がんばれ日本。ノースショアで活躍する日本人サーファー達。第4回U-SKE編

第1回:中島 秀憲 第2回:佐原 健司 第3回:神尾 光輝 第4回:U-SKE 第5回:木本 直哉

 

波に恵まれた今シーズンのハワイ・ノースショアは、ベテラン勢のチャージに加え、新たな力が開花した。ここに紹介するのは、日本を代表するサーフィンカメラマンたちが自らセレクトし、フォトキャプションで綴られた10枚の写真。そこにはジャパニーズ・サーファーたちのソウルフルなノースショア・アタックが映し出され、新たな時代を感じさせる日本人サーファーの姿があった。

第4回 U-SKE NORTHSHORE HAWAII 2010/11

 

 

 

堀口真平 Horiguchi Shimpei

このセッション中に怪我をしてしまい、今シーズンの後半はメインステージで見ることができなかったシンペイ。しかしビッグウエイブ、バレル、その波を追求する気持ち、その行動力はヤングガンズも見習うべき姿となっている。自然からの歓喜の方程式とは。。本物の波が現れたセッションには欠かせない存在。

 

 

 

佐藤魁 Sato Gai

堀口シンペイ、中村ショータらに連れられてメインステージの目の前にあるビラボンハウスにステイしていたガイ。今シーズンはボーイズたちの中でも目立ったチャージングをみせ、大原洋人、稲葉レオなど日本の未来が楽しみになる世代のひとり。湘南・茅ヶ崎出身14才。

 

 

 

田中海周 Tanaka Kaishu

四国のリバーマウスで受け継いだスキルとスピリッツでときにキレた突っ込みを魅せてくれた海周。バックドアからビッグサンセット、ワイメア、ノースショアの波をオールラウンドに攻めていた。今後もコンテストのみならず期待したい18才。

 

 

 

森哲太 Mori Tetta

人が減った夕方の通称モリピーク、緑色に透ける分厚いリップの下を何度もくぐり抜けたテッタ。奄美で養った感覚、そのバレルでのスキルは言わずと知れたもの、今シーズンもこのハワイの波で証明させてみせた。

 

 

 

関本海渡 Sekimoto Kaito

リアムハウス、神尾塾、という根っからのハードコアな環境にステイし(しかもツリーハウス)、目の前にある波との生活、シンプルの中の濃さを追求するバレル中毒者。大好物はシリンダーバレル。西湘・平塚出身23才。

 

 

 

河村海沙 Kawamura Kaisa

ある朝の1枚、朝陽が照りつけるハワイアンスピッツとともにバレるから抜けだしたカイサ。甘いフェイス、クールな男風?だが、内に秘める気持ちはでかい。この瞬間を求め、この場所へと通う。湘南・鵠沼出身22才。

 

 

 

早稲田暁生 Waseda Akeo

今年も?!怪我でやりきれなかったと言い訳していたが、持ち前のキャラでポジティブ変換、自分なりのペースでハワイの波と向かい合い、プロサーファーとしてのスキル向上に取り組んでいた。わざとなのか、ルームメイトの食料をたべまくる。

 

 

 

北田力也 Kitada Rikiya

rlmチームの森哲太、渡辺学らとともにノースショアライフを送っていたリッキー。シーズン後半、ログキャビンでのセッションで頭がリーフにヒットしてしまう怪我をしてしまったが、大事には至らず、帰国間際の復活サーフでも思い切りのいいサーフィンを見せていた。怪我の間に貝を拾いまくっていた男。

 

 

 

松岡慧斗 Matsuoka Keito

ここ数年は狂ったようなチャージが印象的なケイトだったが、そのキッズの頃から通うノースショアでの経験を活かし、狙いの波を見極め、きっちりと決めてくる。ケイトらしいスタイルでプルインを繰り返していた。宮城・仙台出身20才。

 

 

 

藤村篤 Fujimura Atsushi

神尾塾も認めるチャージーっぷりのあつし&暖コンビ。ある日のサンドバー、あつしは沖からセットを掴むとインサイドのダブルアップセクションでがっちりバレルを掴んだ。常にソウルな波を探し、狙いが見えてるアンダーグラウンドサーファー。鎌倉出身、オアフ島在住。