ケリー・スレーターがフリーサーフィン中に足を骨折して大会を棄権。トリードが大会初の満点ライド

 

ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ（2017年7月17日月曜日）－WSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦「コロナ・オープンJ-ベイ」は、エクセレントなコンディションでラウンド2のヒート３から再開。１２ヒートの１０ヒートを完了した。

 

本日、大会初のパーフェクト１０をスコアしたのはフィリーペ・トリード（BRA）。素晴らしい19.63のヒート・トータルを叩き出し、カノア五十嵐（USA）をラウンド２で下して、ラウンド３へ勝ち上がった。

 

 

「試合に復帰できて最高ですね。しかもこんなパーフェクトなJベイでサーフィン出来て嬉しいです。」と、トリードが言った。「ヒート中は楽しまなければならない。我々のヒートは、最高の波が続いて本当に素晴らしかった 。」

 

 

イズキール・ラウ（HAW）、コナー・オリアリー（AUS）、レオナルド・フィオラバンティ（ITA）などのルーキー達が素晴らしいパフォーマンスでラウンド３へ勝ち上がる中、11XWSLチャンピオンで4度のイベント勝者であるケリー・スレーター（USA）は今朝ボーンヤーズでフリーサーフィン中に、足の甲の骨を2本骨折、コンペティションから棄権することとなった。

 

 

映像にもあるようにクローズアウトするバレルに潰された時にサーフボードが足にヒット。彼がインスタで公開したレントゲン写真では、骨が完全に折れていることがわかる。会場から救急車で病院に搬送され、帰国したケリー。完治にはかなり時間を要するようで、次のビラボン・プロ・タヒチの出場も未確定だ。

 

「手術が必要だと思うし、６週間の休みは必要だと思う。そのまえに30時間のフライトも堪えるね。休みで自分の時間を最大限に利用するつもりだよ。」とケリーがコメント。1日も早い復帰を願いたい。

 

Earlier today, @kellyslater sustained a foot injury while surfing Boneyards and has withdrawn from the #CoronaOpenJBay. #GetWellSoonKelly pic.twitter.com/RWHaQOWE2x

— World Surf League (@wsl) 2017年7月17日

You ever folded your entire foot backwards? If you try it sometime, this is what it might look like. I pulled into a barrel this morning and the whitewash bounced the board back into my foot as I hit the closeout, taking all the pressure into the metatarsals. Kinda like smashing my foot with a big hammer as hard as I can. Sorta feels like I’m giving birth out of my foot right now! I’m guessing surgery and 6 week holiday is in order. Not looking forward to 30 hour flight home before surgery though. Ouch! It sucks but so many people deal with such horrible things around this world everyday that a broken foot is pretty minor in the scheme of things. Sometimes a bad thing is a good thing. I’ll make the best of my time off. #ThatsGonnaLeaveAMark #INeedElephantTranquilizers

Kelly Slaterさん(@kellyslater)がシェアした投稿 – 2017 7月 17 5:53午前 PDT

 

 

 

コロナ・オープンJ-ベイ：ラウンド2の結果
ヒート1：ジョディ・スミス（ZAF）10.67 def.デール・ステイプルズ（ZAF）10.27
ヒート2：マット・ウィルキンソン（AUS）13.10 def.。マイケル・フェブラリー（ZAF）11.67
ヒート3：オーウェン・ライト（AUS）12.34 def.。イーサン・ユーイング（AUS）11.10
ヒート4：ジャドソン・アンドレ（BRA）15.80 def.コロへアンディーノ（USA）13.20
ヒート5：ジュリアン・ウィルソン（AUS）14.27 def.ジョシュ・カー（AUS）12.53
ヒート6：コナー・オリアリー（AUS）13.40 def.ミゲル・プポ（BRA）13.10
ヒート7：レオナルド・フィオラバンティ（ITA）16.63 def.セバスチャン・ジーツ（HAW）15.76
ヒート8：フィリーペ・トリード（BRA）19.63 def.カノア五十嵐（USA）12.83
ヒート9：カイオ・イベリ（BRA）16.43 def.スチュアート・ケネディ（AUS）14.80
ヒート10：ジョアン・ドゥルー（FRA）15.87 def.エイドリアン・バカン（AUS）14.00
ヒート11：イズキール・ラウ（HAW）17.03 def.ウィゴリー・ダンタス（BRA）16.37
ヒート12：フレデリコ・モライス（PRT）15.73 def.イアン・ゴウベイア（BRA）14.00

 

コロナ・オープンJ-ベイ：ラウンド3のマッチアップ
ヒート1：エイドリアーノ・デ・スーザ（BRA）対ジョアン・ドゥルー（FRA）
ヒート2：ガブリエル・メディーナ（BRA）対ビード・ダービッジ（AUS）
ヒート3：オーウェン・ライト（AUS）対イズキール・ラウ（HAW）
ヒート4：コナー・オリアリー（AUS）対フレデリコ・モライス（PRT）
ヒート5：ミック・ファニング（AUS）対カイオ・イベリ（BRA）
ヒート6：ジョン・ジョン・フローレンス（HAW）対ジャドソン・アンドレ（BRA）
ヒート7：ジョディ・スミス（ZAF）対レオナルド・フィオラバンティ（ITA）
ヒート8：フィリーペ・トリード（BRA）対ケリー・スレーター（USA）
ヒート9：ジュリアン・ウィルソン（AUS）対ジェレミー・フローレス（FRA）
ヒート10：ジョエル・パーキンソン（AUS）対コナー・コフィン（USA）
ヒート11：ミシェル・ボレーズ（PYF）対イタロ・フェレイラ（BRA）
ヒート12：マット・ウィルキンソン（AUS）対ジャック・フリーストーン（AUS）

 

オフィシャルサイト：

http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1900/corona-open-j-bay