日本6名が勝ち残り、総合4位でアロハ・カップ・ファイナル進出。ISA世界ジュニア7日目

日本6名が勝ち残り、総合4位でアロハ・カップ・ファイナル進出。ISA世界ジュニア選手権7日目 


エアを決めたブラジルのサミュエル・プポだがインタフェアでR4敗退 ISA/ショーン・エヴァンズ・

 

サンミゲル・アイランド、アゾレス、ポルトガル、2016年9月23日金曜日:ポルトガルで 開催中の「VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ2016(ISA世界ジュニア選手権)」は大会7日目。

 

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大会7日目ハイライト映像Competition Day 7 – 2016 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship

 

大会7日目が終了し、ファイナル・ウィークエンドの2日間を残し、チーム・オーストラリアがトップを維持。男子8名のうちの6名が、女子は4名全員が勝ち続け、9530ポイントを集めるオーストラリア。9140ポイントのフランスが2位、8385ポイントのハワイが3位、7610ポイントで日本が4位で追いかける。

 

エクセレントで大逆転!キャプテン田中大貴  Photo: ISA / Rezendes

 

 

本日は各ラウンド終了後に、国別対抗のチームチャレンジであるISAアロハ・カップのセミファイナルが2ヒート行われ、チーム・コスタリカ、日本、ハワイ、フランスが明日のファイナル・ヒートに勝ち進んだ。


 

西優司 Photo: ISA / Sean Evans

 

 

ISAのシグネチャー・イベントの一つである、アロハ・カップは、それぞれのチームから男子4名と女子1名をフィーチャーしタッグチームを組んで戦う。5名の選手にはそれぞれ2本ずつ波が許され、1時間のヒート時間内で行われた合計10本のスコアを競い合う。

 

 

勝利を喜ぶ森友二と岡島コーチ Photo: ISA / Sean Evans

 

 

日本チームは、キャプテン田中大貴、中塩裕貴、森友二、西優司、橋本恋の5名が代表で出場。アメリカ、オーストラリア、コスタリカと対戦した。激しい戦いの末、最後はキャプテンの田中大貴がバックハンドでエクセレントを叩き出し、大逆転。最終的にコスタリカに逆転されたものの、2位で明日のファイナルへ勝ち進んだ。

 

伊東李安琉 Photo: ISA / Rezendes

 

 

ボーイズU-16のラウンド4の、H-3 伊東李安琉は、ヒート終了間際まで4位と完全に追い込まれていた。しかし、ヒート残り時間2分でロングウォールのレフトブレイクをゲット。ファーストターンからスピード、パワー、コミットメントが感じられるビッグターンをコンプリート。

 

クローズセクションではパワフルなリエントリーをメイクし、5.57をスコア。更に続けてバックハンドでワンマニューバーをメイク。2.93をスコアして2位に入り、ラウンドアップを決めた。連日のリアルの最後まで諦めないチャージが素晴しい。

 

 

ヒーローインタビューの森友二

 

日本期待の森友二、西優司のWユウジ。森友二はハワイのバロン・マミヤを抑えて、10.10のヒートスコアで余裕の1位アップ。西優司もヒート後半にスコアを伸ばして2位でラウンドアップ。

 

森友二 Photo: ISA / Rezendes

 

 

ガールズU-18のラウンド3では松田詩野が惜しくも4位で敗退。25位でフィニッシュ、リパチャージから復活した橋本恋は、オープニングライドのバックハンドリエントリーで5.33をスコア。2位でラウンドアップ。

 

 

橋本恋 Photo: ISA / Rezendes

 

 

ガールズU-16、ラウンド3のH3に登場した川合美乃里は7.10というヒートの最高点を叩き出すも、バックアップを見つけられずに惜しくも3で敗退。17位でフィニッシュ。H6の野中美波は、 6.50と5.50のベストスコアを揃え、ヒートトータル12.00で1位でベスト16進出を果たした。

 

元メダリストで優勝候補であるハワイ代表でガールズU-18に出場の前田マヒナは、まさかのラウンド3敗退となった。

 

Wユウジ、恋 Photo: ISA / Rezendes
岡島コーチPhoto:ISA / Sean Evans
頑張れ!日本!Photo:ISA / Sean Evans

 

 

明日は第1会場のみで行われ、現地時間の午前9時からスタート。ボーイズU-16ラウンド5、ボーイズU-18ラウンド5、ボーイズU-16ラウンド6、ガールズU-18ラウンド4、ガールズU-16ラウンド4、そして、ブレイク後にISAアロハ・カップ・ファイナルが行われる予定。

 

ボーイズU-16ラウンド5には、H2 伊東李安琉、H3 森友二、H6 西優司。
ボーイズU-18ラウンド5には、H3 田中大貴。
ガールズU-18ラウンド4には、
H4 橋本恋。
ガールズU-16ラウンド4には、
H4 野中美波。


 

メダルに向けて、一丸となって勝ち進むU18波乗りジャパン。

 

日の丸を背負い戦う若き選手たちへ熱いエールを送りたい。がんばれ!日本!

 

ポルトガルのアゾレス諸島最大のサンミゲル島北部のモンテ・ヴェルデ

現地時間の9時は、日本時間の18時です。

 

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Photo: ISA / Miguel Rezendes

2016 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship

開催国 ポルトガル アゾレス諸島
開催日 2016年9月17日~9月25日(現地時間)

<派遣選手>

・U18Boys

黒川楓海都、田中大貴、中塩裕貴、西慶司郎

・U16Boys

伊東李安琉、西優司、藤沼佳太郎、森友二

・U18Girls

橋本恋、松田詩野

・U16Girls

川合美乃里、野中美波

 

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