VISSLA ISAワールド・ジュニア大会4日目。日本勢は全員リパチャージへ。
現地時間、2014年4月9日:VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)」は大会4日目。本 日は昨日の午後キャンセルになったヒートからスタート。メイン会場でボーイズのアンダー16クオリファイ3、アンダー18クオリファイ3、ガールズU16ラウンド3、ガールズU18ラウンド3、ボーイズU16ラウンド4、ボーイズU18ラウンド4、ボーイズU18リパチャージ2(6ヒート)、第2会場ではガールズU16リパ2、ガールズU18リパ2、ボーイズU16リパチャージ2が行われた。
本日は、チーム・ブラジルの2人のサーファーが、ハイエスト・ヒート・トータルとシングル・ウェイブ・スコアをマーク。サンパウロ・サーフィン・チャンピオンシップで2位となったガブリエル・アンドレが、17.43のトータル・ヒート・スコアをマーク。
今日のハイライト映像に収められているアンダー18のカイア・フォルモサ・ビーチ・ローカルであるエリベウトン・サントスは、「カーラプト・フリップ」を成功させ、ここまでのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.90をマーク。15.57というヒート・スコアまで記録した。
ガールズでは、NSSAウェスト・コースト・チャンピオンであるティア・ブランコ(USA)が、ガールズU-18でハイエスト・トータル・ヒート・スコア12.27をマークした。
BOYS UNDER 18 DIVISION
ボーイズ・アンダー18のラウンド3の第1ヒートに登場した大原洋人は、スタートから素晴しいバックハンドのカーヴィング・コンビネーションを見せ、6.00をスコア。ブラジルのガブリエル・アンドレは、ダブルアップするセットを掴み、フォアハンドでカーヴィングのコンビネーションで9.00のエクセレントをマーク。バックアップも5.40を揃え、ヒート前半をリードする。
ミドルセクションで波を待つ大原。小振りな波を刻んでショートライド。バックアップ4.00を揃えて、2位に浮上する。アンドレは更にファーストセクションで、フォアハンドのエアリバースを決めて、2本目のエクセレントをマーク。大原との差を更に広げる。大原は下位の選手の追い上げを振り切り、2位をキープしてラウンドアップを果たした。
しかし、クオリファイ4のヒート2では、フランスのネルソン・クローラック、ハワイのセス・モニーツ、アメリカのカノア五十嵐と対戦した大原洋人。5.67 + 4.33のベスト2をまとめたが4位で敗退し、リパチャージラウンドへ進んだ。
ボーイズ・アンダー18のラウンド3の第6ヒートに登場した仲村拓久未。そのヒートはブラジリアンの新鋭、エリベウトン・サントスが、フォアハンドで驚愕の9.90をマーク、バックアップも5.67を揃えダントツのトップ通過。6ポイント2本揃えたカノア五十嵐が2位、仲村は思うようにポイントを伸ばすことが出来ず、終盤までチャージを繰り返すも3位でリパチャージラウンドへ。
リパチャージを強いられていた河谷佐助は、中盤に5.00 と4.30のベスト2をまとめ、難なく1位でラウンドアップ。しかし午後に行われたリパチャージ2では、イタリアのレオナルド・フィオラバンティ、ブラジルのフィリップ・シャガスらと対戦。ヒート終了まで健闘したが4位で敗退。61位 180 Ptsを獲得し今大会をフィニッシュした。
BoysU-18リパチャージ1ヒート11の西修司は、序盤から切れたバックハンドを披露。7.67、4.33でヒートスコア12.00をマークして、ダントツの1位でラウンドアップ。リパチャージ2ではハワイのジョシュ・モニーツと対戦する。
BOYS UNDER 16 DIVISION
BoysU16で唯一人クオリファイを続ける 中塩裕貴は、朝のハイタイドのトリッキーなコンディションでヒートに挑んだ。この時間帯の波は本当に癖がある。そんな中でもメキシコのジョナサン・コルゾ、フランスのレオ-ポール・エティエンヌがバックハンドでハイスコアをマーク。中塩は、全くリズムを掴めずにスコアリング・ウェイブを見つけることが出来ない。ヒート後半にレオ-ポールが再びバックハンドでエクセレントをマーク。中塩裕貴は4位でリパチャージへ回った。
アンダー16でリパチャージを強いられている安室丈、野呂海利、西優司。安室丈はヒート終了前に僅差で逆転。ヒートスコア7.66をマークし2位でラウンドアップ。西優司も、スタートから攻め、6.00 と 4.33をスコア。その勢いのままヒートスコア10.33で1位で見事ラウンドアップ。野呂海利もベスト2をまとめてラウンドアップを果たした。
GirlsU-18 GirlsU-16
ガールズU18ラウンド3では、昨日エクセレントをマークした日本でただひとリクオリファイを続ける黒川日菜子がヒート1に登場。しかしポイントが思った様に出ず敗退しリパチャージ・ラウンドへ。ガールズU18でリパチャージを強いられた田代凪沙は、R2H5に登場。序盤から攻めてヒート終盤までリード。4.70と 4.00をスコアし、8.70で1位でラウンドアップ。またガールズU-16のリパチャージ2のヒート6では、川合美乃里と大矢ひいなが同じヒートを闘い、川合1位、大矢2位でラウンドアップした。
明日はメイン会場では、ボーイズU18リパチャージ2のヒート7から現地8時スタート。その後、ボーイズU16 リパ3、ボーイズU18 リパ3、ボーイズU16 リパ4、ボーイズU18 リパ4、ボーイズU16 リパ5というサドンデスな戦いが繰り広げられる。
ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)
オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/
<日本代表選手>
U-16ボーイズ:安室丈、野呂海利、西優司、中塩裕貴U-18ボーイズ:河谷佐助、西修司、仲村拓久未、大原洋人
U-16ガールズ:川合美乃里、大矢ひいな
U-18ガールズ:田代凪沙、黒川日菜子
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オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/
チームジャパンの現地ブログ http://blog.livedoor.jp/nsaorg/