波乗りジャパン、コスタリカで開幕した2016 ISA World Surfing Gamesで最高のスタートを切る
2016年8月4日は、日本のサーフィン界、世界のサーフィン界にとって忘れられない日になった。それはリオ・オリンピックIOC国際会議にて、東京2020オリンピックの追加種目としてサーフィンが承認されたのだ。サーフィンの歴史に新たなページが刻まれた。
東京オリンピックに向け、愛称を「波乗りジャパン」と発表した日本チームは、4日の早朝に行われた「東京2020オリンピック追加種目発表会」の記者会見終了後、その足でコスタリカに向かった。
それは、2016 年8 月6 日(土)~8 月14 日(日)までコスタリカのハコで開催される、インターナショナル・サーフィン・アソシエーション(ISA)主催である、2016年ISAワールド・サーフィン・ゲームズに出場するため。
今回のコスタリカまでは、アトランタ経由でコスタリカのサンホセ空港。空港からは車で2時間の合計20時間で会場に辿り着いた。
ISAワールド・サーフィン・ゲームズは、男子4名、女子2名のナショナル・サーフィ ン・チームをフィーチャーするオリンピック・スタイルのチーム・コンペティション。2015年のイベントでは27カ国の132人のサーファーが参加、 2016年は26カ国の142人のサーファーが参加となった。
現地時間の8月6日(土)からオープニング・セレモニーが行われ、7日(日)から本戦がスタート。大会初日は2-4フィートのトリッキーなコンディションで、メンズオープンのラウンド1が24ヒート行われた。
Competition Day 1 – 2016 INS ISA World Surfing Games
「波乗りジャパン」は、H5にキャプテンの大野修聖、H9に石川拳大、H13に仲村拓久未、そしてH17に新井洋人が登場。
キャプテンのマー大野は、エクセレントの8.5を含む、ヒートスコア12.97で2位でラウンドアップ。石川拳大は、開催国であるチーム・コスタリカのカルロス・ムニョスらと対戦。ムニョスは、トリッキーなビーチブレイク・コンディションをナビゲートして16.83のヒート・スコアで圧勝。石川は2位に付けてラウンドアップした。
仲村拓久未は、今回の最強チームであるコスタリカのノエ・マー・マクゴナグルを抑えて、1位で見事ラウンドアップ。新井洋人もコスタリカのトーマス・キング等と対戦し、13.17のヒートスコアで2位でラウンドアップを決めた。
明日は、メンズのラウンド2が12ヒート、ウイメンズのラウンド1が12ヒート行われる予定で、「波乗りジャパン」は、H4にキャプテンの大野修聖がフランスのマーク・ラコマーらと対戦、H6では石川拳大がアメリカの元CT選手であるブレット・シンプソン、フランスのディミトリ・ウーヴらと対戦
H7では仲村拓久未がアメリカのコルト・ワードらと、そしてH10で新井洋人は、ペルーのミゲール・トゥデラ、アメリカのケビン・シュルツ、アルゼンチンのサンチァゴ・ムニーツと対戦する。その他にも、あまり名前の知られていない中南米の選手は侮れない。
ウイメンズのラウンド1では、田代凪沙がH4で、大村奈央がH5が登場する。
日本とコスタリカの時差は15時間(現地8:00:日本時間23:00)
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大会名 2016 ISA World Surfing Games
開催国 コスタリカ ハコ
開催日 2016年8月6日~8月15日(現地時間)
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