日本時間の7月27日未明に開会式が行われるパリ五輪。(開会式は現地時間の26日午後7時半、日本時間の27日午前2時半から。)タヒチで開催されるサーフィン競技の大会期間は現地時間の7月27日~8月5日まで。
https://tver.jp/olympic/paris2024/live/game/SRF/
サーフィンの競技日程は2024年7月27日から8月5日までで、そのうちの4日間が競技日程となる。7/24の現段階では、日本時間の7.27の深夜7/28 (日) 2:00から男子 ラウンド1がスタートする予定となっている。
TVerでのサーフィン競技の見逃し配信について
今回、TVerでは、サーフィン競技についてはラウンド1からライブ配信が行われる予定。しかし見逃し配信の予定はなく、ライブ配信のみということなので注意。
しかし試合のハイライト動画については配信を予定している。予告なく配信スケジュールや内容が変更になる場合もあるので注意しよう。
ライブ配信の実況については、全て英語実況となる。ハイライト動画については日本語実況がつく予定とのことだ。
・TVerでの視聴方法について
開幕前に、6日間のトレーニングが行われ、選手たちはポイントを独占的に使用することができる。すでに3日間のトレーニングが行われ、各国の選手がトレーニングする模様が公開された。
コンディションによっては、バレルにならない波での戦いになる可能性もある。五十嵐カノア。男子のラウンド1では、ヒート3でアロンソ・コレア(PER)、フィリッペ・トリード(BRA)と対戦。 Credit: ISA / Beatriz Ryder ボトムターンからリップに板を当てるのか、それともストールしてバレルを狙うか。大海原のキャンバスに思い通りのマニューバーを描く五十嵐カノア Credit: ISA / Beatriz Ryder 波乗りジャパンを世界の舞台に押し上げた五十嵐カノア。チョープーのことを「海における本当の恐怖がここにはあり、それを乗り越えて、海の中で自分の居場所と快適なサーフゾーンを見つけ、精神的なハードルを乗り越えることができた」と語ったカノア。金メダル獲得を目指す。 Credit: ISA / Pablo Franco
7月20日(土)午後3時からチョープーで伝統文化セレモニー 「テ・タ・アム」 が行われ、波乗りジャパンも参加。 Credit: ISA / Tim Mckenna コナー・オレアリー Credit: ISA / Tim Mckenna 五十嵐カノア Credit: ISA / Tim Mckenna 松田詩野 Credit: ISA / Tim Mckenna コナー・オレアリー Credit: ISA / Beatriz Ryder 昨年、日本に移籍しての代表入りを果たしたコナー。CTサーファーとして大きな波にも負けないフィジカルとタクティクスを持ち、日本の国旗を背負ってタヒチの波に挑む。コナー・オレアリー Credit: ISA / Pablo Jimenez コナー・オレアリーは男子ラウンド1のヒート4でガブリエル・メディーナ(BRA)、ブライアン・ペレス(ESA)と対戦する。Credit: ISA / Beatriz Ryder オーストラリアから母の祖国日本に登録を変更したコナー。今年のパイプラインでは3位という成績が物語るようにビッグウェイブでのバレルライドには定評がある。Credit: ISA / Pablo Jimenez チョープーではバレルに焦点が当てられる。バレルライディングの重要な要素はコミットメントと難易度であり、バレルの深さと内部にいる時間の長さを計算する。コナー・オレアリー Credit: ISA / Pablo Jimenez オーストラリア代表のイーサン・ユーイング Credit: ISA / Beatriz Ryder 今シーズンはCTから欠場しているブラジル代表のフィリッペ・トリード。元気にチョープーのバレルをメイク Credit: ISA / Beatriz Ryder タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)は、今年5月にチョープーで行われたタヒチプロで女子初のパーフェクト10を達成し、歴史に名を刻んだ。Credit: ISA / Pablo Jimenez 中国から初のオリンピック・サーフィン代表となったスーチー・ヤン(CHN)がこのチョープーでどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。Credit: ISA / Pablo Jimenez 五十嵐カノア Credit: ISA / Beatriz Ryder 女子のラウンド1では、ヒート8でカリッサ・ムーア(USA)、テレサ・ボンバロ(POR)と対戦する松田詩野 Credit: ISA / Beatriz Ryder このオリンピック出場のために彼女がどれだけ努力してきたか。著しく成長を遂げた彼女のサーフィンを見ればそ理解できる。オリンピック出場で大きく成長した松田詩野。 