波乗りジャパン、暫定で単独1位。アロハカップ決勝進出。VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権大会

アロハカップで決勝進出を決めた波乗りジャパン Sean_Evans

ハンティントン・ビーチ、USA、2018年11月2日-アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで開催中の「VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」大会7日目は、サイズダウンと波数が減り厳しいコンディションとなった。

Japan Narrowly Claims Pole Position Atop Rankings with Eyes on First Juniors Team Title

大会会場。Sean_Evans
大会会場。Sean_Evans

本日は、リパチャージとアロハカップの日で、男子U18の上山キアヌ久里朱、安室丈、女子U18の野中美波、女子U16の松田詩野、脇田紗良の試合なし。しかし、リパチャージが進み、チーム・ジャパンが単独トップに躍り出た。僅差であるが2位に チームUSA、チーム・ハワイが3位、オーストラリアが4位という状況。

安室丈 ISA_Ben_Reed
安室丈・アロハカップ ISA_Ben_Reed
安室丈 Sean_Evans
安室丈・アロハカップ Sean_Evans

また本日はチームリレーのアロハカップのセミファイナルが行われ、日本チームは上山キアヌ久里朱、安室丈、松田詩野、中塩佳那が出場。アンカーの安室が高得点を連続でスコアして3位から2位に浮上。ハワイに次いで2位で明日の決勝へ勝ち上がった。明日の決勝ではアメリカ、フランス、ハワイ、日本の4カ国がメダルを賭けて戦う。

上山キアヌ久里朱 ISA_Ben_Reed
上山キアヌ久里朱・アロハカップ ISA_Ben_Reed
松田詩野・アロハカップISA_Ben_Reed 
松田詩野・アロハカップISA_Ben_Reed

 

 

森友二 Sean_Evans
森友二 Sean_Evans

BOYS U18 – REPECHAGE 6 – HEAT 4
森友二は、強敵アメリカのコール・ハウシュマンドに先制されるも、ヒート後半にセットのライトブレイクをキャッチ。アウトサイドのリエントリーからインサイドまで繋ぎ、クローズセクションもきっちりとメイク。6.77をスコア。さらにバックアップを6.50として2位でラウンドアップを決めた。

森友二 Sean_Evans
森友二 Sean_Evans

リパチャージ7ではスーパースムースなサーフィンで先攻した森友二だったが、クロスヒートで4位を強いられた。しかしヒート終盤にバックハンドで7.50という高得点をマークしてトップへ。さらに7.37をスコアするも、再び逆転されてペルーの選手に次いで2位でラウンド。明日に繋いだ。

川合美乃里  ISA_Ben_Reed
川合美乃里  ISA_Ben_Reed

GIRLS U18 – REPECHAGE 5 – HEAT 2
潮が上げてバックウォッシュが入る厳しいコンディションで、川合美乃里は、スタートからレフトブレイクをキャッチして3.17をスコア。続けてバックハンドでクリティカルなポジションでのビッグターンをメイクして7.00という高得点をマーク。ヒートをリードする。イスラエルのアナット・レリオーがヒートスコア11.34をマークしてトップへ。川合は最後までチャージを続けてバックアップを3.97と塗り替え、2位でラウンドアップを決めた。

続けて行われたリパチャージ6で川合美乃里は、優先権を持ったまま波を待ち続け、残り10分を切ってレフトで4.67、ライトで4.70を続けてスコアするも惜しくもここで敗退。今回は16位でフィニッシュとなった

西元ジュリ ISA_Ben_Reed
西元ジュリ ISA_Ben_Reed

GIRLS U18 – REPECHAGE 5 – HEAT 3
西元ジュリ はオープニングライドでフォアハンドのカーヴィング・コンビネーションで5.33をスコアして素晴らしいスタートを切る。セカンドウェイブでは、レフトブレイクをキャッチ。コントロールされたバックハンドで6.83をスコアしてトップに躍り出る。さらにバックアップを5.77に塗り替えてトップを独走。最後にフランスの選手に逆転されるも2位でラウンドアップを決めた。

西元ジュリ ISA_Ben_Reed
西元ジュリ ISA_Ben_Reed

リパチャージ6でもヒートのベストスコア7.50をスコアして1位で勝ち上がった西本ジュリは、リパチャージ7でザーリ・ケリー、ケアラ・トモダ-バナートと対戦。ハワイのケアラに先行されるも西本もスタートから4.60、さらに6.67をスコアしてトップに躍り出る。ヒート後半に入り、ケアラがハイスコアを連発して逆転。しかし西本もライトブレイクでカーヴィングのコンビネーションで7.17をスコア。トップに躍り出てラウンドアップを決めた。

 

 

第2会場で行われた男子U16リパ5では、金沢呂偉が8.00のエクセレントを含む、14.67のヒートトータルをマークし1位でラウンドアップ。伊東李安琉も2位でラウンドアップ、平原颯馬は6.50をスコアするもバックアップが見つけられず4位となりここで敗退、今回は29位でフィニッシュとなった。

 

リパチャージ6でも金沢呂偉が1位で、伊東李安琉が2位でリパチャージ7へ勝ち上がった。

 

中塩佳那はリパ4を2位で、リパ5を1位でラウンドアップし、リパチャージ6まで勝ち上がったが、そこで惜しくも3位で敗退。13位でフィニッシュとなった。

 

 

明日からは第1会場のみで開催。男女18&16のラウンド5が行われ、そのあとは男女18&16のリパチャージが8、9が行われ、最後にアロハカップ決勝が行われる予定。日本チームの出番は以下の通り。

 

day8

 

・男子U18 上山キアヌ久里朱、安室丈R5-H2、森友二リパ8-H2
・女子U18 野中美波R5-H2、西元ジュリ リパ8-H1、川合美乃里16位、
・男子U16 伊東李安琉リパ7-H1、金沢呂偉リパ7-H2、平原颯馬29位、
・女子U16 松田詩野R5-H1、脇田紗良R5-H2、中塩佳那13位、

 

 

昨年の大会ではホスト国として大活躍を見せ総合3位となった波乗りJAPAN。また今年9月に愛知で行われたWorld Surfing Gamesでは日本初の団体金メダルを獲得。今大会でも輝く金色のメダルを日本に持ち帰って欲しい。がんばれ!日本!

 

 

2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
開催地 ハンティントンビーチ カリフォルニア Huntington Beach,California
開催日 2018年10月27日~11月4日(現地時間)

 

Home