ガブリエル・メディーナとカリッサ・ムーアが暫定1位。五十嵐カノアが2位。サーフランチ・プロ2日

予選暫定2位の五十嵐カノア

レモー、カリフォルニア/USA(2018年9月7日金曜日)ワールドクラスのハイパフォーマンス・ヒューマン・メイド・ウェイブ「WSLサーフ・ランチ」において開催中の、史上初となるワールド・サーフ・リーグ男女チャンピオンシップ・ツアー(CT)第8戦「サーフ・ランチ・プロ presented by Hurley」は大会2日目を迎えた。

 

暫定1位のメディーナ PHOTO: © WSL / Cestari
暫定1位のメディーナ PHOTO: © WSL / Cestari

 

本日は、ランキング上位の選手が登場して、そのパフォーマンス・レベルを限界までプッシュ。ここまで同じ波が繰り返しブレイクする中で、サーフランチの波に慣れているか否かも関係するだろうが、テクニックのポテンシャルだけが浮き彫りになり、サーファー個々のパフォーマンスのレベルの違いが鮮明になった。

 

 

womenz

女子では、カリッサ・ムーア(HAW)がランキングをリード、第2位にレイキー・ピーターソン(USA)、第3位にルーキーのキャロライン・マークス(USA)、第4位にステファニー・ギルモア(AUS)。

 

menz

男子では、ガブリエル・メディーナ(BRA)がメンズ・ランキングをリードして、日本の五十嵐カノアが第2位、第3位にオーウェン・ライト(AUS)、第4位にフィリーペ・トリード(BRA)と続く。

 


 

2014WSLチャンピオン・ガブリエル・メディーナ(BRA)は、圧倒的なパフォーマンスを披露。ビッグエアのカラプト・フリップを成功させパーフェクトに近い9.30をスコア。さらに8.40をスコア。メンズ・リーダーボードをコントロールした。

 

 

「サーフ・ランチは最高ですね。クレージー。でも自分自身では優勝候補とは思っていない。優勝候補はフィリーペ(トリード)だね。みんな素晴らしいサーフィンを見せているし。

 

トレーニングの日があって、ジュリアン(ウィルソン)、イタロ(フェレイラ)、フィリーペでたくさんの波をシェアしたんです。だから誰か一人には絞れないかな。素晴らしい波に乗れて最高ですよ。海の波とは全く異なる波ですね。

 

ここでは、どのようにサーフするのか考えなければなりませんが、海ではやりたいようにやるだけ。上を目指すためには、必ず何かが必要で、それがエアなのかはわかりませんけど。自分は何か違うことにトライしたいです。」

 

 

 

五十嵐カノア(JPN)が本日は登場。8.93のエクセレント・スコアをもたらした。ライトブレイクでフォアハンドの3マニューバー目で爆発的なエア・リバースをメイク。そこから即時にバレル・ライドの体制に持っていく離れ業を披露。15.73のヒート・トータルでランキングトップに躍り出たが、最後のメディーナに逆転されて2位で大会3日目に挑む。

 

五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Rowland
五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Rowland

 

「僕はこのランのためにトレーニングを積んできて、約10回は練習してきました。ここはすべて数字のゲームで、パーセンテージを知るだけでなく、自分の気持ちにスケールをセットする必要があります。一つの目標だったケリーより上に行きたいと思っていました。後半の方がプレッシャーが大きくなってきますね。」

 

現在のジープ・ランキングのリーダー・フィリーペ・トリード(BRA)は、ファースト・ランでスコアメイクに苦しんでいたが、ファイナル・ライトで、9.17というパーフェクトに近いスコアを叩き出してリカバーした。

 

「最初のレフトでスコアをメイクしたかったけど、上手くいかず最後にリカバー出来て良かった。最後の最後にサーフィンするのは、違った感じのプレッシャーがありますね。それまでずっとみんなの凄いサーフィンを見せれているから。でも、それで、どうすれば良いスコアが出るのか分かるから良いですけどね。」

 

 

明日の土曜日は男女とも全員が最後の予選ランを1度だけ行う。そして、3回のランの中でのベスト・スコアリング・ライトとベスト・スコアリング・レフトを合計して各アスリートのトータル・スコアをメイク。予選での女子のトップ4と男子トップ8は、日曜日のファイナル・ラウンドに進む。

 

また今回ワイルドカードで出場の大原洋人は、本日の予選終了後、メンズ36名中で暫定31位へとランキングを落としている。明日のラン3が大原洋人にとって最後のチャンス。思い切り自分のサーフィンを見せて欲しい。がんばれ!日本!

