大野と仲村は男子R3進出。大村と田代は女子R2進出。2016 ISA World Surfing Games2日目
Competition Day 2 – 2016 INS ISA World Surfing Games
プラヤ・ハコ、コスタ・リカ、2016年8月8日月曜日:2016INS ISAワールド・サーフィン・ゲームズは大会2日目。
本日は、オープン・メンズ・ラウンド2の12のヒートとオープン・ウイメンズ・ラウンド1の12のヒートが行われた。
潮の満ち干きが激しく、時間帯でコンディションが大きく変わるコンテスト会場。突然のスコールもあり天候も目紛しく変化した。
本日初登場の女子では、フランスのポーリーン・アドゥが叩き出した17.77のヒート・トータルと9.27のシングル・ウェイブ・スコアが男女合わせた本日の最高点となった。
また、ローカル・スターのカルロス・ムニョスは、ストロング・ランを続け、メンズ・ディビジョンのハイエスト・ウェイブ・スコア9.17とヒート・トータル16.50をマークした。
昨日のラウンド1で全員がラウンドアップした男子「波乗りジャパン」のラウンド2は、H4にキャプテンの大野修聖がフランスのマーク・ラコマーらと対戦、H6では石川拳大がアメリカの元CT選手であるブレッ ト・シンプソン、フランスのディミトリ・ウーヴらと対戦。
H7では仲村拓久未がアメリカのコルト・ワードらと、そしてH10で新井洋人は、ペルーのミゲール・トゥデラ、アメリカのケビン・シュルツ、アルゼンチンのサンチァゴ・ムニーツと対戦した。
スローな展開となった大野修聖のヒートは、フランスのマーク・ラコマーがバックハンドで8.67のエクセレントをスコアして開始。5.60をヒート中盤にスコアした大野はヒートスコア7.93で2位へアップ。更にバックアップを3.33に塗り替えた大野修聖は、2位でメインラウンドのラウンド3でと勝ち上がった。
元CTサーファーのブレット・シンプソンらと対戦した石川拳大のヒートは、シンプソンが圧巻のパフォーマンスを披露。石川拳大は5.63を含み、ヒートスコア10,16をマークするも3位でリパチャージR2へ。
仲村拓久未のヒートは、ペルーのルッカ・メッシーナがオープニングで8.93のエクセレントをスコアして開始。バックハンド、フォアハンドで攻める仲村は5.67を4.77でバックアップ。ヒートスコア10.44で2位でラウンドアップした。
H10で、いきなりハードなメンツと対戦となった新井洋人は、オープニングで5.67、さらに6.20でトップスコアを塗り替え、ヒートスコア11.87をマーク。しかしラストウェイブで8.17のエクセレントをマークしたムニーツが1位、2位にペルーのミゲール・トゥデラが入り、新井洋人は惜しくも3位で敗者復活戦のリパチャージR2へ回った。
午後からオンショアが強まるなか行われた女子のラウンド1には、大村奈央と田代凪沙が登場。
大村奈央はヒートをコントロール。ヒート後半に昨年の銀メダリストであるレイラニに逆転されるも、ラストウェイブのバックハンド・リエントリー1発で6.23をスコア。大逆転で1位でラウンドアップを決めた。
大村奈央はISAのWSGでは2大会連続で5位入賞の実績があり、昨年はニカラグア大会で13位でフィニッシュ。ISAのイベントで、過去に何度もピンチをチャンスに変えて来た大村。今回こそは表彰台の夢を叶えたい。
田代凪沙もヒートスコア9.94をマークして2位でラウンド2へ勝ち上がった。
明日大会3日目のスケジュールは:
現地時間午前7時30分から午前9時30分まで:
メイン・イベント・ウイメンズ・ラウンド2の6ヒート
午前9時30分から午後1時30分まで:
リパチャージ・メンズ・ラウンド1が12ヒート
午後1時30分から午後3時30分:
リパチャージ・ウイメンズ・ラウンド1が6ヒート行われる予定。
本日勝ち上がったウイメンズの田代凪沙がラウンド2のヒート1でジャスティン・デュポンらと、ヒート3では大村奈央が、2014年のメダリストであるアナリ・ゴメス(PER)、昨年ゴールド・メダルを獲得したティア・ブランコ(USA)、タニカ・ホフマンという超豪華メンバーと対戦する。
波乗りジャパン男子のヒートは行われない予定。
がんばれ!日本!GO!NAMINORI JAPAN!
日本とコスタリカの時差は15時間(現地8:00:日本時間23:00)
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大会名 2016 ISA World Surfing Games
開催国 コスタリカ ハコ
開催日 2016年8月6日~8月15日(現地時間)
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