フランス領ポリネシア、チョープー – 2024年7月28日 フランス領ポリネシアの南太平洋に浮かぶタヒチ島で開催されている、サーフィンの2度目のオリンピック競技大会が本日もオン。
大会2日目は女子の敗者復活戦となるラウンド2からスタート。その後、男子ラウンド2が行われた。男子が行われる頃になるとサイドの風が強まり面を乱した。
女子ラウンド2では、素晴らしいバレルライドを披露した松田詩野が、ラウンド3へ勝ち進み、その後に行われた男子ラウンド2では、五十嵐カノアとコナー・オレアリーが登場した。
五十嵐カノアはH1 で子供の頃からの親友であるレオナルド・フィオラヴァンティ(ITA )と対戦。
ヒートはカノアが、スタートからロングバレルにプルイン。潰されそうな難しいポジションから抜け出して、メイクし7.17という高得点をマークしてアドバンテージをとる。レオは思うような波を掴めずにスコアを伸ばせない。
カノアは後半に入り、再びグラブレールでチューブにプルイン。バックアップを3.67として、波選びに苦戦するレオを大きく引き離していく。
カノアは終盤に差し掛かり、アンダープライオリティにも関わらず再びバレルを捕え、グラブレールで見事メイクして6.00をスコア。ヒートはワンサイドゲームとなり、最後はバックアップを6.70まで上げて圧勝。ラウンド3へ勝ち進んだ。
コナー・ オレアリーがH2でティム・エルター (GER)と対戦。
ティム・エルター(GER)は最後のWSGの予選でオリンピック出場権を得たヨーロッパのアンダードッグ。CTサーファーのコナーがこんなところで負ける訳にはいかない。
ヒートはかなりの強風が吹き荒れて、うねりが抑え込まれたのか、セットが入らずに両者とも波に乗らずにリスタートとなった。リスタート後に波を掴んだのは、エルターでバックハンドバレルにプルインするも潰されてしまう。
コナーはじっくりと波を待って、ビッグセットをキャッチ。深いボトムターンから波の速度に合わせながらバレルの中に完全に姿を消していく。
そして高速でスピッツアウトしたコナーはそのスピードを使ってレイバックスラッシュ。圧巻の演技に7.33という高得点がスコアされた。
ヒート終盤にはさらに深いバレルをメイクしたコナーは、7.17をスコア。トータル14.50を叩き出して、見事ラウンド3へ勝ち上がった。
H3ジョーディ・スミス RSA VS リオ・ワイダ INA
H4カウリ・ヴァースト FRA VS マシュー・マクギリブレー RSA
H5 ラムジ・ブキアム MAR VS ブライアン・ペレス ESA
H6 アラン・クレランドMEX VS アンディ・クリエール ESP
H7 ジャック・ロビンソン AUS VS ルッカ・メシナス PER
H8 フィリッペ・トリード BRA VS ビリー・ステアマン NZL
大会2日目の見逃し配信
大会初日の見逃し配信
ライブ配信は
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NHKオリンピックサイトでも
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