2023/2024 WSLビッグウェイブシーズン開幕。今シーズンはポルトガルのナザレとハワイのマウイ島JAWSの2箇所

ロサンゼルス、カリフォルニア、USA(2023年11月6日月曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)の2023/2024年ビッグ・ウェイブ・シーズンが正式に開幕したことが発表された。

 

今シーズンのビッグウェイブは、ポルトガルのナザレで開催される「TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ」と、ハワイのマウイ島ピアヒで開催される「TUDOR ジョーズ・ビッグウェイブ・チャレンジ」の2つの場所で開催される。

 

ナザレでの大会の開催期間は本日より開始され、ぺアヒは11月10日より開始。両大会の開催期間は2024年3月31日までとなる。

 

 

 

WSLツアーズ・アンド・コンペティション・チームは、これらのイベントを開催するために必要なスウェルとコンディションを注意深くモニターし、波の高さと天候がベストコンディションに揃った時点でコンペティションを開催する予定。

 

世界最高のビッグウェイブ・サーファーが、瞬時に招集され、2つのワールドクラスの会場のいずれかに移動する。

 

WSLツアーズ・アンド・コンペティション・チームは、大会期間中、波のフェイスが25フィート以上がある安定した波を求めています。風、潮、霧など、その他のコンディションは、競技を行うかどうかの判断において評価される。

 

もし大きなスウェルがコンテスト開催地に向かって、好天のコンディションでトラックしてくるようであれば、WSLツアーズ・アンド・コンペティション・チームは、イベント開催の可能性がある日から72時間以上先の時点で、「ビッグ・ウェイブ・イエロー・アラート(Big Wave Yellow Alert)」を発令。

 

コンディションが引き続き良好であれば、「ビッグ・ウェイブ・グリーン・アラート」が発令され、コンペティションはオンとなる。

 

ページ・アームス (HAW) winner of the 2019 Jaws event. – WSL / Miers

 

⬛︎TUDOR ジョーズ・ビッグウェイブ・チャレンジ

 

会場について ハワイ、マウイ島、Peʻahi

 

TUDOR ジョーズ・ビッグ・ウェイブ・チャレンジは、ハワイ、マウイ島沖の有名なブレイクでパドルイン・サーフィンをショーケースする。そのパワー、スピード、そして地球上で最もパーフェクトなビッグウェイブのひとつであることから、Peʻahiはパドルイン・ビッグウェーブ・サーフィンのスタンダードな舞台となっている。

壊滅的なマウイ島の山火事が起こり、WSLは、このイベントがマウイ島の人々と経済に直接利益をもたらし、復興への長い道のりを支援し、コミュニティを活性化させる源となるよう、地元のサーファー、市民、コミュニティのリーダーと協力し続けている。

 

イベント開始以来、Peʻahiで開催される全てのビッグウェイブ・コンペティションと同様に、安全と環境への配慮のため、TUDORジョーズ・ビッグウェイブ・チャレンジの期間中、現地で観戦できる場所はない。大会当日、ハナ・ハイウェイの両側には、住民以外の方が駐車することはできない。大会の模様は全てライブ放送されますので、ファンの皆様はライブ放送をご覧になるか、イベントをライブ放送している地元企業を応援してください。

 

フォーマットと招待選手について

 

TUDOR ジョーズ・ビッグウェイブ・チャレンジは、個人戦フォーマットでパドルインサーフィンをフィーチャー。男子ラウンドオブ24では、24人の選手が6人ずつの4HEATに分かれて第1ラウンドを戦います。高得点を出した3名がセミファイナルに進み、セミファイナルの上位3名がファイナルに進出。女子部門も同様のフォーマットで行われ、12名の選手が6名のサーファーによるセミファイナルに2回出場し、各ヒートの上位3名がファイナルに進出。

今シーズンはビッグウェイブ・コンペティションで初めて6人サーファーのプライオリティが適用されます。プライオリティとは、誰が最初に波に乗れるかをコントロールするシステム。このプライオリティ・システムはサーファーがリクエストしたもので、Peʻahiにとっては、大きなスウェルがあるときのラインナップを整理し、安全性を高めるというメリットがあります。

HEATは通常45分で、サーファーは優先権を尊重しながら好きなだけ波に乗ることができ、5人のジャッジがそれぞれのライディングを1~10点で採点します。各選手のベストウェーブ2本がカウントされ、ベストウェーブのスコアは2倍になります。

確定した出場者リストとヒートドローは、選手たちが参加を確定するにつれ、イベント招集間近に共有されます。

 

