現地時間の2月19日(火)から開幕した、今シーズンのWSLサウス・アメリカ・リージョナルのオープニング・イベントとなるQS6000「Oiハング・ルーズ・プロ・コンテスト」は大会2日目が終了。
Highlights – Oi Hang Loose Pro Contest, day 1
大会初日はバレル・コンディションとなり、ラウンド1のH17までで終了。2日目の今日はサイズダウンするもクリーンなコンディションでラウンド2のH12までが終了した。
世界遺産にも登録された素晴らしい大自然に囲まれた、ブラジル本土の沖合に浮かぶ、フェルナンド・デ・ノローニャ島のカシンバ・ド・パードレで開催されるQS6000イベントには、ブラジルのトップ・サーファーを中心に、世界中からQSトップ・アスリートたちが集結。
本日のラウンド2には2度目のワールド・チャンピオンであるガブリエル・メディーナやジェシー・メンデスが登場。圧倒的な高得点をたたき出した。
今回のイベントに日本から大原洋人、稲葉玲王、安室丈、田中大貴、山中海輝の5名にコーチの田中樹が参加。本日はラウンド1のH21に安室丈と田中大貴、H24に山中海輝が登場。
安室丈と田中大貴が同じヒートで二人のブラジリアン選手と対戦。先攻された安室と田中だったが、じっくりと波を選んだ田中がオープンフェイスのライトをメイク。アベレージスコアを揃えていく。
優先権を持って掘れたセットのライトをつかんだ安室は、ファーストマニューバーでフォアハンドのビッグリエントリーをメイク。5.77をスコアしてヒートを開始。さらに4.07をスコアした安室はトップに躍り出る。
残り10分を切って4位を強いられた田中。優先権を持ち、フォアハンドで4.93をスコア。続けて5.03をスコアし2位にアップ。安室丈は、5.77をでリードを広げ、安室と田中がワンツーフィニッシュでラウンドアップを決めた。
ライトブレイクに的を絞り、チャージを繰り返した山中海輝。 深いボトムターンからクリティカルなポジションでソリッドなターンを繰り出す。バックハンドでもリバースをメイク。残り時間5分を切って3位だった山中は、タイトなフォアハンドのターンを決めて大逆転し、アメリカのマイケル・ダンフィーに次いで2位でラウンドアップを果たした。
トップシードが登場するラウンド2から出場の大原洋人はH18、稲葉玲王はH19にクレジット。本日勝ち上がった、安室丈がH21、田中大貴がH22、山中海輝がH23にクレジットされている。世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
ネクストコールは現地時間の 2019年2月21日7時、日本時間の 2019年2月21日19時。
http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2945/hang-loose-pro-contest