VOLCOM PIPE PRO 2019は現地1月29日からウエイティング開始。巨大なパイプにサムライたちが挑む

今年10周年を迎えるQS3000イベント「VOLCOM PIPE PRO」が、いよいよ現地時間1月29日から2月10日までの14日間のウエイティング期間で、ハワイ・オアフ島ノースショアのバンザイ・パイプラインにおいて開催される。

 

毎年、素晴らしい波で激しいチャージを見せてくれるパイプのスペシャリストたち。昨年のイベントでは、ハワイアンのジョシュ・モニーツが優勝し、今年もスター揃いのラインナップをリードする。

 

そして2度のパイプ・プロ準優勝のジェイミ・オブライエン、予測不可能なコンペティターであるメイソン・ホー、18才のバロン・マミヤ、元イベント勝者で2019CTルーキーのソリ・ベイリー。そして元CTコンペティターであるダスティー・ペインといった注目選手が多数出場する。

 

残念ながら今回のエントリーリストには、ケリー・スレーターやジョン・ジョン・フローレンスの名前はない。

 

 

ハワイのジョシュ・モニーツ WSL / Keoki Saguibo

 

「今年、ボルコム・パイプ・プロにディフェンディング・チャンピオンとして出場できるなんて信じられない感じです」とモニーツは言った。

 

「パイプのイベントに出場するのは、通常のコンテストのように勝つことを目指して出場するのとは違うんです。できるだけ多くの波に乗って楽しみたいだけ。2連覇は狙いますが、QSフル参戦する今シーズンを前に多くのバレルを掴んでおきたいんです。昨年、弟のセスがQSを突破してCTへクオリファイしました。僕もセスと同じく目標を遂げたいんです。彼のCTでの活躍が僕を奮い立たせてくれると思います。」

 

Dusty is back. Photo: WSL / Keoki

 

昨シーズンのバックドアで酷いワイプアウトで復帰不可能かと思われるほどの重傷を負った、元CTコンペティターのダスティ・ペインは、不屈の精神で昨年末のパイプ・インヴィテーショナルでパイプラインに復帰。そして今年フルQS参戦するダスティー・ペインは、やり残した仕事を果たすためにパイプライン・アリーナに再び戻る。

 

また、今シーズン開幕から嬉しいニュースが続いている侍サーファー達。このボルコム・パイプにも多くの侍達が今年も参戦。トップシードのR64から日本人唯一の稲葉玲王、R96から安室丈、大橋海人、R128から西慶司郎、太田拓杜、西優司、脇田泰地佐藤魁、R144に脇田貴之がクレジットされ、Alternateには大野修聖、松岡慧斗、松永大輝、金沢呂偉、鈴木仁の名前が。

 

このサーファーの聖地と呼ばれるノースショアに毎年通い続けるサムライたち。今シーズンもサムライの熱い魂が宿る素晴らしパフォーマンスを見せてくれ! 世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!

 

LIVE配信はこちらよりご覧になれます。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2941/volcom-pipe-pro

https://www.volcom.com/blogs/campaigns/volcom-pipe-pro