2024/2025 WSLビッグウェイブシーズン開幕。JAWSは無しで「TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ」のみの開催

ナザレ(ポルトガル)2024年11月1日(金) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024/2025 TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジのコンペティション期間が本日より正式に開始され、2025年3月31日まで開催される。

 

開催期間が開始されたことで、世界屈指のビッグウェイブ・サーファーたちが、このエキサイティングな1日限りのトーイング・コンペティションに即座に参加できるよう待機している。

 

世界中のファンやエクストリームスポーツ愛好家は、Red Bull TVでライブで視聴できる。また、WorldSurfLeague.comでも放送される。

 

またWSLは、今シーズンのピアヒ・ビッグウェイブ・イベントが開催されないことをアナウンス。

WSLはイベント開催に必要な土地使用許可を取得できず、2024-2025年シーズンにピアヒでイベントを開催することが不可能となった。

このため今シーズンはナザレのみのイベントとなる。

 

 

世界最高のビッグウェーブサーファーたちが、プライア・ド・ノルテの挑戦にスタンバイ

 

WSLコミッショナー事務局は、TUDORナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジの実施に必要なスウェルとコンディションを厳密に監視する。コンペティション期間中、波のフェイスで25フィート以上の安定した波が続くこと、そして風や潮などのその他のコンディションがコンペティション実施の決定に影響する。

 

ナザレ© WSL / Damien-Poullenot

 

コンテスト開催地に向かって大きなスウェルが移動し、好天候が予想される場合、WSLはイベント開催予定日から72時間前までに「TUDORビッグウェーブ・イエローアラート」を発令する。

好天候が続いた場合、「TUDOR ビッグウェイブ・グリーンアラート」が発令され、コンペティションが開催されることを意味し、ファンは24時間以内に世界で最もクレイジーな波の一つでサーファーたちが限界をプッシュする姿を見る準備ができる。 

 

TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ・トーイン・フォーマットの説明

 

ナザレ© WSL / Damien-Poullenot

 

TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジは、ポルトガルのナザレにあるノルテビーチで、トーイン・スタイルのビッグウェイブ・サーフィンのベストを見せる。

 

ノルテビーチは、マヤ・ガベイラ(BRA)とセバスチャン・シュテュートナー(GER)が保持する現在のビッグウェイブ・ワールド・レコードを含む、世界で最もビッグな波が立つことで知られている。

 

この1日限りのイベントには、各チーム2名の選手で構成される9チームが参加する。各チームは3チームずつ3つのグループに分けられる。競技は合計6つの40分間のヒートで構成され、各グループは2つのヒートに参加し、各チームはサーフィンとチームのジェットスキーの運転を交互に行う。

 

両方のヒートでサーファーが成功させたベスト2ウェイブが、個人のトータルスコアとしてカウントされ、ベストウェイブは2倍のポイントとしてカウントされる。各波は0.1~10ポイントでスコアされるため、サーファーの個人最高得点は合計30ポイントとなる。サーファーは以下のカテゴリー別に表彰される。

 

  • 男子ベストパフォーマンス:最も高い2ウェイブスコアを記録した男子サーファー
  • 女子ベストパフォーマンス:最も高い2ウェイブスコアを記録した女子サーファー
  • ベストチームパフォーマンス:両チームのライダーが記録した最高2ウェイブの合計スコアを獲得したチーム

 

TUDORナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ招待選手

チーム1:マヤ・ガベイラ(BRA)とアントニオ・ラウレアーノ(POR
チーム2:ミシェル・デ・ブイヨン(BRA)とイアン・コセンザ(BRA
チーム3:ジャスティン・デュポン(FRA)とエリック・リビエール(BRA
チーム4:ルーカス・「チャンボ」・チアンカ(BRA)とペドロ・「スクービー」・ヴィアナ(BRA
チーム5:クレマン・ロージェロ(FRA)とニック・ヴォン・ラップ(POR)
チーム6:ロドリゴ・コシャ(BRA)とヴィトール・ファリア(BRA)
チーム7:ラファエル・タピア(CHL)とピエール・ロレット(FRA)
チーム8:カイ・レニー(HAW)とイアン・ウォルシュ(HAW)
チーム9:アンドリュー・コットン(GBR)とギャレット・マクナマラ(HAW)

 

 

TUDORナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジの招待選手には、プライア・ド・ノルテのラインナップで実力を証明してきた最高の男女ビッグウェイブ・サーファーが名を連ねている。

 

マヤ・ガベイラ(BRA)© WSL / Damien-Poullenot

 

現ビッグウェイブ・ワールド・レコード・ホルダーのマヤ・ガベイラ(BRA)は、ナザレでのサーフィンに人生を捧げ、2022年に初優勝を果たし、2023年には女子ベストパフォーマンス賞を受賞した。ガベイラは、ナザレ出身のアントニオ・ラウレアーノ(POR)と2024/2025年版でチームを組む。

 

2022年以来のナザレ復帰となる、今回は母親として出場するジャスティン・デュポン(FRA)は、イベントが開催される時に備えてハードなトレーニングを続けている。デュポンはブラジリアン・ウォーターマンのエリック・リビエールと組む。

 

ルーカス・チアンカ(BRA)© WSL / Damien-Poullenot
ペドロ・“スクービー”・ヴィアナ(BRA)© WSL / Damien-Poullenot

 

ルーカス・“チャンボ”・チアンカ(BRA)とペドロ・“スクービー”・ヴィアナ(BRA)は、昨年ベスト・チーム・パフォーマンス賞を受賞した後、2024/2025年のナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジで再びタッグを組む。

 

限界をプッシュし、ビッグウェイブ・サーフィンの先進的なスタイルで知られるカイ・レニー(HAW)は、イアン・ウォルシュ(HAW)とタッグを組む。ナザレのパイオニアであるギャレット・マクナマラ(HAW)とアンドリュー・コットン(GBR)は再びタッグを組み、長年の経験を活かす。

 

 

ライブ配信

TUDORナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジは、Red Bull TV、WorldSurfLeague.com無料のWSLアプリでライブ配信される。