いよいよ明日9月15日(土)に開幕する「2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス」。それに先立ち、大会前日公式記者会見が開催された。会見には、フェルナンド・アギーレISA会長及び、出場選手が出席し、本大会への抱負を語った。
日本を代表する五十嵐カノアは、「今回は初めて日本代表としてISAに出場するので楽しみです。今日の練習でも日本チームのみんなは良いサーフィンしていたので、4つの金メダルを目指して頑張ります」と、コメント。
WSLは個人の戦いですが、ISAはネーションズ=国での戦いになると思いますが、その辺りの戦い方の違いとかはあるのかという質問に対し、カノアは「ISAはチームの大会で、サーフィンでは団体戦で戦う機会はあまりないんですけど、国対抗としてはオリンピックの良い練習になリ、勉強になると思います。」
「個人のメダルも大切だけど、チームのメダルが大切だと思います。自分のモチベーションを上げることが、チームのモチベーションにつながると思うので、メダル目指して頑張ります。」
会見でフェルナンド・アギーレISA会長は「夢にまで見たサーフィンがオリンピック競技となって本当に嬉しい。今回は田原の波をみんなで楽しみたい」とコメント。
日本サーフィン連盟理事長である酒井 厚志 大会長は、「世界の強豪チームが田原に集まりました。日本もドリームチームと呼べるほど、海外でも活躍する選手が集まってくれています。日本は全クラスで4つの金メダル(男子、女子、団体(国)、アロハカップ)を目指したいと思います。」
オーストラリアのCTサーファーであるサリー・フィッツギボンズも出場。「日本は初めてなんですが、今回はオーストラリアのチームの一人として戦ううことを楽しみにしています。2020オリンピックも楽しみです。」
「今回オーストラリアチームは若い選手が揃っています。2020年以降も見据えた戦い方をしたいと持っています。」
昨年のフランス大会で優勝しているフランスのポーリン・アドゥ。「ISAの大会はジュニアの頃から出ているので、常に準備しています。2020年に向けて各チームは力を入れてきていますが、タイトルを守れるよう頑張ります」
明日は、パレード、オープニング・セレモニーが行われた後にコンディションによっては大会がスタートする。
日本代表選手
男子:五十嵐カノア、大原洋人、村上舜
女子:川合美乃里、黒川日菜子、橋本恋
■大会開催概要
大会名称:2018 アーバンリサーチ ISAワールドサーフィンゲームス
(英字) 2018 URBAN RESEARCH ISA WORLD SURFING GAMES
開催期日:2018年9月15日(土)~9月22日(土) =8日間=
開催場所:愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)
主催 :国際サーフィン連盟(International Surfing Association:ISA)
主管 :2018 ISAワールドサーフィンゲームス実行委員会
(大会長:酒井 厚志 日本サーフィン連盟理事長、
大会長代行:山下 政良・田原市長、ほか)
参加国数:42ヶ国・300名(予定)
ISA大会公式ホームページ : https://www.isasurf.org/wsg/2018/en/
実行委員会大会公式ホームページ: http://www.wsg-tahara.jp
実行委員会ツイッター: https://twitter.com/surf_tahara
■大会スケジュール
9月15日(土) 10:00~10:40
《パレード・オブ・ネイションズ》三河田原駅~田原市役所前広場
※ISA及び各国選手団が各国の旗を手に中心市街地を行進。
10:50~12:30
《オープニング・セレモニー》田原市役所前広場
※この後、状況により競技を開始する場合もあり。
9月16日(日) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月17日(月・祝) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月18日(火) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月19日(水) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月20日(木) 8:00~16:00《競技》ロングビーチ
9月21日(金) 8:00~16:00《男子決勝・競技》ロングビーチ
9月22日(土) 8:00~16:00《女子決勝・競技》ロングビーチ
競技終了後 《表彰式》ロングビーチ
※上記スケジュールは、波のコンディション等により変更となる場合があります。