ロサンゼルス、カリフォルニア、USA(2018年2月12日月曜日)-カノア五十嵐が、日本人選手として2018年のワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)に出場する事が明らかになった。
日本とアメリカの二重国籍を持つ彼は、2020年の東京オリンピックで初めて追加種目となったサーフィン競技に日本代表として出場する事を視野に、これまで生まれ育ったアメリカのリージョナルを日本に変える決心をした。
「僕は今年、チャンピオンシップ・ツアーに日本人選手として出場するつもりです。 」と、五十嵐は言った。
「僕は、日本のためにサーフする事を誇りに感じます。自分の両親は日本人で、自分の親戚や家族は全員日本人です。日本には多くのファンからのサポートがあります。いまCTには日本人選手は一人もいないので、みんなも喜んでくれていると思います。これからが本当に楽しみですね。」
このリージョンの変更でカノア五十嵐は日本人初のWSL−CT選手となる。2016年17歳でCTへクオリファイし、プログレッシブ・サーファーのネクスト・ジェネレーションのリーダーとして君臨。五十嵐のキャリアは感動的なパフォーマンスで彩られ、過去2年間トップ20を維持し続けた。
昨年はVANS USオープンで悲願の優勝。一昨年はビラボン・パイプ・マスターズで2位という輝かしい成績を収めたカノア五十嵐。「僕は、オリンピックで日本代表として戦いたいです。」と、五十嵐は続けた。
「僕はアメリカでコンピートして育ち、多くのサポートをしてもらってきましたが、これは自分のキャリアの異なる部分になります。オリンピックはスポーツ全てのなかで最も素晴らしいコンペティションで子供が夢見るものです。僕は、それがサーファーとして可能性があると決して思わなかった 。サーフィンにとって本当にエキサイティングな時だと思います。可能な限り最善の方法で、サーフィン代表に選ばれるように自分のベストを尽くすつもりです。]
五十嵐は、2018 年3月11日から22日まで、オーストラリアで開幕する2018WSLチャンピオンシップ・ツアー・キックオフ・イベント「クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト」で、初めて日本の国旗を背負って出場する。
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