Credit: ISA / Beatriz Ryder 今回オリンピックにはトコロとYUを試合用のボードとしてタヒチに持参している松田詩野 Credit: ISA / Pablo Franco 松田詩野 Credit: ISA / Pablo Franco 稲葉玲王は男子のラウンド1ヒート8で和井田リオ(INA)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)と対戦する。 Credit: ISA / Beatriz Ryder プロサーファーだった父親の影響で、子供の頃から海外経験が豊富でハワイの大波でスキルを磨いてきた稲葉玲王。ハワイアンの中で生活をし彼らから多くのものを吸収して育った稲葉玲王は日本人にはない感覚が備わっている。 Credit: ISA / Pablo Jimenez 今回の優勝候補の筆頭に挙げられるハワイ(アメリカ代表)のジョン・ジョン・フローレンス。CT通算18回目のパーフェクト10を達成し現在世界ランキングトップを独走中。ハワイで培ったバレルスキルは右に出るものはない。東京五輪では怪我のため思ったような結果を出せなかったが、今回は絶対に金メダルをタヒチでとりに来る。Credit: ISA / Beatriz Ryder ジョンジョン、グリフィン・コラピント、キャロライン・マークス、カリッサ・ムーアという史上最強のアメリカチームを率いるコーチのシェーン・ドリアン。モーメンタム世代の一人で、ビッグウェイブでの実績も兼ね備えているシェーン。最近ではISAのアメリカチームのコーチとしても活躍しており、今回のオリンピックでもその手腕を振るう。Credit: ISA / Pablo Franco オーストラリア代表は写真のイーサン・ユーイングをはじめ、ジャック・ロビンソン、タイラー・ライト、 モリー・ピックラムの4名のCTトップ選手。東京五輪では男子でオーウェン・ライトが銅メダルを獲得。サーフィン大国オーストラリアとしては金メダルが欲しいところだ。Credit: ISA / Pablo Jimenez オーストラリア代表のモリー・ピックラム。現在の若手の中でも注目の一人。今年パイプラインで2位、サンセットで優勝しビッグウェイブでの実績もある、現在世界ランキング4位。Credit: ISA / Pablo Jimenez 女子の優勝候補No.1と言われれるのは、今年のタヒチプロにワイルドカードで出場して優勝してしまったタヒチのヴァヒネ・フィエロ(FRA)だ。この時、チョープーは6~10フィートの巨大なコンディション。 その中での圧倒的なパフォーマンスは他の選手を全く寄せ付けないものだった。もし波が上がれば彼女のメダル獲得は間違いなしと誰もが考えている。和井田リオは、2024年ISAワールド・サーフ・ゲームズでパリ五輪出場権を獲得。日本人の母を持つ、東京2020オリンピックでもインドネシア代表として出場した和井田リオ(INA)は、2024年パリオリンピックの出場権を最後の最後で掴んだ。
女子オープニングラウンドHEAT
ヒート1:ヨランダ・ホプキンス(POR)、キャロライン・マークス(USA)、サラ・バウム(RSA)
ヒート2:ソル・アギーレ(PER)、ジャニレ・エチャバリ(ESP)、ヴァヒネ・フィエロ(FRA)
ヒート3:アナト・レリオール(ISR)、サノア・デンプフル・オリン(CAN)、タイラー・ライト(AUS)
ヒート4:タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA)、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)
ヒート5:ジョアン・ディフェイ(FRA)、ブリサ・ヘネシー(CRC)、カンデラリア・レサノ(NCA)
ヒート6:タイナ・ヒンケル(BRA)、カミラ・ケンプ(GER)、ルアナ・シルバ(BRA)
ヒート7:ナディア・エロスターベ(ESP)、スーチー・ヤン(CHN)、サフィ・ベット(NZL)
ヒート8:カリッサ・ムーア(USA)、テレサ・ボンバロ(POR)、松田詩野(JPN)
男子オープニングラウンド・ヒート
ヒート1:イーサン・ユーイング(AUS)、ティム・エルター(GER)、ジョーディ・スミス(RSA)
ヒート2:ジョアン・ドゥル(FRA)、ジャック・ロビンソン(AUS)、マシュー・マクギリブレー(RSA)
ヒート3:アロンソ・コレア(PER)、フィリッペ・トリード(BRA)、五十嵐カノア(JPN)
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)、コナー・オレアリー(JPN)、ブライアン・ペレス(ESA)
ヒート5:ラムジ・ブーキアム(MAR)、ビリー・ステアマンド(NZL)、ジョアン・チアンカ(BRA)
ヒート6:アンディ・クリエール(ESP)、ジョン・ジョン・フローレンス(USA)、アラン・クレランド(MAR)
ヒート7:カウリ・ヴァースト(FRA)、ルッカ・メシナス(PER)、グリフィン・コラピント(USA)
ヒート8:和井田リオ(INA)、レオナルド・フィオラバンティ(ITA)、稲葉玲王(JPN)