U18上山、安室、森、野中、U16松田、脇田が4回戦進出。VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権

ハンティントン・ビーチ、USA、2018年10月31日 アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチで開催中の「VISSLA ISA 世界ジュニアサーフィン選手権」は大会5日目。本日は、第1会場で男女18&16ともラウンド3が行われ、第2会場では男女U18のリパチャージ2、男子U18リパ3、女子U16リパ2が行われた。

 

大会4日まで全員リパチャージに回らずに勝ち上がっていた日本チームだったが、5日目にして、男子U18の3名全員がトップ通過を果たすも、女子U18ではトップ通過の野中美波以外の2名はリパへ。男子U16は3名全員がリパへ。U16女子は脇田、松田が2位でラウンドアップしたが、中塩はリパへ回った。

 

とはいえ波乗りジャパンは、アメリカ、オーストラリア、ブラジル、フランスとともに、イベントから消えた選手がいないため、同率の1位をキープ。このままの勢いでリパに回った選手もここからの巻き返しに期待したい。波乗りジャパンにとって、ここからが戦いだ。

 

男子U18

上山キアヌ久里朱 ISA_Ben_Reed
上山キアヌ久里朱 ISA_Ben_Reed

BOYS U18 – ROUND 3 – HEAT 4
上山キアヌ久里朱はレフトブレイクのビッグセットをキャッチし、バックハンドでソリッドなビッグターンで6.40をスコアし好スタートを切る。アメリカ選手である渡部太郎も6.50をスコアする。上山はバックアップを3.57としてリードを広げる。ヒート後半に渡部が4.67をスコアしてトップへ。しかし終盤に入り上山は再びバックハンドでリエントリーを決めて6.07をスコアし逆転。トップでラウンドアップを決めた。

安室丈 Sean_Evans
安室丈 Sean_Evans

BOYS U18 – ROUND 3 – HEAT 5
安室丈はオープニングライドでクリーンなライトブレイクで4.83をスコアしヒートを開始。そして、安室はセカンド・ウェイブでバックハンドでフィンフリーのソリッドターンをメイク。インサイドのクローズセクションまで繋げて8.33のエクセレントをスコア。ヒートをコントロールしトップでラウンドアップを決めた。

森友二 Sean_Evans
森友二 Sean_Evans

 BOYS U18 – ROUND 3 – HEAT 6
森友二もオープニングライドから、クリーンなライトブレイクをキャッチ。シャープなフォアハンド・スラッシュとカービングをコネクトし7.33をスコア。さらにバックアップを4.77をスコアして、ヒートをリードする。強豪アメリカのコール・ハウシュマンドを抑えて1位でラウンドアップを決めた。

女子U18

川合美乃里 Sean_Evans
川合美乃里 Sean_Evans

GIRLS U18 – ROUND 3 – HEAT 1
川合美乃里は、先制されて3位をしいられた。ヒート後半に入り、バックハンドで4.27をスコアするもポジションは変わらず。残り10分。上位のコスタリカとアメリカの選手がスコアを伸ばしリードを広げる中で、川合は4.07をスコアするも逆転できず、3位でリパチャージへ回った。

野中美波 ISA_Ben_Reed
野中美波 ISA_Ben_Reed
西元ジュリ ISA_Ben_Reed
西元ジュリ ISA_Ben_Reed

                                    
西元ジュリと野中美波は同じヒートで対戦。ヒートは西元が4.23をスコアして開始。昨年のU18ガールズで3位のサマー・マセードも6.0の高得点をスコア。今大会絶好調で高得点を叩き出している野中は、ファーストウェイブからグッドレフトを掴み、バックハンドでチャージして5.17をスコア。野中はセカンドウェイブでは再びバックハンドで2ターンをコンビネーション。7.17をスコアしてヒートをリード。そのまま野中はトップでラウンドアップ。西元は惜しくも3位でリパチャージへ回った。

 

女子U16
 

脇田紗良 Sean_Evans
脇田紗良 Sean_Evans

GIRLS U16 – ROUND 3 – HEAT 5
脇田紗良は、オンショアが強まりコンディションが悪化する中で、ヒート後半にようやく波を見つけてバックハンドで5.27をスコアしてトップに躍り出る。ハワイのガブリエラ・ブライアンが6.83をスコアして逆転。脇田は続けてフォアハンドのカーヴィングのコンビネーションで4.40をスコアして、再びトップへ。最後はブライアンに再び逆転されるも脇田は2位でラウンドアップを決めた。

 

GIRLS U16 – ROUND 3 – HEAT 6
本日の最終ヒートに登場した松田詩野は、スタートからバックハンドで4.67をスコアしてヒートをリード。ドイツのノア・クラップもコミットメントのあるライディングでスコアを重ねていく。松田はセカンドウェイブでも4.67をスコアしてリードを広げる。ヒート後半に5.03をスコア。さらに4.87でバックアップを塗り替える松田だったが、ノア・クラップが最後に6.33をスコアして逆転。松田は2位でラウンドアップを決めた。

 

中塩佳那 ISA_Ben_Reed-
中塩佳那 ISA_Ben_Reed-
金沢呂偉 ISA_Ben_Reed
金沢呂偉 ISA_Ben_Reed
金沢呂偉 ISA_Ben_Reed
金沢呂偉 ISA_Ben_Reed
伊東李安琉 Sean_Evans
伊東李安琉 Sean_Evans

 

男子U16のラウンド3では、伊東李安琉が3位で、平原颯馬が4位、金沢呂偉が3位でリパチャージ4へ、女子U16 の中塩佳那も3位でリパチャージ4へ回った。

 

明日は第1会場で朝から男女U18のラウンド4、男女U16ラウンド4、男子U18リパ4、男子U16リパ4。

 

第2会場で男子U16リパ 3、女子U18リパ 3、女子U16リパ 3、女子U18リパ4、女子 U16リパ4、女子 U18リパ5の予定。

 

・男子U18 上山キアヌ久里朱R4-H2、安室丈R4-H3、森友二R4-H4
・女子U18 野中美波R4-H3、川合美乃里リパ4-H1、西元ジュリ リパ4-H6、
・男子U16 伊東李安琉リパ4-H3、平原颯馬、金沢呂偉リパ4-H6、
・女子U16 松田詩野R4-H2、脇田紗良R4-H3、中塩佳那リパ4-H1、

 

 

昨年の大会ではホスト国として大活躍を見せ総合3位となった波乗りJAPAN。また今年9月に愛知で行われたWorld Surfing Gamesでは日本初の団体金メダルを獲得。今大会でも輝く金色のメダルを日本に持ち帰って欲しい。がんばれ!日本!

 

 

2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
開催地 ハンティントンビーチ カリフォルニア Huntington Beach,California
開催日 2018年10月27日~11月4日(現地時間)

 

Live