VISSLA ISAワールド・ジュニア大会3日目。ガールズU18の黒川日菜子がR3進出。
現地時間、2014年4月8日:VISSLA ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)」は大会3日目。本日はメイン会場では、ガールズのアンダー18、16のクオリファイ・ラウンド2終了後、ボーイズのU16クオリファイ3が行われたが、スモールシャークの報告を受けて、ボーイズのヒート2まででオンホールド。午後のスケジュールはキャンセルとなった。また第2会場では、ボーイズ・アンダー16リパチャージ1が行われた。
本日のガールズでは、ハワイチームが圧倒的な強さを示し、アンダー18では、昨年の優勝者であるタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)や、ベイリー・ナージ(HAW)が素晴しい仕上がりを見せている。また、アンダー16では昨年の優勝者であるマヒナ・マエダ(HAW)が厳しいコンディション中でも、しっかりとした演技を見せてラウンドアップ。同じヒートで昨年3位のダックス・マクギル(HAW)も他の選手を圧倒するパワフルなサーフィンでラウンドアップを果たした。
本日の日本勢。ガールズ・アンダー16のラウンド2ヒート5に登場した大矢ひいなは、ハイタイドのブレイクポイントが定まら無いトリッキーなコンディションに悩まされた。各選手がスコアを出せる波を全く掴めない悲惨なヒートで、大矢もその犠牲者となり4位でリパチャージへ。ヒート6の川合美乃里は、ハワイの強豪、ダックスとマヒナの2人のパワーサーフィンが炸裂。川合も良いサーフィンを見せ健闘したがリパチャージへ回った。
ガールズのアンダー18のクオリファイ・ラウンド2のヒート5に田代凪沙、ヒート6に黒川日菜子が登場。田代は、昨年のチャンピオンであるタティアナ、コスタリカのレイラニ・マクゴナグルらと対戦。ヒートはスタートからタティアナがバックハンドで、7.50をスコアしてリード。田代は後半にライトブレイクで3.07をスコアして、3位に浮上するも思うような波が掴めないまま、3位でリパを強いられた。
ヒート6の黒川日菜子のヒートは、ハワイのベイリー・ナージがファーストライドで7.77をスコアしてヒートをリード。黒川はスタートからフォアハンドのカーヴィングで4,83をスコア。さらにバックアップを2.30をスコアして2位に付ける。ヒート後半に入りライトのビッグセットを掴んだ黒川は、深いボトムターンからクリティカル・セクションに激しいリエントリー、更にカーヴィングから、クローズセクションもしっかりと決め、エクセレントの8.00をスコア。ハワイアンからトップを奪い取り、そのまま1位でラウンドアップを決めた!
第2会場のボーイズU-16リパチャージラウンド1ヒート2 には西優司が登場、エクセレントの8.33 にバックアップ 5.83を揃え、ヒートスコア14.16で、リパチャージのラウンド2へ勝ち上がった。
本日の午後のスケジュールはキャンセルとなったため、ボーイズ・アンダー18クオリファイ3のヒート1の大原洋人、ヒート11の仲村拓久未、アンダー16クオリファイ3のヒート5の中塩優貴、ボーイズ・アンダー18リパチャージのヒート1の河谷佐助、ヒート11の西修司の試合は、明日に持ち越しになった。
明日は本日持ち越しなったヒート終了後にメイン会場では、
ISA World Junior Surfing Championship
開催国 エクアドル サリナスビーチ
開催日 2014年4月5日~13日(現地時間)
オフィシャルサイト:http://www.isasurf.org/
<日本代表選手>
U-16ボーイズ:安室丈、野呂海利、西優司、中塩裕貴U-18ボーイズ:河谷佐助、西修司、仲村拓久未、大原洋人
U-16ガールズ:川合美乃里、大矢ひいな
U-18ガールズ:田代凪沙、黒川日菜子
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オフィシャルサイト:http://isawjsc.com/
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