田中大貴が5回戦進出。ISA世界ジュニア選手権6日目が終了し日本は団体4位を維持

田中大貴が5回戦進出。ISA世界ジュニア選手権6日目が終了しU18波乗りジャパン4位を維持

サンミゲル・アイランド、アゾレス、ポルトガル、2016年9月22日：ポルトガルで開催中の「VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ2016（ISA世界ジュニア選手権）」は大会6日目。

オーバーヘッドのソリッドなコンディションで、ボーイズU-18はベスト16が決定。ボーイズU-16も３６名に絞られた。大会6日目が終わり、現在チーム・オーストラリアは、ボーイズのストロング・パフォーマンスでトップ。僅差でフランス2位、ハワイ3位、そして日本チームが4位と健闘している。

毎回ISAの試合は、負けてもリパチャージで最後まで勝ち上がった選手にグランドファイナルへのチャンスが残されていたが、今回は昨日までで今後リパチャージ・ラウンドは行われないサドンデス。本日のメインラウンドで破れたものにチャンスは残されなかった。

大会6日目ハイライト映像Competition Day 6 – 2016 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship

負け無しの1位タイでトップ５に残っていた日本チーム。本日も好調を続け、ボーイズU-18ラウンド3を見事クリアし、ラウンド4に挑んだ。

ラウンド3を2位で勝ち上がった田中大貴は、ラウンド4ではじっくりと波を待ってレフトのグッドウェイブをキャッチして、クリティカルなリエントリーで4.73をスコア。ヒート中盤にヒートを圧倒的なサーフィンでリードしていたアメリカのコリンズがインターフェアを侵すアクシデント。

田中大貴はレフトブレイクに的を絞り、残り５分でバックハンドの２ビッグターンで6.67をスコア。トップポジションへ。ラストウェイブではフォアハンドで5.37でバックアップを塗り替え、タヒチのヴァルアマナを抑え、12.04のヒートスコアで1位でラウンド５へ勝ち上がった。

「怪我で欠場することになった西慶司郎の分もメダルを取れるように頑張って行きたい」とコメント。

ラウンド3を1位で勝ち上がった黒川楓海都。ラウンド4のヒート4では、対戦相手であるハワイのコディ・ヤングと、バックハンドのオフザトップでエクセレントをスコアしたオーストラリアのクイン・ブルースがチャージを見せてヒートをコントロール。黒川は3位でニード7.78と追い込まれ、そのまま自分のサーフィンを見せられないまま4位で敗退。２５位でフィニッシュとなった。

ラウンド3を1位で勝ち上がった中塩裕貴。ラウンド4では、フォアハンドで3.87、バックハンドで3.97をスコアし、7.80のヒートスコアで2位のポジションで前半を折り返すも、後半に入り各選手ともハイスコアをマーク。4位を強いられる中塩裕貴も4.27をスコア。しかしニード6.31と追い込まれ、そのまま4位で敗退。２５位でフィニッシュとなった。