松下諒大がリパチャージ4進出。日本は現在22カ国中12位。ISA-WSG大会4日目。
2014年10月28日:世界中から集まった選り抜きのトップ・サーファーによって、ナショナル・チーム同士で競われるサーフィンのオリンピックで ある、50周年記念大会となる「クラロISAワールド・サーフィン・ゲームズ」は大会4日目。クリーンでサニー・コンディションでオーバーヘッドの波が残った、ペルーのプンタ・ロカスは、メンズのリパチャージ・ラウンド2とラウンド3。ウイメンズのリパチャージのラウンド1が行われた。
大会も中盤戦に突入し、チーム・ランキングがシフトし始め、トップを走るのがペルー、それに2位のアルゼンチンとチリといった南アメリカが上位を占める。日本は22カ国中12位となっている。
アルゼンチンのナウエイ・ラルは、メンズのリパチャージでベスト・サーファーであった。ヒートスコア15.34でラウンドアップを決めた。しかし、ラウンド2を勝ち上がったもののラウンド3で3位で敗退となった。また、ウイメンズの敗者復活戦では、ペルーのメラニー・ジュンタが、ラウンドのハイエスト・スコア12.6をマークし、ラウンドアップを決めた。
本日のチームジャパンは、メンズのリパチャージ2のH5に松下諒大、H6に大世戸洋司、H7に河谷佐助、H8に渡辺寛が登場。
松下は、オープニングウエーブで5.0をスコア、立て続けに6.43をスコア。更にバックアップを塗り替えて、ヒートスコア11.46で1位でアップ。続く大世戸は4位で敗退し、61位で今回の大会をフィニッシュ。
松下同様、バックハンドで激しいアクションを見せる河谷は、2位でラウンドアップ。渡辺寛も持ち前のパワーサーフィンで2位でリパチャージ3へラウンドアップした。
リパ ラウンド3では松下、渡辺が同ヒートにクレジット。松下諒大はスタートから素晴しいオフザトップで3.33をスコア。ワンライドのみで3位を強いられていた松下は、残り時間5分を切り、ビッグセットをキャッチ。深いボトムターンから、クリティカルセクションに当て込むバックハンドリエントリーと、カーヴィングのコンビネーションで、7.83をスコアして、1位でリパチャージ4へラウンドアップ。渡辺は良い波を掴めず、惜しくもここで敗退となった。
続くH4では河谷佐助がグッドウェイブをセレクト。アベレージスコアを積み重ねるも、終盤ニード6.33が必要な状況で、良い波が入らず タイムアップ。43位でフィニッシュとなった。
明日の大会5日目は、オープン・ウイメンズのメイン・イベントのラウンド2から開始。ここには日本時間22:25からH2で黒川日菜子と大村奈央が同ヒートでクレジット。そして、オープン・メンズのメイン・イベントのラウンド4を3ヒート、そしてオープン・メンズのリパチャージ・ラウンド4では、日本時間深夜1:35にはH3で松下諒大が登場予定だ。その後、オープン・ウイメンズのリパチャージ・ラウンド2を4ヒート、オープン・メンズ・リパチャージ・ラウンド5が3ヒート行われる予定。
がんばれ!日本。
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チームジャパンがISA-WSGフリーセッションに参加。試合は日本時間本日21:45開始。
大村奈央らが出場。ISAワールド・サーフィン・ゲームスはペルーで10月24日からスタート。
ISA 50th Anniversary World Surfing Games
開催国 ペルー プンタロカス
開催日 2014年10月24日~11月1日(現地時間)< 日本代表選手 >
メンオープン
松下 諒大 JPSA
渡辺 寛 JPSA
河谷 佐助 JPSA
大世戸 洋司 東京ウィメンオープン
大村 奈央 JPSA
黒川 日菜子 大阪
オフィシャルイベントサイト:http://isawsg.com/
日本サーフィン連盟オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/nsaorg/