大村奈央、黒川日菜子がラウンド2進出。ISAワールド・サーフィン・ゲームズ大会3日目。

大村奈央、黒川日菜子がラウンド2進出。ISAワールド・サーフィン・ゲームズ大会3日目。 


エクアドルのドミニク・バロナがハイエスト・トータル18.23をスコア。Photo: ISA/Rommel Gonzales

 

 

2014年10月28日:世界中から集まった選り抜きのトップ・サーファーによって、ナショナル・チーム同士で競われるサーフィンのオリンピックで ある、50周年記念大会となる「クラロISAワールド・サーフィン・ゲームズ」は大会3日目。素晴らしい波が続く、ペルーのプンタ・ロカスは、22のナ ショナル・チームから成るワールド・ベスト・サーファーに最高のアリーナを提供した。

 

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本日は、ウイメンズのメインイベント・ラウンド1からスタート。エクアドル・チーム・メンバーであるドミニク“Mimi”バロナが、完全にヒートを支配し、イベントのハイエスト・トータルヒート・スコア18.23をマークした。またウイメンズのラウンド1の後、メンズのメイン・イベント・ラウンド3が行われ、コスタ・リカのアンソニー・フィリンギムが、ラウンドのハイエスト・トータル・ヒート・スコア16.36をマークした。

 

黒川日菜子Photo:ISA/Michael Tweddle

 

ウイメンズのメインイベント・ラウンド1のヒート2に登場した黒川日菜子は、スタートからスコアを重ね、ヒート中盤で2位のポジションをキープ。しかし、後半に入り、アルゼンチンのホセフィーナ・アネが逆転に成功してトップへ躍り出る。

 

黒川日菜子Photo:ISA/Michael Tweddle

 

3位となった黒川。残り時間4分を切り、ミドルセクションで波を掴んだ黒川は、トップターンとカットバックのコンビネーションで、素晴しいマニューバーを披露して4.03をスコア。3位から一気に大逆転でトップとなり、終了間際には更に4.67をスコア。リードを広げて1位で勝ち上がった。

 

黒川日菜子Photo:ISA/Michael Tweddle

 

反対に、首尾一貫しないトリッキー・コンディションに苦戦を強いられたのは大村奈央。レイラニ・マクゴナグルがスタートから2本のスコアをまとめてリード。波がシフトするポジショニングが難しいコンディションで、大村は思うような波を見つけられず最後まで4位を強いられた。

 

大村奈央 Photo: ISA/Rommel Gonzales

 

そして、不安定なアウトサイドに見切りを付け、ラストウェイブではミドルセクションからテイクオフ。カーヴィングターンのコンビネーションでインサイドまで繋ぎ、5.50をスコア。ヒートスコア7.27で4位から2位にジャンプアップして、2位でラウンドアップを決めた。

 

大村奈央 Photo:ISA/Michael Tweddle

 

明日は、現地時間AM8:00(日本時間22時)メンズリパラウンドR2、R3、ウィメンリパラウンドR1の予定。

自分のサーフィンが出来ず、リパラウンドへ回ったチームジャパンのメンクラス4人がクレジット。

H5に松下諒大 (現地時間9:20)
H6に大世戸洋司(現地時間9:40)
H7に河谷佐助 (現地時間10:00)
H8に渡辺寛(現地時間10:20)

 

がんばれ!日本。

 

 

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大村奈央らが出場。ISAワールド・サーフィン・ゲームスはペルーで10月24日からスタート。

 

ISA 50th Anniversary World Surfing Games
開催国 ペルー プンタロカス
開催日 2014年10月24日~11月1日(現地時間)

< 日本代表選手 >
メンオープン
松下 諒大 JPSA
渡辺 寛 JPSA
河谷 佐助 JPSA
大世戸 洋司 東京

ウィメンオープン
大村 奈央 JPSA
黒川 日菜子 大阪

 

オフィシャルイベントサイト:http://isawsg.com/

日本サーフィン連盟オフィシャルブログ:http://blog.livedoor.jp/nsaorg/