現地時間で2018年10月27日からアメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで開幕した「VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」は大会2日目が終了。大会初日はオープニングセレモニー終了後に男子のヒートがスタート。2箇所に分かれてダブルバンクで試合を進行。
日本人選手のトップバッターとなったU16の伊東李安琉は、レフトブレイクで6.5、7.43のベスト2をまとめ1位でラウンドアップした。
大会2日目は、男子U18のラウンド1のH12からH32までと女子U18のラウンド1のH1からH18までを第1会場で。第2会場では男子U16のラウンド1がH32まで、女子U16のラウンド1はH20まで行われた。
男子U18のラウンド1のH12に登場した上山キアヌ久里朱は、オープニングライドでレフトブレイクをキャッチ。バックハンドで6.67をスコア。昨年U16で銅メダルを獲得し、2年連続で個人メダルを狙う上山キアヌ久里朱は、ヒート終盤にも狙い澄ましたシャープなバックハンドで7.33をスコア。圧倒的なサーフィンでラウンド1を勝ち上がった。
「最初の5分で2本決めたいと思っていました。今回はキャプテンを任されたので、自分が最初に良い流れをつけれて良かったです。」と、上山がコメント。
H21の安室 丈はヒート終盤まで3位を強いられ、ヒヤヒヤさせられたが、最後に続けて2本揃えて2位でラウンドアップ。
H24の森 友二は、ヒート終盤に6.0、6.01をスコアして1位でラウンドアップ。「波数が少なかったから、アウトで割れる波乗って、インサイドでバックアップをスコアする作戦でした。この試合は絶対優勝したいので応援お願いします」と、森友二が言った。
女子U18でラウンド1のH4に登場した昨年の大会では6位となった川合美乃里は、オープニングライドで5.00、ラストウェイブで5.17をスコアして、1位でラウンドアップ。「ラウンド1だけは15ヒートで波数も少なかったので、最初の波が来たら乗ろうと思っていました。次のラウンドでは良い波乗って良いサーフィンするので応援お願いします。」とコメント。
中塩佳那がイベント最高得点をマーク。
第2会場で行われた男女アンダー16のラウンド1では、女子U16のH4で中塩佳那が、ここまでのイベント・ハイエスト・ヒート・トータル17.44をマーク。彼女のトップスコア9.17は、ハワイの男子U18のコール・フライと同スコアで本日のトップスコアとなった。昨年の大会でもU-16ガールズで出場した中塩佳那 は9位となっており、今回はさらに上位を目指す。
H20の脇田紗良も7.77のトップスコアを5.67でバックアップして1位でラウンドアップ。男子U16のH21平原 颯馬とH24金沢 呂偉も1位でラウンドアップを決めた。
女子U18のラウンド1のH20西元ジュリ、H24野中美波、女子U16のラウンド1のH24松田詩野のヒートは明日開催予定。明日は第1会場で、女子U18のH19からH24まで。そのあと男女 U16のラウンド2がH1から10までが行われる予定。第2会場では、女子U16のラウンド1のH21 からH24まで、そのあと男女U18のラウンド2が行われる予定。
昨年の大会ではホスト国として大活躍を見せた波乗りJAPAN。今年9月に愛知で行われたWorld Surfing Gamesでの日本初の団体金メダルに続き、今大会でも金メダルを日本に持ち帰って欲しい。がんばれ!日本!
2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
開催地 ハンティントンビーチ カリフォルニア Huntington Beach,California
開催日 2018年10月27日~11月4日(現地時間)
<波乗りJAPANジュニア派遣選手>
・U18Boys 安室丈、上山キアヌ久里朱、森友二
・U18Girls 川合美乃里、西元ジュリ、野中美波
・U16Boys 伊東李安、金沢呂偉、平原颯馬
・U16Girls 中塩佳那、松田詩野、脇田紗良