 

 

Day 3: 9月8日土曜日:

Men’s Draw:
36 Michael Rodrigues (BRA) – Run 3: 8:00 AM
35 Willian Cardoso (BRA) – Run 3: 8:08 AM
34 Wiggolly Dantas (BRA) – Run 3: 8:16 AM
33 Adrian Buchan (AUS) – Run 3: 8:24 AM
32 Matt Wilkinson (AUS) – Run 3: 8:32 AM
31 大原洋人 (JPN) – Run 3: 8:40 AM 日本時間深夜0時40分
30 Joel Parkinson (AUS) – Run 3: 8:48 AM
29 Michael February (ZAF) – Run 3: 8:56 AM
28 Jesse Mendes (BRA) – Run 3: 9:04 AM
27 Frederico Morais (PRT) – Run 3: 9:12 AM
26 Keanu Asing (HAW) – Run 3: 9:20 AM
25 Miguel Pupo (BRA) – Run 3: 9:28 AM
24 Ezekiel Lau (HAW) – Run 3: 9:36 AM
23 Sebastian Zietz (HAW) – Run 3: 9:44 AM
22 Wade Carmichael (AUS) – Run 3: 9:52 AM
21 Jeremy Flores (FRA) – Run 3: 10:00 AM
20 Mikey Wright (AUS) – Run 3: 10:08 AM
19 Connor O’Leary (AUS) – Run 3: 10:16 AM
Competition Hold: 10:30am – 11:00am
18 Adriano de Souza (BRA) – Run 3: 11:11 AM
17 Conner Coffin (USA) – Run 3: 11:19 AM
16 Patrick Gudauskas (USA) – Run 3: 11:27 AM
15 Joan Duru (FRA) – Run 3: 11:35 AM
14 Yago Dora (BRA) – Run 3: 11:43 AM
13 Tomas Hermes (BRA) – Run 3: 11:51 AM
12 Michel Bourez (PYF) – Run 3: 11:59 AM
11 Ian Gouveia (BRA) – Run 3: 12:07 PM
10 Griffin Colapinto (USA) – Run 3: 12:15 PM
9 Kelly Slater (USA) – Run 3: 12:23 PM
8 Italo Ferreira (BRA) – Run 3: 12:31 PM
7 Jordy Smith (ZAF) – Run 3: 12:39 PM
6 Julian Wilson (AUS) – Run 3: 12:47 PM
5 Kolohe Andino (USA) – Run 3: 12:55 PM
4 Filipe Toledo (BRA) – Run 3: 1:03 PM
3 Owen Wright (AUS) – Run 3: 1:11 PM
2 五十嵐カノア (JPN) – Run 3: 1:19 PM 日本時間朝5時15分
1 Gabriel Medina (BRA) – Run 3: 1:27 PM
Competition Hold: 1:30pm – 3:00pm

 

Women’s Draw:
18 Bronte Macaulay (AUS) – Run 3: 3:04 PM
17 Bethany Hamilton (HAW) – Run 3: 3:12 PM
16 Keely Andrew (AUS) – Run 3: 3:20 PM
15 Macy Callaghan (AUS) – Run 3: 3:28 PM
14 Malia Manuel (HAW) – Run 3: 3:36 PM
13 Silvana Lima (BRA) – Run 3: 3:44 PM
12 Paige Hareb (NZL) – Run 3: 3:52 PM
11 Courtney Conlogue (USA) – Run 3: 4:00 PM
10 Tatiana Weston-Webb (BRA) – Run 3: 4:08 PM
9 Nikki Van Dijk (AUS) – Run 3: 4:16 PM
8 Sally Fitzgibbons (AUS) – Run 3: 4:24 PM
7 Sage Erickson (USA) – Run 3: 4:32 PM
6 Johanne Defay (FRA) – Run 3: 4:40 PM
5 Coco Ho (HAW) – Run 3: 4:48 PM
4 Stephanie Gilmore (AUS) – Run 3: 4:56 PM
3 Caroline Marks (USA) – Run 3: 5:04 PM
2 Lakey Peterson (USA) – Run 3: 5:12 PM
1 Carissa Moore (HAW) – Run 3: 5:20 PM

 

 

 

Surf Ranch Pro pres. by Hurley Men’s Leaderboard Top 8:

1-ガブリエル・メディーナ(BRA)17.70
2-五十嵐カノア(JPN)15.73
3-オーウェン・ライト(AUS)15.56
4-フィリーペ・トリード(BRA)15.47
5-コロへ・アンディーノ(USA)15.03
6-ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.00
7-ジョーディ・スミス(ZAF)14.87
8-イタロ・フェレイラ(BRA)14.70

For full men’s results click HERE:
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2791/surf-ranch-pro/results

 

Surf Ranch Pro pres. by Hurley Women’s Leaderboard Top 4:

1-カリッサ・ムーア(HAW)17.60
2-レイキー・ピーターソン(USA)16.50
3-キャロライン・マーク(USA)16.43
4-ステファニー・ギルモア(AUS)16.26

For full women’s results click HERE:
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wct/2792/surf-ranch-pro-womens/results