JPSA「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」はメインラウンドがスタート。 メンズのラウンド2までが終了
2013年4月11日木曜日、バリ島・クラマス:今シーズンのJPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボードの開幕戦となる「ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ」がスタート。本日はメンズのラウンド1とラウンド2が行われた。ラウンド1では、辻裕次郎が、ファーストライドから見事なボードコントロールでロングチューブをコンプリートし、7.00をスコア。そして、ラウンド1のヒート4では、トライアルから出場の村上舜がバックハンドのバレルライドでパーフェクト10をスコア。ヒートスコア16.25を叩き出したが、ラウンド2ではまさかの3位敗退となった。
注目の大野 修聖はラウンド1で14.25、ラウンド2で10.90というヒートスコアで余裕の1位通過。またハワイからエントリーしている、2007年のイベント・チャンピオンであるジェイソン・シバタが、ラウンド2では13.80のハイスコアをマーク。同じハワイのニック・ミタもラウンド1で14.75、ラウンド2で12.95をスコアして1位でラウンド3へ勝ち上がっている。また本日のハイエスト・ヒートスコアはペペン・ヘンドリック。バリの波を知り尽くしたペペンは、ラウンド2のヒート3で9.65と6.75をマーク。ヒートスコア16.40をスコアし、ラウンド3へ勝ち上がった。
昨日、プロ本戦へ勝ち上がった選手の中で、明日のラウンド3に勝ち上がった選手は、安井 拓海、大森 海夏人、金尾 玲生の3名。今日行われなかった女子は、前田 マヒナ、田代 凪沙、高田 裕美、砂川 真里子、辻尾 友香里、西本 萌の6名がメインラウンドに出場。男子はラウンド3を勝ち上がった選手に。女子はラウンド2を勝ち上がった選手に公認プロ資格が与えられる。果たして今回の開幕戦でプロの資格を獲得するのは誰か。
明日は朝6時に会場に集合。男子のラウンド3が再開されれば、セカンドシードの選手が登場。ヒート7には佐藤 魁、湯川正人。そこに大野修聖、辻裕次郎が加わる。注目のヒートだ。
サーフメディアは現地から最新情報をお伝えします。お楽しみに!
撮影&フォトキャプション:山本貞彦
ジェイソン・シバタ。ハワイでVOLCOMのチームマネージャーという仕事の傍ら大会にも参戦。ウェイトが増えたおかげで、スプレーが半端ない。
大野修聖。久しぶりのJPSAの大会に参戦。R-2ではセットが来ない中でも、ひとたび乗れば力の差は歴然。やはり、サーフィンは一つ上を行く。世界で戦うということはこういうこと。
ニック・ミタ。ハワイからの参戦。扇状のスプレー、パワフルムーブはニックの十八番。止まらないサーフィンは今でも健在。
稲葉玲王。やる時はやる男。ひょうひょうとしている中でもバリエーションある演技でラウンドアップ!
村上舜。R-1では抜けられないと思われたロングチューブでまさかのサバイブ。これが今大会の初パーフェクト10に!スゴいぜ!しかし、R-2では残念ながら僅差で敗退という結果。次につなげよー。
安井拓海。昨日に続き自分のサーフィンを披露。危なっかしいところもあったが、攻めるサーフィンはイイね!このまま行って欲しい。
山田祥充。改めてサーフィンの基本を見せてもらった。きっちり最後まで攻める姿に気迫すら感じる。
金尾玲生。今までの反省を活かし、落ち着いて攻めたことでラウンドアップ。失敗は繰り返さない。次も行けるぞ!
辻裕次郎。海外組としての参戦。マーと同じく世界標準のサーフィンが目を引く。次もワールドスタンダードをみんなに見せて欲しい。
ペペン・ヘンドリックス。今日のベストスコア。ローカルナレッジでコンディションが悪化しても魅せるサーフィンを披露。サスガです!
辻裕次郎
大会名称【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSAジャパンプロサーフィンツアー2013 ショートボード第1戦ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ
期日:4月10日(水)~14日(日) ※プロトライアル同時開催
会場:バリ島 クラマス
賞金総額:¥3,000,000 (男子¥2,400,000 / 女子¥600,000)
特別協賛:株式会社 トリップデポ / ガルーダ・インドネシア航空
出場選手:公認プロ / 登録アマ
協力:トラベルシーン / バリサーフィンアソシエーション(BSA)
なみある?/ 国際スポーツ医科学研究所(ISMI)
神戸神奈川アイクリニック / TOKYO FM / キッズ・セーバー
NPO ウォーターリスクマネジメント協会
サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S.F.J)
株式会社 OKUTA / 株式会社キューテック
主催:JPSA