忌まわしい過去を振り払いミック・ファニングがJベイ・オープン優勝。ジョン・ジョン2位へ

忌まわしい過去を振り払いミック・ファニングがJベイ・オープン優勝。JJFは世界ランク2位へ 


ミック・ファニング、Jベイ・オープン優勝。 PHOTO: © WSL/ Tostee
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J-Bay Finals Day Highlights

 

ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2016年7月16日土曜日)-3-タイムWSLチャンピオン・ミック・ファニング(AUS)が、2016年のサムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)第6戦である「Jベイ・オープン」で優勝。

 

PHOTO: © WSL/ Tostee

 

 

ミック・ファニング(AUS)は、3~4フィートのジェフリーズ・ベイで行われたエキサイティングなファイナルで、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を破リ、勝利を手に入れた。

 

昨年のイベントでは、ファニングがファイナルのヒート中に巨大なホオジロザメに襲われる瞬間がライブ中継されるというアクシデントが発生。そんな忌まわしい過去を振り払うために、ファニングは今年もジェフリーズ・ベイのラインナップにいた。

 

PHOTO: © WSL/ Cestari

 

 

「この勝利は、確かに全く異なった感覚です」と、ファニングが言った。「今年ここに戻って来れて、本当に感情的な高まりがありました。ジュリアンとのあのセミファイナルは本当に特別だった。彼と再びヒートを持つことは素晴らしかった。


パドルアウトするだけで、明らかに感動しました。安全に守られたなかで、彼とそこでサーフすることは本当に特別なものだった。僕は昨年起こった間違えを正すため、ここに戻って来る必要があって、それが出来てストークです。これで僕は前に進むことが出来る。」

 

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今日の勝利はファニングにとって22回目のチャンピオンシップ・ツアーでの優勝であり、4度目のJベイ・オープンでの勝利である。そして、それはスレーターが持つ、4度のジェフリーズ・ベイでの優勝記録に並ぶものである。


ファニングは、ファイナルまでにフリーペ・トリード(BRA)とジュリアン・ウィルソン(AUS)を破った。出場するイベントを選択し、2016年をパーソナル・イヤーとしているファニングは、WSLジープ・リーダーボード第16位から第5位のポジションにジャンプアップ。

 

PHOTO: © WSL/ Cestari

 


「5 位というポジションは物凄い事だけど、今年は結果については気にしていないんです。」と、ファニングが言った。「僕は過去の数年間、自分をサポートしてく れたみんなに感謝したいです。ワールド・タイトルを取りに行かない今年の自分はとても軽やかな感じで、本当に自分のサーフィンを楽しんでいるんです。


僕はトラッスルズの試合は出るつもりです。そして、それが自分にとって今年最後のイベントになると考えています。ワールドタイトルは、いまの自分にとって大きなものではなく、自分のサーフィンを楽しむ事が全てなのです。」

 

ジョン・ジョンは世界ランク2位へ。PHOTO: © WSL/ Cestari

 


今回2位となったジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、自身のキャリア初となるジープ・リーダーボードで2位のポジションへとジャンプアップ。カレントリーダーのマット・ウイルキンソンも射程距離内に収め、次ぎのビラボン・プロ・タヒチに挑む。


2015年は、足首の怪我によりJベイ・オープンを欠場したフローレンスは、ジョシュ・カー(AUS)ジョディ・スミス(ZAF)を破ってファイナル進出を果たし、惜しくも優勝を逃したが、ジェフリーズ・ベイで彼のベストリザルトを手に入れた。


「今年ここに戻ってこれて、ファイナルをミックと戦えて最高でした。」と、フローレンスが言った。「今回の結果でランキング2位になれて嬉しいですね。でもポイントの事はあまり考えていなくて、イベント毎に勝って行きたいと思ています。


「僕は後半戦のイベントが本当に楽しみなんです。後半戦はいつも最高に楽しいし、良い結果を残せているんです。タヒチではビッグウェイブを期待したいですね。世界最高のパフォーマンス・ウェイブであるロウワーズ、最高に楽しいフランスやパイプなど待ち遠しいです。」


 

メディーナ PHOTO: © WSL/ Cestari

2014WSLチャンピオン・ガブリエル・メディーナ(BRA)は、ウィルソンにクオーターファイナル3で敗退。第5位でフィニッシュ。

ケリー PHOTO: © WSL/ Cestari

 

11-タイムWSLチャンピオン・ケリー・スレーター(USA)は、ジョシュ・カーにクオーターファイナルで敗退。スレーターは第5位でフィニッシュ、ジープ・リーダーボード第26位から19位へアップ。

ジュリアン・ウイルソン PHOTO: © WSL/ Kirstin

 

ファニングとのセミファイナルで破れたジュリアン・ウィルソン。それは昨年のファイナルのリマッチとなった。

トリード PHOTO: © WSL/ Cestari

フリーペ・トリード(BRA)は、スリリングなクオーターファイナルをファニングと戦ったが惜しくも敗退。ジープ・リーダーボードの第13位へアップ。

 

 

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オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1457/j-bay-open

 

 

 

Jベイ・オープン・ファイナル結果:
優勝:ミック・ファニング(AUS)17.70
2位:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.13

 

Jベイ・オープン・セミファイナル結果:
SF 1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)16.50 def.ジョシュ・カー(AUS)14.43
SF 2:ミック・ファニング(AUS)17.10 def.ジュリアン・ウィルソン(AUS)15.17

 

Jベイ・オープン・クオーターファイナル結果:
QF 1:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)10.70 def.ジョディ・スミス(ZAF)10.50
QF 2:ジョシュ・カー(AUS)12.94 def.ケリー・スレーター(USA)11.97
QF 3:ジュリアン・ウィルソン(AUS)12.33 def.ガブリエル・メディーナ(BRA)11.93
QF 4:ミック・ファニング(AUS)17.64 def.フリーペ・トリード(BRA)16.40

 

WSLジープ・リーダーボード・トップ5(Jベイ・オープンの後):
1. マット・ウィルキンソン(AUS)34,250pt
2. ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)31,900pt
3. ガブリエル・メディーナ(BRA)29,200pt
4. エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)24,400pt
5. ミック・ファニング(AUS)23,450pt