世界最大の波情報サイトである「サーフライン」が開催するWOTW(「O’Neill Wave of the Winter powered by Surfline」)は、11月からの4ヶ月のウインターシーズンにおいて、ハワイのオアフ島ノースショアで、シングル・ベスト・ウェイブをメイクしたナンバー1サーファーを決定するビデオ・コンテスト。
そのWOTWにおいて、「Da Hui Backdoor Shootout」で史上初となるパーフェクト12ポイント・ライドの大会最高得点を叩き出した松岡慧斗の神風ライドが、読者投票による1月のマンスリー・ベスト・ライドに選ばれ1000ドルを獲得した。
3月上旬には総合のトップ10が発表され、その後に優勝者が発表される。総合優勝者の賞金は25,000ドル。
SURFER「Clips of the Month」のナンバー1にも選出された。
また、この松岡のパーフェクトライドは、サーファーマガジンのウェブサイトでもジョーズのカイ・レニー、パイプラインのベンジ・ブランドによる強烈なバレル・ライドを抑えて、1月の「Clips of the Month」のナンバー1にも選出された。
ハワイから帰国した足で、横浜で開催中のインタースタイル展示会に姿を現した松岡慧斗は「あの後、体が震えちゃいました。神がかった空間でした。信じられない感じですね。感謝しかないです。もうやれることはやったって感じです。WOTWで上位に残ったサーファーはハワイにいなければならないので、その発表のために直ぐハワイに戻る予定です。」とコメント。
また松岡はSNSでも、このライドに関して「スープに3つの顔が見えませんか? 僕はこの波がチーム・ドロップアウト・サーフボードから届いた気がするんです。それは自分のサーフィン・ルーツ。自分の奥さんともドロップアウトで出会ったんです。信じられないような瞬間。『エドさん、Kinochan、Yonoboy』。Rest in peace boss & big brothers パイプラインは僕たちをいつもスピリチュアルにしてくれます。全てに感謝です」
昨年も1月のマンスリーではトップを獲得しながらも総合優勝を逃した松岡。今シーズンこそはトップを取れるか?
ジャッジ基準:
–波のサイズ(25%);
– マニューバーのの難易度(25%);
–スタイル (25%); and
–全体的なヘビーさ(25%).
WOTWのウェイティング・ピリオドは2月28日までで、3月の上旬にはトップ10が発表され、最終選考は読者投票ではなくジャッジ・パネルによる厳正なる審査が行われ、勝者が決定する。松岡のライディングがトップとなるか注目したい。