ブレット・シンプソンが、東京オリンピックに出場する史上初のアメリカ・オリンピック・サーフチームのヘッドコーチに就任した。これは、カリッサ・ムーア、キャロライン・マークス、コロヘ・アンディーノ、ジョン・ジョン・フローレンスのUSAチームの全員が満場一致で投票した結果だ。
「私は各個人について、もっと知ることにフォーカスしており、代表選手の彼らにとって何が最も良いのかを考えています」とシンプソンは言った。
「私たちはズームで連絡を取りあって、旅行ができない間もつながりを維持するためのいくつかの方法を考え出しました。彼らは世界のトップアスリートとして、こんな期間中も凄くサーフィンをしています」
またシンプソンはコーチングの役割について、技術面ではなくマインドセットに重点を置くと述べている。 「私自身もアスリートとして、結果に与える影響が、マインドセット=心が重要であることを理解しています。彼らの能力については心配していません。」
10年近くチャンピオンシップツアーで活躍し、史上初のUSオープン2連勝など、アスリートとしても素晴らしい成績を残し、アメリカのジュニアナショナルチームのコーチを務め、昨年チームを金メダルに導いたシンプソン。今後は、BSRウェイブパークや南カリフォルニアでのトレーニングに加えて、出来れば日本へも行きたいと言った。
日本の波乗りジャパンも、1日でも早く代表4名が確定し、オリンピックに向けたトレーニングを開始したいものだ。