ハレイワ、オアフ/ハワイ―(2018年11月16日金曜日)VANSトリプルクラウン開幕戦WSL-QS10000「ハワイアン・プロ」は大会4日目。本日は再びサイズアップする中でラウンド3のH9から再開。その後ラウンド4が8ヒート行われ、ベスト16が決定した。
2018 Hawaiian Pro – Day 4 Highlights | Triple Crown of Surfing | VANS
18年間、WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)を戦い続けてきたベテランであるジョエル・パーキンソン(AUS)は、今シーズンでの引退を表明した。彼は3度のトリプルクラウンに輝き(‘08、’09年、’10年)、ハワイのイベントで何度も優勝経験があるレジェンドだ。
今日のシフトするハレイワのラインナップでも、パーキンソンはエリート・ステイタスのサーフィンを披露して、ラウンド3とラウンド4で圧倒的な勝利を収めた。
「トリプルクラウンは、僕にとって、常に特別な存在だった」と、パーキンソンは言った。「たくさんサーフィンをしてきて良い思いをさせてもらいました。トリプルクラウンはほんのわずかな幸運と多くの素晴らしいサーフィンを必要とするので、上手くやれて、自分に運があれば、トリプルクラウンに向けて戦い続けられると思う。」
初のワールド・タイトル獲得の可能性を持っている昨年のハワイアン・プロ・ディフェンディング・チャンピオンであるフィリーペ・トリード(BRA)は、気合いのサーフィンを披露し、ラウンド4で19.10 というパーフェクトに近いヒートトタールをスコアした。
彼は2つのクリティカル・ターンでエクセレントの9.50をスコアしてヒートを開始。凄まじいカットバックからクローズアウトのセクションでのドラマティックなフィニッシュ・マニューバーで9.60をスコアして圧倒的な勝利を手に入れた。
「昨年はパイプのためにサンセットをスキップしましたけど、今年はフルタイムで参戦するつもり。準備万端といった感じです。パイプが楽しみですね。期間中にスウェルが我々のためにショーアップすることを願ってます。パーフェクトなコンディションで試合ができれば、素晴らしいバレルになって、パーフェクトなパフォーマンスができますからね。」と、トリードは続けた。「僕は現在のポジションに本当に満足です。エキサイティングな試合になりそうですね。」
ラウンド4に登場したカノアは、スタートからビッグセットにテイクオフするも前が潰されてショートライド。すかさずインサイドでセカンド・ウェイブを掴み、クリティカルな2ターンで3.17をスコアしてヒートを開始する。
ジェシー・メンデスがヒートのベストウェイブをキャッチし、バックハンドによるソリッドなビッグターンの4マニューバーで8.33のエクセレントをスコア。ヒートをリードした。
カノアは再びアウトからビッグセットをキャッチ。深いボトムターンから太いトラックを刻みオフザトップで決めるも着地に失敗しワイプアウト。4位を強いられたカノアはチャージを繰り返すもワイプアウトが続く。
残り5分を切っても4位のままのカノアはニード5.69。アンダープライオリティでクローズ気味なライトにテイクオフ。フローター気味のホワイトウォーターへのアプローチから、際どいセクションでテールを激しく蹴り出すソリッドターンで6.33をスコア。逆転に成功して2位に浮上する。
最後は優先権を使い、クローズセクションでのビッグリエントリーを成功させて7.17をスコア。1位のメンデスに及ばずもリードを広げて2位でクオーターファイナルへ勝ち上がった。
予報では、来週はどんどんサイズダウン傾向なので、今日よりはサイズは落としそうだが明日がファイナルデイとなる見込み。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2845/hawaiian-pro
http://www.vanstriplecrownofsurfing.com/hawaiianpro2018
Hawaiian Pro Results
Athletes listed in 1st through 4th
Round 4 (1st and 2nd advance, 3rd = 17th place, 4th = 25th place
H1: Bino Lopes (BRA), Mateus Herdy (BRA), Ethan Ewing (AUS), Michel Bourez (PYF)
H2: Jesse Mendes (BRA), Kanoa Igarashi (JPN), Finn McGill (HAW), Mason Ho (HAW)
H3: Filipe Toledo (BRA), Seth Moniz (HAW), Peterson Cristano (BRA), Connor O’Leary (AUS)
H4: Ricardo Christie (NZL), Miguel Pupo (BRA), Barron Mamiya (HAW), Willian Cardoso (BRA)
H5: Leonardo Fioravanti (ITA), Patrick Gudauskas (USA), Italo Ferreira (BRA), Ryan Callinan (AUS)
H6: Deivid Silva (BRA), Jake Marshall (USA), David Van Zyl (ZAF), Ezekiel Lau (HAW)
H7: Jack Robinson (AUS), Jordy Smith (ZAF), Reef Heazlewood (AUS), Michael February (ZAF)
H8: Joel Parkinson (AUS), Soli Bailey (AUS), Dion Atkinson (AUS), O’Neill Massin (PYF)
Round 3 (1st and 2nd advance, 3rd = 33rd place, 4th = 49th place)
H9: Italo Ferreira (BRA), Jake Marshall (USA), Tanner Hendrickson (HAW), Evan Geiselman (USA)
H10: Patrick Gudauskas (USA), David Van Zyl (ZAF), Joan Duru (FRA), Victor Bernardo (BRA)
H11: Deivid Silva (BRA), Leonardo Fioravanti (ITA), Kolohe Andino (USA), Torrey Meister (HAW)
H12: Ezekiel Lau (HAW), Ryan Callinan (AUS), Kiron Jabour (HAW), Alex Ribeiro (BRA)
H13: Jack Robinson (AUS), O’Neill Massin (PYF), Conner Coffin (USA), Jadson Andre (BRA)
H14: Michael February (ZAF), Dion Atkinson (AUS), Sebastian Zietz (HAW), Dusty Payne (HAW)
H15: Joel Parkinson (AUS), Reef Heazlewood (AUS), Stu Kennedy (AUS), Yago Dora (BRA)
H16: Soli Bailey (AUS), Jordy Smith (ZAF), Alejo Muniz (BRA), Cooper Chapman (AUS)