今年サンディエゴで開催のANOCワールドビーチゲームズの正式競技にショート&ロングボード決定。

国際サーフィン連盟・インターナショナル・サーフィン・アソシエーション(ISA)は 、2019年5月26日から6月2日まで、「ISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップ(WLSC)」をフランスのビアリッツで開催することを発表した。

 

昨年の大会は中国海南島で行われた。PHOTO: ISA / Sean Evans

 

昨年は、2018年1月に中国・海南島で開催され、22ヶ国の71名のアスリートが個人メダルとチーム・ワールド・チャンピオンシップ・トロフィーを目指して戦った。今年も男女同じフォーマットで開催予定で、各国とも男女2名づつのチームで競い合う。

 

今回の会場となるビアリッツのコート・デ・バスクは、フランス国内だけでなくヨーロッパ全体のサーフィンの発展において歴史的な役割を果たしてきたエリア。1957年のヨーロピアン・サーフィン発祥地と考えられて、コート・デ・バスクの長くてメローな波はロングボード・サーフィンの象徴的なスポットとなり、それは何年にもわたって多くの世界的なロングボード・コンテストを主催してきた。

 

昨年の海南島大会では、女子の田岡なつみが日本初の表彰台に登り4位入賞。男子の浜瀬海が6位となり国別7位と好成績を残し、2019年はさらに上位を目指す!

 

 

 

 

ANOC World Beach Games はビーチで開催されるオリンピック。

 

また、国際オリンピック委員会に承認されている国内オリンピック委員会(NOC)が加盟するスポーツ組織である、ANOC(国内オリンピック委員会連合)が主催する、2019年10月サンディエゴのミッションビーチで開催のANOCワールドビーチゲームズに於いて、サーフィンのショートボードとロングボードが正式競技として決定。更にこのISAロングボード世界選手権のフランス大会が選考大会となることが決まった。

 

この2019年10月10〜14日に南カリフォルニアのサンディエゴ・ミッションビーチで開催される「ANOCワールドビーチゲームズ」は、トライアスロン (アクアスロン)、バスケットボール (3X3)、BMX、スポーツクライミング(ボルダリング)、ビーチハンドボール、空手、セーリング(Kitefoil Racing)、スケートボード(パーク)、ビーチサッカー、サーフィン(ショートボード&ロングボード)、水泳(オープンウォーター5km)、ビーチテニス、ビーチバレー( 4×4)、ウォータースキー (Waterski Jump&Wakeboard)、ビーチレスリングという合計17の分野を含む15のスポーツが行われる予定。

 

 

ショートボード男女32名、ロングボード男女16名。

 

 

ワールドゲームズは「第2のオリンピック」とも言われる国際総合競技大会で、その中のワールドビーチゲームスは海とビーチで繰り広げられるウォータースポーツ/アウトドアスポーツに特化した初の世界大会となる。

 

サーフィン種目を統括するISAは、「ANOCワールドビーチゲームズ」の出場選手枠ショートボード男女とも32名、ロングボード男女とも16名を既に発表している。http://www.isasurf.org/anoc-world-beach-games/

 

ショートボード32名の内訳は、2018年に日本で開催された「2018 ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」から17名(上位6チームから各2名づつ、7〜11位までのチームから1名づつ)2018年WSL-QSランクから7名、2018 PASA Gamesパンアメリカン・サーフィン・チャンピオンシップのトップ2チームから2名、2018のWSGのアフリカ・トップ1名、2018のWSGのアジアトップ1名、2018のWSGのヨーロッパ・トップ2名、2018のWSGのオセアニアトップ1名、招待枠1名。

 

ロングボード16名の内訳は、2019年のISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップ(WLSC)から8名(上位3チームから2名ずつ、4〜5位までのチームから1名)、2018 WSLロングボード・ツアーのトップ2名、2018 PASA Gamesパンアメリカン・サーフィン・チャンピオンシップのトップ・チームから1名、2019のWLSCのトップ・アフリカから1名、2019のWLSCのトップ・アジア1名、2019のWLSCのトップ・ヨーロッパ1名、2019のWLSCのトップ・オセアニア1名、招待枠1名。

 

要するにショートボード32名は、2018年日本で開催された「2018 ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」からが中心で、ロングボード16名は、今年フランスで開催されるISAワールド・ロングボード・サーフィン・チャンピオンシップ(WLSC)が中心で出場選手が決定することとなる。但しNOCごとのアスリート最大数割当てはショート、ロングとも男子2名女子2名。日本から誰が出場するかなどは今後発表されてくるだろう。

 

ショートボードより、競技志向と相反するライフスタイルの色が濃く出るロングボード。今回の東京オリンピックではショートボードのみが対象となっていたが、ISAロングボード世界選手権のフランス大会が選考大会となり、今シーズンは競技としてのロングボードも盛り上がりを見せてきそう。日本ではまずISAロング世界戦の代表選考などが今後注目となってくる。

 

 

Mission Beach

  1. Shuttle Area
  2. Cultural Festival & Sponsor Area
  3. Police / Fire / Medical
  4. Athlete’s Village
  5. Warm Up & Competition
  6. Broadcast Media Hub 1
  7. Skateboarding
  8. Basketball 3×3
  9. Sport Climbing – Bouldering
  10. Sponsor / Vendor Area 1
  11. Food & Beverage Area 1
  12. Merchandise / Vendor Area
  13. Wakeboard / Water Ski Course
  14. Karate / Wrestling
  15. Handball
  16. Soccer
  17. Volleyball
  18. Tennis
  19. Soccer Finals
  20. Volleyball Finals
  21. Surfing / Kiteboarding
  22. Surfing / Kiteboarding Judging
  23. Open Water Swim 5k
  24. Broadcast Media Hub 2
  25. Ops Hub 2
  26. Food & Beverage Area 2
  27. Sponsor / Vendor Area 2
  28. Sponsor / Vendor Area 3
  29. Ops Hub 1
  30. Aquathlon