ASP3スターイベント「ムラサキスポーツ湘南オープン」大会4日目は、ラウンドオブ96が終了。
神奈川県藤沢市、湘南海岸(2014年7月17日、木曜日)スモールのタフなコンディションが続くASPジャパンツアー3スターイベント「ムラサキ湘南オープン」は昨日のレイデイからの大会4日目。昨日16日(水)の後半から強まった南西寄りの風波が残り、北寄りのオフショアにうねりがまとまり、ヒザサイズながら、辛うじてライド可能なコンディションで、コンテストはラウンド2のR-96ヒート7が午前7時にスタート。R-96の16ヒートまでが終了した。
ヒート7では、オーストラリアのライアン・ハント、宮崎日向の関口 真央がラウンドアップ。ヒート8では、日本が誇るパイプライナー脇田貴之が、バックハンドで小波のスキルを披露して本日のトップスコア6.5をマーク。バックアップも4.75を揃え、ヒートスコアでも本日の最高点となる11.25をマーク。 2位の安藤広之進とともに勝ち上がった。
ヒート9では、中村昭太がライトブレイクでフォアハンドの高速サーフィンを披露。ハイ・スコア6.25をマークしラウンドアップ。渋谷 玄仁も2位で勝ち上がった。ヒート10では、鵠沼で生まれ育った河村海沙がローカルナレッジを使いトップ通過、2位に西慶次郎、野呂海利はここで敗退となった。
ヒート11ではバリ島のマデ・ロンディが1位、塚本勇太がレフトの波をチャージして2位でラウンドアップ。ヒート12で、斎藤 昇吾、幸 総一郎、ヒート13では鵠沼の波を知り尽くした善家尚史が、素晴しいウェイブセレクションを見せて他の選手を圧倒、西修司も小波でのスナップを決めて2位で勝ち上がった。
ヒート14では、注目されていたオーストラリアのカイ・ヒングはノーショーで、ハワイのジェイソン・シバタが1位、2位に九州の田中大貴、ヒート15では、湯河原吉浜の松下 諒大がフォアハンドで素晴しいコンビネーションを見せて1位。ルーク・シェパードソンが進士祝也の思わぬインタフェーアで命拾いしラウンドアップ。ヒート16では、北田力也がトップ、2位にハワイのブレイデン・メイザーが勝ち上がった。
明日、大会が再開されれば、いよいよトップシードが登場するラウンドオブ64となるラウンド3がスタートとなる。このラウンドでは、ハワイからマカイ&ランドンのマクナマラ兄弟、カイレン・ヤマカワ、そして日本でも活躍する喜納海人もエントリー。オーストラリアからは、コナー・オリアリーとライアン・ビッグノード、サクソン・ラムスデン。メキシコからはディラン・サウスワース、フランスからはポール・セザールが国際色豊かな選手がエントリー。
それを迎え撃つ日本勢は、昨年のディフェンディング・チャンピオンの大野修聖をはじめ、先日のメキシコの4スターで13位となった村上舜、そして田中樹、田嶋鉄兵、大澤伸幸、田中英義といった歴代の国内チャンピオンも顔を揃え、更には今シーズンのJPSAカレントリーダーの辻裕次郎、伊豆白浜のJPSAで優勝し、勢いに乗る仲村拓久未も登場。
また今大会、活躍が期待されていた大橋海人は、遠征先の南アフリカで足首を骨折するというアクシデントに見舞われ、欠場が発表されている。絶好調だった大橋海人だけに、一日も早い復帰を願うばかりだ。
台風からのスウェルにも期待が掛かる「ムラサキ湘南オープン」。今年はどんなドラマが待っているのか。明日のファーストコールは朝6:30AM。
昨晩から朝方まで吹き続けたオンショアのおかげで、朝はヒザモモのサイズ。
朝はオフショアに風が変わり、面はきれいなものの今一つ波にパワーが足りず。
昨日も書いたが、モモサイズでも乗るとヒザ。
この波でどれだけレールを使ってサーフィンできるか。
実力が測られる戦いとなった。目立ったのは、脇田貴之、中村昭太。
それに湘南鵠沼勢の河村海沙、善家尚史。撮影、キャプション:山本貞彦
オフィシャルサイトではライブ中継が行われています。
http://www.aspjapantourlive.com/2014/shonan/index-jp.php
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