2018年サーファー・アワードでジョン・ジョンが5年連続、アラナが返り咲き2度目の受賞。

2018 SURFER Poll winners, Alana Blanchard and John John Florence. Photo by Grant Ellis

ハワイ・ノースショア・タートル・ベイ 、現地時間2018年12月6日(日本時間は12月7日)米サーファー・マガジンの読者投票による、今年の人気ナンバーワン・サーファー を決定する「2018 SURFER  Awards」の表彰式が、今年もハワイ、オアフ島ノースショアのタートル・ベイ・リゾートで開催された。

 

このアワードは、男女別人気サーファートップ10を読者投票で決めるサーファーポールに加え、ムービーやパフォーマンスなど数々の部門ごとに年間でのナンバーワンを決定するもの。

 

今回は、今シーズンは怪我のためコンテストでは活躍することが出来なかったジョン・ジョン・フローレンスが5年連続で不動の地位を築いた。

 

一方で女子は、妊娠出産からシーズン最終戦で試合復帰して、素晴らしいパフォーマンスを見せた、元祖セクシー・サーファーのアラナ・ブランチャードが2013年振り2度目のナンバーワンをゲット。

 

この結果は活躍したサーファーを讃えるものではないので、アラナが今年一番活躍したのかというとそうではないが、夫のジャック・フリーストーンもケリーを抑えて2位となるなど、ネット上ではふたりの結果に対する不審の意見も飛び交っている。

 

過去の結果がケリーやジョンジョン、カリッサやステファニーといったワールドタイトルを獲得したサーファーなど、コンペで活躍したサーファーが中心となっていたイベントだけに、この結果を受け入れない視聴者も多いようだ。

 

ただ下の結果で分かるように、このイベント自体がコンペティションというよりは、それ以外でのサーファーたちの活躍へとシフトしているように感じるので、時代を反映した結果というところなのかもしれない。

 

 

MOVIE OF THE YEAR: “Never Town”

BEST SHORT: “Octopus Video No. 4: チッパ・ウィルソン”

BEST SERIES: “The Search”

BEST PERFORMANCE: ジョン・ジョン・フローレンス in “Space”

BEST FEMALE PERFORMANCE:
ベサニー・ハミルトン in “Bethany Hamilton: Unstoppable”

BEST DOCUMENTARY: “Andy Irons: Kissed by God”

BEST MANEUVER: ノア・ディーン in “Head Noise”

BEST BARREL: ネイザン・フローレンス, Backdoor

HEAVY WATER: ルーカス“Chumbo”チアンカ

A.I. BREAKTHROUGH PERFORMER: キャロライン・マークス

A.I. BREAKTHROUGH PERFORMER: セス・モニーツ

AGENT OF CHANGE: 4ocean

 

MEN’S SURFER POLL:

1. ジョン・ジョン・フローレンス
2. ジャック・フリーストーン
3. ケリー・スレーター
4. フィリーペ・トリード
5. ガブリエル・メディーナ
6. ジュリアン・ウィルソン
7. ミック・ファニング
8. デーン・レイノルズ
9. グリフィン・コラピント
10. アンディ・アイアンズ

WOMEN’S SURFER POLL:

1. アラナ・ブランチャード
2. ベサニー・ハミルトン
3. ステファニー・ギルモア
4. ココ・ホー
5. カリッサ・ムーア
6. レイキー・ピーターソン
7. タイラー・ライト
8. セージ・エリクソン
9. キャロライン・マークス
10. コートニー・コンローグ

 

https://www.surfer.com/features/the-2018-surfer-award-winners-are/