大村奈央と田代凪沙は敗者復活のリパチャージへ。2016 ISA World Surfing Games大会3日目

プラヤ・ハコ、コスタ・リカ、2016年8月8日火曜日：2016INS ISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会３日目。本日はウイメンズ・ラウンド2から再開。その後、リパチャージ・メンズ・ラウンド1、リパチャージ・ウイメンズ・ラウンド1が行われた。

Competition Day 3 – 2016 INS ISA World Surfing Games

本日の際立ったパフォーマンスを見せたのは、フランスのポーリーン・アドゥ。彼女はインプレッシブ・パフォーマンスを繰り返して、2日連続のハイエスト・ヒートトータルをもたらした。

アドゥは、パワフルなマニューバーをコネクトし、パーフェクトに近い9.5を含む17.93のヒート・スコアを叩き出した。

そして、早朝のクリーンなコンディションで行われたウイメンズのラウンド2。ヒート1では田代凪沙が、フランスのジャスティン・デュポン、ルシア・インデュライン（ARG）らと対戦した。

田代凪沙はヒート前半、じっくりと波を吟味して、フォアハンドとバックハンドでジャスティン・デュポンと9.83のタイスコアで2位をキープ。

ヒート終盤にデュポンはトップスコアを塗り替えて、リードを広げる。田代もスコアを伸ばしたいところだったが、後半に巻き返しを図った3位のルシア・インデュライン（ARG）が逆転。3位を強いられた田代はそのままリパチャージへ回った。

ヒート3では大村奈央が、2014年の金メダリストであるアナリ・ゴメス（PER）、昨年の金メダリストのティア・ブランコ（USA）、南アフリカのタニカ・ホフマンと対戦した。

大村奈央は、ファーストウェイブからセットのレフトをキャッチし、バックハンドで4.67をスコア。金メダリストのアナリ・ゴメスはパワフルなパフォーマンスで8.00のエクセレントでヒートを開始。ティア・ブランコもフォアハンドでチャージを見せて6.67をスコア。熾烈なバトルが展開。

そんな中でも落ち着いて波を選ぶ大村奈央は、セカンドウェイブでもレフトを掴み、4.67をスコア。サードウェイブではライトブレイクでフォアハンドのビッグリエントリーで6.17をスコア。2位に躍り出る。

しかし、ブランコがバックハンドでチャージを見せてトップへ。ゴメスに次いでニード5.51で3位となる大村奈央。最終的にエクセレントを2本揃えたゴメスが1位となり、大村奈央はブランコに次いで3位リパチャージへ回った。

明日は、現地時間7時30分、日本時間22時30分から、男子メインラウンド3からスタート。ヒート1には日本のキャプテンである大野修聖が、ポルトガルのエドゥアルド・フェルナンデス、ギリヤミ・フォンセカ、チリのギレルモ・サットと対戦。

ヒート4では、仲村拓久未が、アメリカの元CTサーファーであるブレット・シンプソン、昨年の金メダリストであるコスタリカのノエ・マー・マクゴナグル、ペルーのアロンゾ・コレアと対戦。

その後、敗者復活のリパチャージ・ラウンド女子ラウンド2、男子ラウンド2が行われる予定。

女子はヒート1に田代凪沙、ヒート3に大村奈央、男子はヒート6に石川拳大、ヒート10に新井洋人が登場する。

この敗者復活戦のシステムは、メインラウンドに敗れた選手が再度戦うチャンスが与えられるもので、リパチャージのラウンドを勝ち上がれば最後はグランド・ファイナルまで勝ち上がれる仕組み。

がんばれ！日本！GO！NAMINORI JAPAN！

日本とコスタリカの時差は１５時間（現地８：００：日本時間２３：００）

大会名 2016 ISA World Surfing Games
開催国コスタリカハコ
開催日 2016年8月6日～8月15日（現地時間）

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