アボカ・ビーチ、NSW/AUS(2018年3月11日日曜日)オーストラリアのアボカ・ビーチで開催されていたWSL男女QS1000「Visslaセントラル・コースト・プロ pres by Slimes」が終了。3−4フィートのコンディションで行われたファイナルデイ。男子はシェーン・ホームズ(セントラル・コースト、NSW)女子はサラ・バウム(ZAF)が優勝して幕を閉じた。
男子のファイナルでは、セントラル・コーストのシェーン・ホームズが、ジョーディン・ワトソン(カルバーラ、NSW)と対戦。その戦いはホームズが、圧巻のバックサイド・スナップによるエクセレント・スコアリング・ウェイブで8.50と9.15をスコアして、17.65のヒートスコアをマーク。コンビネーションに追い込んで圧勝。
女子では、パワフルなフォアハンドのスナップを見せたサラ・バウム(ZAF)が、テクニカル・スナップとカーヴィングのコンビネーションで圧倒。地元サーファーのキラ-ベル・オルソンを倒してビッグ・ウインを手にした。
今回のイベントでは、日本女子2名が上位入賞を果たす大健闘を見せた。クオーターファイナルまで勝ち上がり、マンオンマンで対戦することとなった日本の西元エミリーと橋本恋。
その日本人対決では、残り10分を切り橋本がリード。しかし後半にライトブレイクをつかんだ西元は4.25をスコアして逆転に成功。更にレフトブレイクでフォアハンドのビッグターンをメイクして5.00、5.50と連続してスコアを伸ばしセミファイナル進出を決めた。
セミファイナルでは、今回優勝となったサラ・バウム(ZAF)と一騎打ちとなった西元エミリー。スタートから先制攻撃を仕掛け、4.75をスコアする西元は、続けてフォアハンドの激しいターンで7.0をスコアしてヒートをリードする。
サラも5.00をスコアして反撃。ヒート後半に入り8.75のエクセレントをスコアして逆転する。残り10分を切り西元もフォアハンドのビッグターンで2本目のグッドスコア7.10をマーク。再びトップを奪い返し大逆転。
しかし喜びも束の間、再びサラに逆転されてニード8.51と追い込まれて万事休す。そのままタイムアップとなった。2月から続いたオーストラリアン・レッグでは、マンリーの6000でも良いサーフィンを見せ、最後のアボカで結果を残した西元エミリー。今シーズンの更なるジャンプアップに期待したい。
世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。頑張れ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2636/vissla-central-coast-pro-pres-by-slimes