男子招待選手
1 – ビリー・ケンパー(HAW)
2 – イアン・ウォルシュ(HAW)
3 – ネイザン・フローレンス(HAW)
4 – カイ・レニー(HAW)
5 – マクア・ロスマン(HAW)
6 – ルーカス・チアンカ(BRA)
7 – ラッセル・ビアケ(AUS)
8 – ニック・ヴォン・ラップ(PRT)
9 – イーライ・オルソン(HAW)
10 – トリー・マイスター(HAW)
11 – コア・ロスマン(HAW)
12 – ニック・ラム(USA)
13 – グラント・ベイカー(RSA)
14 – ジェイミー・ミッチェル(AUS)
15 – アルビー・レイヤー(HAW)
16 – タイラー・ラロンド(HAW)
17 – ジョジョ・ローパー(USA)
18 – タイ・シンプソン=ケイン(HAW)
19 – マット・ブロムリー(RSA)
20 – フランシスコ・ポルセッラ(ITA)
21 – トレバー・カールソン(HAW)
22- トム・ロウ(GBR)
23 – アーロン・ゴールド(HAW)
24 – グレッグ・ロング(USA)

女子招待選手
1 – ペイジ・アームズ(HAW)
2 – フェリシティ・パルメーター(AUS)
3 – アニー・ライカート(HAW)
4 – ケアラ・ケネリー(HAW)
5 – エミリー・エリクソン(HAW)
6 – ミケーラ・フレゴネーゼ(BRA)
7 – ビアンカ・ヴァレンティ(USA)
8 – スカイラー・リクル(HAW)
9 – ジャスティン・デュポン(フランス)
10 – ラケル・ヘッカート(BRA)
11 – ローラ・エネバー(AUS)
12 – イジー・ゴメス(COL)

 

⬛︎TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ

 

会場について ポルトガル、ナザレのプライア・ド・ノルテ

ナザレ  WSL / Masurel

 

TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジは、トウイン種目における最高のビッグウェイブ・サーフィンを披露します。この大会では、競技者はチームに分かれ、ジェットスキーを使って、ポルトガルのナザレにあるプライア・ド・ノルテで可能な限り大きな波でサーフィンをします。プライア・ド・ノルテは、現在のビゲスト・トウ・サーフ世界記録を含む、世界最大級の波のある場所です。セバスチャン・シュトイトナー(ドイツ)は、2021年にナザレで86フィートのライディングを記録し、現在、サーフィンした最大の波(アンリミテッド)の男子の記録を保持しています。

 

エリック・リビエール WSL/Blanc

 

フォーマットと招待選手について

 

TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジは、トウイン・サーフィンを行う1日限りのチーム・イベント。1チーム2名で構成される9チームが参加。チームは3つのグループに分けられ、各グループに3チームずつ入ります。競技は合計6ヒート40分で、各グループは2ヒートに参加し、各チームはサーフィンとチームのジェットスキーの運転を交互に行います。

両ヒートともサーフィンをした後、サーファーのベスト2ウェイブが個人のトータルスコアにカウントされ、ベストウェイブはダブルポイントとしてカウントされます。各ウェーブは1~10点で採点されるため、サーファーの個人最高得点は合計で30点となります。サーファーは、競技日の終わりに複数のカテゴリーで表彰されます。

確定した出場者リストとヒート抽選は、アスリートたちが参加を確定するにつれて、イベント開催間近に共有されます。

 

 

TUDOR ナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジ招待選手

チーム1:ルーカス・チアンカ(BRA)/カイ・レニー(HAW)
チーム2:ニック・ヴォン・ラップ(PRT)/ペドロ・スクービー(BRA)
チーム3:アンドリュー・コットン(イギリス)/ウィル・スクーディン(USA)
チーム4:ロドリゴ・コクサ(BRA)/ケアリイ・ママラ(HAW)
チーム5:ジョアン・デ・マセド(PRT)/アントニオ・シルバ(PRT)
チーム6:セバスチャン・シュトイトナー(DEU)/ダニエル・ゴールドバーグ(HAW)
チーム7:マヤ・ガベイラ(BRA)/ピエール・ロレ(FRA)
チーム8:ミシェル・デ・ブイヨン(BRA)/イアン・コセンザ(PRT)
チーム9:ジャスティン・デュポン(FRA)/エリック・レビエール(FRA)

補欠チーム
ラファエル・タピア(CHL)、ジェイミー・ミッチェル(AUS)
アントニオ・ロレアノ(PRT)/ピエール・カレイ(FRA)
ベンジャミン・サンチス(FRA) ジェローム・セイフン(MAR)

ライブ中継を見る

TUDORナザレ・ビッグウェイブ・チャレンジは、2023年11月6日から2024年3月31日までウェイティング・ピリオドを開催。TUDORジョーズ・ビッグウェイブ・チャレンジは、2023年11月10日から2024年3月31日までウェイティング・ピリオド。大会の模様は、レッドブルTVとWorldSurfLeague.comで生中継されます。

 

https://www.worldsurfleague.com/posts/523176/2023-2024-wsl-big-wave-season-now-open