワイルドカードを獲得したキングは、スナッパーロックスのロータイドのスクエア・ウォールをハードかつスピーディーにカービングし、プレッシャーを感じさせないサーフィンを披露した。

 

「波は最高ですよ」と語ったキング。「他に3人しかいない中でスナッパーでサーフィンできるなんて夢のようです。子供の頃の夢みたい。優先権を持っていて、パーフェクトな誰もいない波を見ていて、サーフィンしないと感じることなんて無理ですね。


ここ数年、椎間板の膨張による怪我で、かなりワイルドな日々を過ごしていました。ジェットコースターのような日々を過ごし、多くのことを学びました。

ここ数カ月は本当にハードなトレーニングを積んで、体調もすごくいい。このような波で、満員のギャラリーで埋め尽くされたビーチで戦えるなんて最高です。このためにサーフィンをやっているんです」。

 

ケリー・スレーターとスナッパー・ワールド・チャンプがラインナップに登場

 

この日の最終ヒートでは、ケリー・スレーター(USA)、そしてスナッパー・ローカルで同じワールド・チャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ミック・ファニング(AUS)、マーク・オクルーポ(AUS)ら5名の合計で24のワールド・タイトルがラインナップを占め、11度のワールド・チャンピオンと4度のゴールドコースト・プロ優勝のトリビュートとなるスーパー・セッションが行われた。

夕方の時間にもかかわらず、CTのファイナルよりもギャラリーが集まったという © WSL / Cait Miers

何千人ものファンがビーチに詰めかけ、5人のサーフィン・アイコンがパーフェクトな波をシェアし、チューブをメイクし、スナッパーの波を切り裂いた。

 

ケリー・スレーター © WSL / Andrew-Shield
ケリー・スレーター © WSL / Cait Miers
ケリー・スレーター © WSL / Cait Miers
ステファニー・ギルモア © WSL / Andrew-Shield
ステファニー・ギルモア © WSL / Andrew-Shield


「とても楽しかった」とギルモアは言った。「パーコがいい波をくれたし、彼らがここで自分たちのライディングをするのを見るのはとてもクールだった」とギルモア。
「ステフは、間違いなく僕ら4人全員に勝ったよ」とスレーターは言った。

 

 

詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。

Bonsoy Gold Coast Pro

Presented By GWM

Gold Coast, Queensland, Australia