
サーフシティ・エルサルバドル – 2025年4月26日
2025年サーフ・シティ・エルサルバドルISAワールド・ロングボード・チャンピオンシップは大会2日目。本日は男子メイン・ラウンド1の残りのヒートからスタート。女子のメインラウンド1はH14まで終了した。
男子ではフランスのエドゥアール・デルペロがエクセレントを2本揃え、昨年の金メダリスト、カイ・サラスも高得点をマーク。女子ではペルーのマリア・レイエス、日本の田岡なつみ、レイチェル・ティリーがエクセレント・レンジのスコアを叩き出した。

今回、日本での練習中に膝を負傷しながらも、試合出場を決意した井上鷹は左膝にサポーターを巻いて出場。
膝の痛みがあり最初の波ではうまく演技ができなかったという井上だが、後半は巻き返し、力みの取れた演技で大逆転。

ソリッドなハングファイブからのソウルアーチ、クイックテンでエクセレントの8.33をスコア。7.33でバックアップし、ヒートトータル15.66を叩き出して、メインラウンド1で余裕のトップ通過を果たした。


「足が痛くて最初の2本は転けちゃったんですけど、後半は流しながら緩めに乗れ、結果的にいいスコアが出せたので良かったです。」と前回の大会では銀メダルを獲得した井上が語った。



女子の田岡なつみは、メインラウンド1でエクセレントの8.17を5.33でバックアップ。見事1位でラウンドアップを決めた。
「エルサルバドルは4回目なんですけど、日本はいつもスモールウェイブなので、ニュージランドやインドネシアに行ってビッグウェイブの練習をしてきたのでいい感じでサーフィン出来ています。
このヒートではセカンドウェイブのバックアップでビッグウェイを掴めなかったので、次のラウンドでは2本ビッグウェイブを揃えたいです。」と田岡が語った。
現地時間4月27日(日)午前7時(日本時間4月27日22時)より isasurf.orgでライブ配信 。
日本の吉川広夏はメインラウンド1のH16。その後男子のラウンド2が行われ、H3で森大騎、H9井上鷹、女子のラウンド2ではH5田岡なつみは登場。吉川広夏もH9にクレジットされる予定。
名 称 : 2025 ISA World Longboard Championship
主 催 : 国際サーフィン連盟(ISA)
期 間 : 2025年4月25日(金)〜5月1日(木)
開催地 :Surf City El Salvador
日本選手:
MEN / 井上鷹、森大騎
WOMEN / 田岡なつみ、吉川広夏
大会スケジュール(現地時間)
4月24日 – 記者会見
4月25日 – 開会式、競技開始
4月25日~5月1日:競技日
5月1日 決勝終了後、閉会式
大会ライブはこちらから。
・ISA 大会HP
https://isasurf.org/event/2025-surf-city-el-salvador-isa-world-longboard-championship/
・NSA HP https://www.nsa-surf.org/