レオ・フィオラバンティとチェルシー・トゥアックが2018マルティニーク・サーフ・プロで優勝。

優勝したチェルシー・トゥアック、レオ・フィオラバンティ WSL / Damien Poullenot

 

現地時間2018年3月24日土曜日:カリブ海に浮かぶフランス領西インド諸島の「マルティニーク」で開催中のWSL-QS3000イベント「マルティニーク・サーフ・プロ」は大会最終日。チェルシー・トゥアックとレオナルド・フィオラバンティの勝利でクライマックスを迎えた。

 

優勝したレオナルド・フィオラバンティ WSL / Damien Poullenot
優勝したレオナルド・フィオラバンティ WSL / Damien Poullenot

 

メンズ・ファイナルは、ナット・ヤング対レオナルド・フィオラバンティの対決。レオは、マッシーなスモール・ウェイブでヒートを開始。その波でレオはインサイドのエア・セクションで着地に成功し7.83をスコア。それに対しナット・ヤングは、ヴァーティカル&パワフルな完全に異なるスタイルのバックハンドで7.17をスコアして反撃した。

 

2位となったナット・ヤング WSL / Damien Poullenot
2位となったナット・ヤング WSL / Damien Poullenot

 

そして、すぐに5ポイントのバックアップを手に入れたナットがリード。しかしヒート終盤にレオはもう一つの素晴らしいセットをゲット。アウトサイドで2つのビッグターンを実行し、クローズアウト・セクションでシックなレイバックをメイク。9ポイントをスコア。大逆転で勝利を決めた。

 

「再び勝利することが出来て最高に嬉しいです。QSで最後に優勝したのは2014年だったと思います。」と、レオは言った。「また僕はこの勝利を自分の祖母とクイックシルバーのピエール・アグネスに捧げたい。」

 

 

チェルシー・トゥアック WSL / Damien Poullenot
チェルシー・トゥアック WSL / Damien Poullenot

 

女子のファイナルは、チェルシー・トゥアック対クレア・ベヴィラックァの対戦。先制攻撃を仕掛けたチェルシーは2つのアベレージ・スコアでファイナルをリード。波数の少ない状況でクレアへプレッシャーを与えた。さらにチェルシーはフォアハンド・カーヴィングとフィン・ブローで6.33をスコアし勢いを増す。そして、ラスト・チャンスを手に入れたチェルシーは、ソリッドな7.07でアドバンテージを手に入れ、 勝利を決めた。

 

次回QSカリビアン・レッグは3月27日-4月1日までバルバドスで行われる WSL 男女QS3000「バルバドス・サーフ・プロ」。このイベントには大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、森友二、大橋海人、加藤嵐、安室丈、西慶司郎、田中大貴、山中海輝、都筑百斗、脇田泰地、太田拓杜、女子では前田マヒナ、大村奈央、黒川日菜子、野呂玲花、西元エミリー、田代凪沙、松田詩野、西元ジュリ、オートネ脇田紗良が参戦予定。

 

世界を目指す彼らの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2653/martinique-surf-pro