写真、リポート:山本貞彦 JPSAジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第4戦「ALL JAPAN PRO 新島」が8月17日から19日まで、東京都新島村羽伏浦海岸で開催。※シニア・マスタープロ同時開催。
大会初日となった8月17日(金)の会場のコンディション。天候は曇り後、晴れ。風はサイドオフから強めのサイドオンへ。波のサイズはカタアタマ。今日は男子R-1からR-3、女子はR-1まで終了。
オンショアが吹き出して、面はガタガタのワイドブレイク。台風はまだ感じられないながらも、夕方にはしっかりしたウネリが入りだしたような。。。
昨日までは、上げより引きが良かったが、オンショアになってみると上げの方が技数も入りやすかった。引いているときはインサイドブレイク。
波も取り合いで切れた波でどれだけ技数が入れられるか。ポイントも伸びずファーからアベレージが多く、逆転に次ぐ逆転と僅差での戦いとなった。
大橋海人
髪型を変えた。バッサリ切って短髪に。さらにヒゲ。雰囲気がワイルドに変わったのが、波乗りにも伝わった!?フリーも試合もパワフル&ラディカル!元々、ポテンシャルはあるからね。でも、見た目の雰囲気で、ライディングの印象まで変わるのは驚きだな。
和光大
日本に長期の里帰り。その間に試合を転戦、コーチングの仕事までこなす。この大会でまたオーストラリアへ。なので、思いっきりぶちかましています!
和氣匠太朗
兄の和氣俊介と共に、センス溢れる未完の大器。今大会も積極的に攻めてラウンドアップ。R-3では会場右でポジショニング。波のポテンシャルはばらつきが多く、際どい攻めでないと高得点は望めない。ライディングは悪くないものの、まだ線の細さは否めない。課題は見つかった。次に向けガンバです。
鈴木姫七
エントリー数が少なく、カレントリーダーながらR-1からの出場。前戦をスキップしているために、緊張してたか、少し固い。それでも一度、サーフすれば決めるとこ決められるのが今の姫七。1位でラウンドアップ。明日へつないだ。
須田那月
何度も書いているけど、サーフィンがパワフル。まだ自分でコントロールできないのが気になるところ。これができれば、優勝は間違いない。
野呂玲花
決めるとこ決める。難しいコンディションでも見せ方を知っている。
田岡なつみ
最後の最後で逆転してくるところは、さすがです。やはり、根っからのコンペティター。
西修司
型にハマりすぎな時もあるけど、サーフィン上手いね。メリハリが分かっている。
鈴木仁
パワー全開。試合の組み立てがわかってきたようだ。明日はトップシード。ここが実力の見せ所。
小林直海
試合でどこまで自分のスタイルが出せるか。またそのスタイルでどれだけ評価を得られるか。直海の挑戦は続く。
取材協力:ナカダレンタカー
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