エクアドルでVISSLA ISAワールド・ジュニア開幕。日本勢は快調なスタートを切る。
現地時間、2 014年4月6日:VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)」が、エクアドルのサリナスLa FAEビーチにてスタートした。2 014年4月5日~13日の日程で開催されるVISSLA ISAワールド・ジュニアは、32カ国から国を代表する300人のジュニア・サーファーが集結。国別対抗のジュニア世界選手権だ。
昨日はオープニングセレモニーが盛大に行われ、本日からコンテストがスタート。会場は3-4フィート・レンジで時折ラージ・セットが入るものの、朝はハイタイドということもあり、トリッキーなコンディション。そんな中で各選手はハイ・パフォーマンス・サーフィンをディスプレーした。
今回のコンテストも、ダブル・バンクで2カ所のポインで大会が行われる。大会初日はメイン会場でボーイズ・アンダー18のクオリファイ・ラウンド1、第2会場でボーイズ・アンダー16のラウンド1がそれぞれ行われた。ボーイズU-18ディビジョンの今日のハイエスト・スコアはフランスのディエゴ・ミニョ。彼は、8.67と7.33の2ウェイブ・ヒート・トータルで16.00をマークした。また、ボーイズU-16ディビジョンでは、ブラジルのダグラス・ホセが13.93(8.00と5.93)のヒート・スコアをマークした。
本日の日本チームは、メイン会場でボーイズ・アンダー18ラウンド1ヒート2に大原洋人が登場。大原は、ヒート中盤にインターフェアを侵し、3位となるもヒート終了間際にエアリバースをコンプリートし1位でラウンドアップ。ヒート3の河谷佐助は、良い波を掴めず3位敗退し、リパチャージの敗者復活戦へと回った。
ヒート22の仲村拓久未は、スタートからリズムを掴み、バックハンドで、緩慢なセクションでも見事なカーヴィングのコンビネーションを披露。ヒート終盤にはインサイド・セクションでヴァーティカルなリエントリーでエクセレントをマーク。ブラジルのサントスとのデッドヒートの末、2位でラウンドアップ。H23の西修司は3位でリパチャージラウンドへ。
第2会場で行われたボーイズ・アンダー16ラウンド1H2には西優司は、3位でリパチャージラウンドへ。H3の安室丈は2位でラウンドアップ。H22の野呂海利は、クリティカル・セクションへのアプローチで1位でラウンドアップ。H23の中塩優貴は、2位でラウンドアップを果たした。
明日は、メイン会場でアンダー16ボーイズのクオリファイ・ラウンド2の12ヒート、アンダー18ボーイズのクオリファイ・ラウンド2の12ヒート、第2会場では、ガールズのアンダー18、16のラウンド1がスタートする。
アンダー16ボーイズのクオリファイ・ラウンド2には、ヒート2に安室丈、ヒート12に野呂海利と中塩優貴。アンダー18ボーイズのクオリファイ・ラウンド2にはヒート2に大原洋人、ヒート11に仲村拓久未。ガールズのアンダー16のラウンド1のヒート10に川合美乃里、ヒート11に大矢ひいな。ガールズのアンダー18のラウンド1のヒート10に黒川日菜子、ヒート11に田代凪沙が登場。
大会2日目は現地時間8時、日本とエクアドルの時差は-14時間のため、日本時間22時からヒートが開始予定。
今回のメンバーは、ISA経験が豊富な選手も多く、U-16ボーイズでは、野呂海利、西優司。U-18ボーイズでは、西修司、仲村拓久未。U-18ガールズでは、昨年U-16から出場した田代凪沙、黒川日菜子が連続出場で活躍に期待が掛かる。また今回は昨年のASPのWJCで日本人として初めて3位入賞を果たした大原洋人がASP枠で出場予定。今年も最高の布陣で挑むサムライジャパンの活躍に期待したい。がんばれ!日本!
ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)
オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/
<日本代表選手>
U-16ボーイズ:安室丈、野呂海利、西優司、中塩裕貴U-18ボーイズ:河谷佐助、西修司、仲村拓久未、大原洋人
U-16ガールズ:川合美乃里、大矢ひいな
U-18ガールズ:田代凪沙、黒川日菜子
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オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/
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