WSL-CT第6戦「Jベイ・オープン」大会2日目はトップシードが支配。スミスがハイポイント
ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2016年7月7日木曜日)南アフリアのジェフリーズ・ベイで開催中のWSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦である「Jベイ・オープン」は大会2日目。
本日は3~5フィートのコンディションで、ラウンド2ヒート5から再開。ラウンド2終了後にラウンド3のヒート 4までを行ったが、コンディションが悪化したため本日はそこで終了となった。
大会2日目ハイライト映像J-Bay Open: Day 2 Highlights
ラウンド2を強いられたトップ・シード選手が本日のヒートを支配。12のマッチアップのうち8ヒートがトップシード選手の勝利となった。
本日のトップ・パフォーマーだったジョディ・スミス(ZAF)は、ラウンド3のファーストヒートに登場。ホームタウン・ヒーローは、コロヘ・アンディーノ(USA)に対して、18.20のヒート・トータルをスコア。
ジェフリーズ・ベイでの経験を活かしたスミスは、ラウンド4で8.70と9.50という連続のエクセレント・ライドを手に入れた。コンビネーション・シチュエーションでの圧勝となった。
Jordy Smith Powers His Way to a 9.50
「この場所は自分にとって多くのヒストリーが刻まれている。だから様々な感情が込み上げて来るんです。これまで自分がやって来たサーフィンを忠実にやるだけ。良い波が来るのを待ってサーフする。そしてそれを楽しむ。それだけです。」
ウィゴリー・ダンタス(BRA)も、ビッグスコアをマークして、ラウンド2でインプレッシブ・パフォーマンスを魅せた。
ダンタスは着実にヒートを通してスコアラインを上げ、9.50というパーフェクトに近いスコアでヒートを仕上げ、18.27という2-ウェイブ・ヒート・トータルで、仲間のジャドソン・アンドレ(BRA)を下した。
「波が良くなっているのは分かっていたので、プライオリティを使って良い波を掴むことが出来ました。2人だけでJベイでサーフィンできて最高ですね。自分のサーフィンの全てを出し切りました。」
ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)とダスティー・ペイン(HAW)は、ラウンド3のヒート2でオール・ハワイアン・マッチアップを戦った。9ウェイブを果敢にチャージしたペインに対し、じっくりと波を選んだフローレンスは、サードウェイブで8.33をスコア。0.90の僅差で勝ち上がった。
ジョシュ・カー(AUS)はラウンド2でジャック・フリーストーン(AUS)に対してバラエティな能力を示した。カーはテクニカルなステールフィッシュ・リバース・エアリアル・マニューバーを披露。更に9.23というパーフェクトに近いスコアで18.06のヒートスコアで圧勝した。
2度のイベント勝利者で2012WSLチャンピオン・ジョエル・パーキンソン(AUS)は、ラウンド2のヒート7でマット・バンティング(AUS)と対戦。パーキンソンがラウンドアップを決めた。
「コンディションがグレートだった今朝の前半にサーフィン出来て嬉しかったよ」と、パーキンソンが言った。「怪我の方はほとんど100%に回復したと感じていて、毎日良くなっている。ここが大好きだから、再び戻って来れて嬉しいよ。」
今日のファイナル・ヒートでは、11-タイムWSLチャンピオン・ケリー・スレーター(USA)が6.33という、そのヒートのベストウェイブでエイドリアン・バカン(AUS)を下した。
「風が早くから入り始めて我々にとってタフなヒートだった」と、スレーターが言った。「僕はヒート前半にライト・ポジションにいてベスト・ウェイブを手に入れることが出来て運が良かった。それが勝者と敗者の違いだった。」
ネクストコールは明朝午前7時30分。現在の日本と南アフリカとの時差は、7時間です。現地時間の朝午前7時30分は、日本時間の同日14時30分です。
関連記事:
ファニング・リターン TO J-BAY。カノア五十嵐がマッシヴスコアでR3進出「Jベイオープン」
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1457/j-bay-open
Jベイ・オープン・ラウンド2結果:
ヒート1:マット・ウィルキンソン(AUS)8.47 def.スティーブン・ソーヤー(ZAF)7.93
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)17.27 def.アレックス・リベイロ(BRA)11.77
ヒート3:フリーペ・トリード(BRA)16.54 def.カイ・オットン(AUS)14.34
ヒート4:エイドリアン・バカン(AUS)10.50 def.キアヌ・アシン(HAW)3.87
ヒート5:ミシェル・ボレーズ(PYF)16.07 def.ライアン・キャリナン(AUS)12.90
ヒート6:アレホ・ムニーツ(BRA)14.27 def.ナット・ヤング12.93(USA)
ヒート7:ジョエル・パーキンソン(AUS)15.17 def.マット・バンティング(AUS)12.17
ヒート8:ウィゴリー・ダンタス(BRA)18.27 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)17.13
ヒート9:アダム・メリング(AUS)14.86 def.コナー・コフィン(USA)14.67
ヒート10:ミゲール・プポ(BRA)15.67defジェレミー・フローレス(FRA)13.44
ヒート11:ジョシュ・カー(AUS)18.06 def.ジャック・フリーストーン(AUS)15.26
ヒート12:ダスティー・ペイン(HAW)17.47 def.スチュアート・ケネディ(AUS)11.44
Jベイ・オープン・ラウンド3結果:
ヒート1:ジョディ・スミス(ZAF)18.20 def.コロヘ・アンディーノ(USA)10.10
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)14.83 def.ダスティー・ペイン(HAW)13.93
ヒート3:ジョシュ・カー(AUS)16.40 def.イタロ・フェレイラ(BRA)14.20
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)11.73 def.エイドリアン・バカン(AUS)5.20
Jベイ・オープン:ラウンド3アップカミング・マッチアップ
ヒート5:セバスチャン・ジーツ(HAW)対ミシェル・ボレーズ(PYF)
ヒート6:マット・ウィルキンソン(AUS)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート7:ガブリエル・メディーナ(BRA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート8:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対ジョエル・パーキンソン(AUS)
ヒート9:フリーペ・トリード(BRA)対ミゲール・プポ(BRA)
ヒート10:ミック・ファニング(AUS)対カノア五十嵐(USA)
ヒート11:カイオ・イベリ(BRA)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)
ヒート12:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対デイヴィ・キャスルズ(AUS)