BEWETの株式会社サンコー創業50周年記念講演「あるべき目標とは何か。Share a Vision」祝賀パーティが開催

株式会社サンコー創業50周年記念講演、祝賀パーティに集まった方々

2018年3月23日、千葉県長生郡一宮町の一宮シーサイドオーツカに於いて、BEWET(ビーウエット)、DELPHI.(デルフィ)というオリジナル・ブランドのウエットスーツをはじめ、世界のトップサーファーたちのウエットスーツを作る株式会社サンコーの創業50周年記念講演、祝賀パーティが開催された。

 

 

sanko

 

記念講演「あるべき目標とは何か。Share a Vision」では、一宮町 馬淵昌也町長が「一宮町とサーフォノミクス」について。ライジングサン代表の安威守人氏が「グローバル・サーフマーケット」について。ハーレーウエットスーツのリキッドロア代表の神保幹夫氏が「世界に向けて、これからの価値創造」について非常に興味深い講演が行われた。

 

さらに国内産ウェット生地を開発・製造・販売を行うウェットマテリアルメーカー「株式会社トータス」代表の岡田至巧氏が「世界をリードするジャパン・マテリアル」について。そしてサンコーの菊田淳一氏と尾崎博紀氏が「サンコーものづくりの強化策、マーケティングと成長戦略」など、ウエットスーツの未来を創造する講演が行われた。

 

株式会社サンコー 代表 佐藤誠氏
常に先を見つめ、様々な創造性を模索しながら、家族のようなスタッフたちと歩み続ける、株式会社サンコー代表の佐藤誠氏。
出席できなかったプロライダー達からビデオメッセージが届いた。
出席できなかったプロライダー達を始め多くの人からビデオメッセージが届いた。つのだゆき編集長、加藤嵐プロ、吉川共久プロ、川畑友吾プロ、都筑百斗プロ。
乾杯の音頭は、還暦間近になった今でも、カリフォルニアのマーベリックスに挑戦し続けているライダーの南 秀史郎氏。
乾杯の音頭は、還暦間近になった今でも、カリフォルニアのマーベリックスに挑戦し続けているライダーの南 秀史郎氏。
shukuji
多くの人々から50周年を祝う祝辞が述べられた。左上から時計回りに。辻裕次郎プロ、岡部亜紀プロ、NSA副理事長 井本公文氏、一宮サーフィン業組合のCHP中村新吾氏、永井那旺プロ、河野正和プロ
teamriders
世界の海を肌で感じるTEAMライダーたち。彼等からの多くのフィードバックがスーツをより高いクオリティへと導いている。
factoryteam
総勢35名のファクトリー・スタッフ。世界に認められた技術を持った彼らの手によって世界に1枚しかないウエットスーツが作り上げられる。

 

日本のサーフィン・マーケットの中心地といっても過言ではない千葉エリアのサーフスポットに隣接するファクトリーでは、トッププロからアマチュアライダーまで、実際にスーツを使用したサーファーが、ファクトリーの人間と直に会ってコミニュケーションをとる事が日常のように行われている。そして、その使用感について話し合いながらアイデアを出し合い、その意見をスーツにフィードバックし、クオリティーを高めて行く。

 

ジョン・ジョン・フローレンス、コロへ・アンディーノ、レイキー・ピーターソン、カリッサ・ムーア達から50周年のお祝いメッセージも届いた。
ジョン・ジョン・フローレンス、コロへ・アンディーノ、レイキー・ピーターソン、カリッサ・ムーア達から50周年のお祝いメッセージも届いた。

 

数ある日本のウエットスーツメーカーの中で、そのクラフトマンシップが認められ世界の檜舞台で、その真価を発揮しているのが株式会社サンコー。それはジョン・ジョン・フローレンス、ジュリアン・ウィルソン、コロへ・アンディーノといった世界で活躍するトッププロが、彼らの手によって作り出されるスーツを着用していることで証明されている。

 

常に先を見つめ、日本が誇るウエットスーツの技術革新によって、新たなサーフポテンシャルの境地を切り開く株式会社サンコー。職人の手によって、ひとつひとつ丹誠込めて作られて行くウエットスーツは、ジャパンメイドとしての真価が、世界に認められ、そのフィールドは更なる広がりを見せている。

 

今回の50周年の祝典に出席させていただき、ファクトリー・スタッフ、ライダーなど、すべての人々が家族のようにひとつとなって、同じ目標に向かって進んでいる姿に感動させられた。多くのサーファーから支持を得ているウエットスーツメーカーの歴史と、そして未来を切り開いていくパワーを感じる式典となった。

 

株式会社サンコー