12-15フィートのサンセットで安室丈7位、金沢呂偉13位。コーディ・ヤングがサンセットオープンでQS初優勝。

QS初優勝のコーディ・ヤング WSL / Mike Chlala

現地時間2019年1月24日木曜日、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ハワイの初戦となるQS1,000「サンセット・オープン」が、ハワイ・ノースショアのサンセットビーチで終了。マウイのコーディ・ヤングが、12-15フィートのサンセットを制し、QS初優勝を飾った。

 

 

ファイナルでヤングは、昨年のイベント勝利者で同じマウイのビリー・ケンパー、2017年のサンセット・オープン勝者ジャック・ロビンソン、2018年HICプロ・チャンプであるキロン・ジャボーという3名とサンセットで優勝経験のある強豪と対戦。

 

コーディ・ヤング WSL / Mike Chlala

 

初のQSファイナリストとなったヤングは、パーフェクトに近い9.10と8.67を連続でスコアし、申し分のない17.77のヒート・トータルを記録。ヤングは一日中勢いを続け、そして最後のファイナル・パフォーマンスでベストを披露した。

 

「10歳の時からサンセットでサーフィンしてきました。だからサンセットで初のファイナル進出を果たし、優勝できたことは世界を意味します」とヤングは言った。

 

コーディ・ヤング WSL / Mike Chlala

 

「多くのビッグ・ファイナルを戦ってきましたが、今回のように上手くいったファイナルはありませんでした。昨年優勝したビリーがファイナル進出していたので、自分は高得点を出さなければと思っていました。ジャックもサンセットでは素晴らしい結果を残しているし、キロンも10月にここで優勝していたので自分は勝ち目がないと思っていたんです。」

 

「間違いなく今年の良いスタートになりました。そして今シーズンに向けて多くの自信を持てました」と、ヤングは続けた。 「より高いレイティングのイベントに自信を持って参加して、最終的にはCTにクオリファイできればいいですね。」

 

今回のビッグ・サンセットで行われた試合でファイナルデイまで勝ち上がった日本選手4名。ラウンド4のH1に渡辺寛、H7に大橋海人と金沢呂偉、H8に安室丈が出場。金沢呂偉と安室丈の四国ペアがクオーターファイナル進出を決めた。

 

金沢呂偉 サンセット photo:naoichi kanazawa

 

クオーターファイナルでは同じヒートを戦った安室丈と金沢呂偉。ジャック・ロビンソンとイアン・ウォルシュを相手に善戦。僅差の戦いとなったがインサイドまでしっかりとしたターンで繋ぎ、フィニッシュを決めた安室が6.87をスコアしバックアップ4.17で2位でラウンドアップ。金沢はビッグセットにチャージし6.67をスコアするもバックアップが見つけられずに惜しくも4位敗退となった。

 

 

View this post on Instagram

 

JOE AZUCHIさん(@joe_azuchi)がシェアした投稿

安室丈もセミファイナルでは惜しくも4位敗退したが、このコンディションのサンセットでファイナルデイまで勝ち上がり、チャージを続けた2名のジュニア・サーファーに賞賛の言葉を送りたい。

 

 

世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2019/mqs/2934/sunset-open