現地時間2019年4月15 、ポルトガルの首都リスボンの南に位置するプライア・デ・カパリカでWSL男子QS3000「Caparica Surf Fest Pro powered by Oakley」がスタート。
大会初日はストーミーなコンディションで開幕。悪天候のなかで男子QSのラウンド1からスタートし、一旦オンホールド。午後から天候は回復するもオンショアが強まりジャンクなコンディションで再開。男子QSはラウンド2のH12まで行われた。
2019 Caparica Surf Fest Highlights: QS, Juniors, Men & Women, All Aboard the Caparica Surf Fest!
ポルトガル第2戦となる今回のイベントには、前回に引き続き日本選手が多数エントリー。本日はラウンド1から石川拳大、粟田海、上山キアヌ久里朱、ラウンド2から太田拓杜、加藤嵐、村上舜、古川海夕、粟田生、都筑百斗が登場した。
ラウンド1のH4の石川拳大は、バックハンドで5.33 をスコア。ヒートをリードするも後半に逆転されて2位へ。しかしラストウェイブもバックハンドの3マニューバーで4.77をスコアして逆転1位でラウンドアップ。逆に上山キアヌ久里朱は、ライトブレイクに的を絞り、フォアハンドで得点を重ねて4.33と4.60のアベレージスコアをまとめて2位でアップ。粟田海はラウンド1で敗退となった。
午後から再開されたラウンド2では、H5に石川拳大が登場。石川はじっくりと波を待ち、ファーストライドでバックハンドのソリッド・ターンで5.50をスコア。残り時間2分で再び素晴らしいバックハンドを披露して4.17をスコアして2位でラウンドアップを決めた。
H6には加藤嵐が登場。ヒート前半はフォアハンドのワンライドのみで、後半まで3位を強いられて追い込まれていた加藤。しかし残り時間3分を切ってバックハンドで 5.23をスコア。2位に浮上してラウンドアップを決めた。
H8では村上舜と古川海夕が同じヒートで対戦。ヒートはスローな展開で各選手が終盤まで1ライドのみ。古川は残り10分を切って掴んだライトブレイクでフォアハンドの2ビッグターンをメイクして6.27をスコア。
さらにバックアップを4.33としてヒートをリード。残り3分で3位を強いられた村上は終了ホーン寸前のラストウェイブで 4.77をスコアして2位に浮上して古川と村上がワンツフィニッシュで勝ち上がった。
都筑百斗は、スタートからバックハンドで4.73をスコア。更にバックハンドで際どいセクションに当て込む攻めのサーフィンを見せた都筑が6.90をスコア。下位選手の追い上げを振り切り、2位でラウンドアップを決めた。
ラウンド1から好調な上山キアヌ久里朱は、ファーストライドで5.67 、セカンドライドはバックハンドで5.77をスコアしてヒートをリード。更にフォアハンドのパワフルなビッグターンを2発決めて 6.17をスコア。そのままトップを維持して圧勝した。
太田拓杜、粟田生は惜しくもここで敗退となった。
明日ラウンド3が再開されれば、H5加藤嵐、H6石川拳大、H7村上舜、H8は日本人3名で新井洋人、田中大貴、古川海夕、H11大橋海人、H12上山キアヌ久里朱、都筑百斗、トップシードのラウンド4にはH4に安室丈、H6に稲葉玲王がクレジットされている。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2994/caparica-surf-fest-pro-powered-by-oakley