
ISAとWSLのジュニアタイトルをダブルで獲得し、東京2020オリンピックには日本代表として出場して9位、パイプマスターズに日本女子として初めて出場。
競技サーフィンで活躍する一方で、ビッグウェイバーとしてナザレにチャージするなど、世界のサーフィン界で名を馳せた前田マヒナが自身のSNSで引退することを発表。14年間のプロキャリアに終止符を打った。
今後は次の人生のステップとして、映画制作の世界で新しい情熱を燃やしていく。頑張れ!マヒナ!
東京オリンピックに出場したときから、燃え尽き感を抱えていました。

「競技としてのサーフィンから離れてから、まる1年が経ちました。」とマヒナが語った。
「このことは、親しい友人や家族にしか話していません。最後の契約が終了を迎えるにあたり、アリイビーチでサーフィンするアジアの小さな女の子を応援してくださった皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
東京オリンピックに出場したときから、燃え尽き感を抱えていました。その1年は、自分にとって最高の1年であり、最も厳しい1年でもありました。しかし、映画制作の世界を愛している自分に気づきました。
14年間、私のプロとしてのキャリアを応援してくださった皆様に改めて感謝いたします。」
次の人生のステップとして 映画制作の世界で新しい情熱を見つけることができました。
「私が最後に参加した大会 2024年2月から今日までのこの約一年間 自分なりに色々と考えた結果 この度プロサーフィンキャリアからの引退を決意しました。
この決断に至るまでの一年間。これが正しい決断なのかどうかと迷い続ける日々を過ごしてきました。でも今次の人生のステップとして 映画制作の世界で新しい情熱を見つけることができました。
日本を私の国旗として選んで以来、皆さんに今までたくさんのサポートをして頂いた事 とても感謝しています。
これまでずっと応援し、支えてくださった皆さん本当にありがとうございました。またどこかの海でお会いしたら一緒にサーフィンしましょう。」
Aloha from Mahina
前田マヒナ
1998年日本人の両親のもと、 ハワイ・オアフ島で生まれる。 4歳からサーフィンを始め、 2013年にISA(国際サーフィン連盟)、 WSL(世界プロサーフィン連盟)のジュニアタイトルをダブルで獲得。 チャンピオンシップツアー昇格を目指し、 2018シーズンQSランキング14位。 2019シーズン15位。 2020年ジャパンオープンオブサーフィン優勝。 東京2020オリンピック日本代表。
ポルトガルのナザレのビッグウェーブをライドした初の日本人女性サーファーであり、 2015年に挑戦したナザレでのサーフはBILLABONG主催「XXL Big Wave Awards」のBillabong Ride of the Yearにノミネートされた。 ブラジリアン柔術「Ginastica Natural」のインストラクターとしても活躍した。
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