大村、黒川がラウンド3進出。松下諒大は25位でフィニッシュ。ISA-WSG大会5日目。
2014年10月29日:世界中から集まった選り抜きのトップ・サーファーによって、ナショナル・チーム同士で競われるサーフィンのオリンピックで ある、50周年記念大会となる「クラロISAワールド・サーフィン・ゲームズ」は大会5日目。ペルーのプンタ・ロカスは5-7フィートのコンディションで、オープン・ウイメンズのメイン・イベントのラウンド2から開始となった。
地元ペルーのアナリ・ゴメスが、ヒート3でエクアドルのドミニク“Mimi”バロナに対して強烈なバトルを展開。9.33のエクセレントにバックアップ6.50を揃え、15.83のトータル・ヒート・スコアをマークした。
「今日から海が変わって、波はよりインサイドでブレイクするようになった」と、ゴメスが言った。戦略的に戦う必要があり、ファースト・ポジションを維持するために戦わなければならなかった。ドミニクには初日にベスト・スコアを出していたので、自分も同じようにスコアを出したかったんです。最も重要なことは、チーム・ペルーの我々全員がコンペティションを続けて、チーム・ゴールドメダルを獲得するためにポイントをあげて行くことです。」
ウイメンズのR2で大村奈央と黒川日菜子がワンツーフィニッシュでR3進出。
ウイメンズのR2で大村奈央と黒川日菜子が同じヒートにクレジット。黒川がファーストウェイブでディープなポジションからドロップ。カーヴィングターンのコンビネーションで6.17をスコア。素晴しいスタートダッシュを見せる。
大村奈央も、セカンドウェイブでビッグセットをキャッチ。ファーストマニューバーで素晴しいオフザトップでのスナップを見せ、5,17をスコア。更に大村はクローズセクションでのビッグリエントリーをメイク。トップスコアを7.17に塗り替え、ヒートスコア12.34で1位通過。黒川はバックアップを3.77として2位でラウンドアップを果たした。
メンズのリパチャージ・ラウンド4では、H3で松下諒大が登場。
松下諒大はスタートから、バックハンドでコミットしたターンを連発。3.67をスコアする。エクアドルのジョナサン・ザンブラノが2本のアベレージを揃えてヒートをリード。ワンライドの松下は、ヒート時間10分を切り3位を強いられる。
松下は、残り時間5分を切り、バックハンドで2.83をスコア。しかしタヒチのウィリアム・ペケッツがバックハンドで素晴しいマニューバを描き大逆転。3位を強いられる松下。しかし再びペケッツが逆転。激しい攻防の末、松下諒大は3位でここで敗退。25位で本大会をフィニッシュすることとなった。
明日のオープニングヒートとなるウィメンズ・メインラウンドR3H1に黒川日菜子(日本時間22:00)H2に大村奈央がクレジット(日本時間22:25)
あと2つ勝ち上がればチームジャパン・ウイメンズ初のファイナル進出となる。
黒川日菜子は、レイラニ・マクゴナグル、アナリ・ゴメス、ルシア・コゾレート。大村奈央は、ジョセフィーナ・アネ、フィリッパ・アンダーソン、ドミニク・バロナと対戦。
明日は
オープン・ウイメンズのメイン・イベント・ラウンド3の2ヒート
オープン・メンズのメイン・イベン ト・ラウンド5の2ヒート
オープン・メンズ・リパチャージ・ラウンド6の3ヒート
オープン・ウイメンズのリパチャージ・ラウンド3の2ヒート
オープン・メンズ・リパチャージ・ラウンド7の2ヒートが行われる予定。
がんばれ!日本!
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チームジャパンがISA-WSGフリーセッションに参加。試合は日本時間本日21:45開始。
大村奈央らが出場。ISAワールド・サーフィン・ゲームスはペルーで10月24日からスタート。
ISA 50th Anniversary World Surfing Games
開催国 ペルー プンタロカス
開催日 2014年10月24日~11月1日(現地時間)< 日本代表選手 >
メンオープン
松下 諒大 JPSA
渡辺 寛 JPSA
河谷 佐助 JPSA
大世戸 洋司 東京ウィメンオープン
大村 奈央 JPSA
黒川 日菜子 大阪
オフィシャルイベントサイト:http://isawsg.com/
日本サーフィン連盟オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/nsaorg/