エルサルバドルで2024年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップが日本時間で今夜開幕

盛大に開会式が行われた。Credit: ISA / Sean Evans

サーフシティ・エルサルバドル – 2024年5月3日

2024年ISAワールド・ジュニア・サーフィン・チャンピオンシップ(WJSC)の開幕を明日に控えて、サーフシティ・エルサルバドルに世界最高峰のジュニア・サーファー441名が集結して開会式が盛大に行われた。

 

この記録的な人数には、初めてのWJSCに出場するイギリス領ヴァージン諸島、ラトビア、リトアニア、スロバキアの4チームを含む54のナショナルチームの代表が含まれている。

 

 

開会式では、国連エルサルバドル・ベリーズ常駐調整官のラウル・サラザール氏がフェルナンド・アギーレISA会長に感謝の言葉を述べ、エルサルバドル国立民族舞踊団がパフォーマンスを披露。

 

その後、ISAの象徴である「サンド・セレモニー」が行われ、各国のメンバーが、サーフィンを通じて世界の国々が平和に集うことを願い、自国のビーチの砂を1つの容器に流し込んだ。

 

渡邉壱孔と池田美来  Credit: ISA / Sean Evans

 

WJSCは、2024年パリオリンピックの出場資格を持つ48名のサーファーのうち40名が過去に出場しており、オリンピックへの重要な道であることが証明されている。また今年は、スーチー・ヤン(CHN)とカンデラリア・レサノ(NCG)の2人のパリ2024オリンピック出場サーファーが参加し、2人ともナショナルチームを代表してステージに立った。

 

2023年U/16ボーイズ世界チャンピオンのハンス・オドリオゾラ(ESP)を含む12人の元メダリストが今大会に出場。2023年の銀メダリストであるコハイ・フィエロ(タヒチ、女子U/18)、ルーカス・スキナー(ENG、男子U/16)、ラネア・モンズ(USA、女子U/16)もまた、金メダル獲得に向け、再び出場する。

 

 

昨年の12月にブラジルで行われた前回大会では、団体総合で3位で銅メダルを獲得した波乗りジャパンのジュニアチーム。今回はISAジュニア3度目の池田美来をはじめ、ブラジル大会を経験した今回キャプテンを務める渡邉壱孔、岡野漣、小野里弦、髙井汰朗が出場。

また前々回のエルサルバドルに出場した長沢侑磨、高橋花音に加え、ISA初出場の足立海世、松野杏莉、清水ひなの、石井有沙、森舞果たちの活躍に期待がかかる。

 

選手たちは会場の波に慣れるためにフリーサーフィン

 

池田美来 Credit: ISA / Pablo Jimenez
池田美来  Credit: ISA / Sean Evans
髙井汰朗 Credit: ISA / Sean Evans
足立海世 Credit: ISA / Sean Evans
森舞果 Credit: ISA / Pablo Jimenez
小野里弦 Credit: ISA / Pablo Jimenez
渡邉壱孔 Credit: ISA / Pablo Jimenez

 

競技は明日午前7時(日本時間)、ラ・ボカナでU18男子メイン・ラウンド1、エル・スンザルでU16女子メイン・ラウンド1がスタート。現地時間の 2024年5月4日7時は、日本時間の 2024年5月4日22時です。

 

U18男子のメインラウンド1 (ラ・ボカナ)
H12小野里弦、H21長沢侑磨、H24渡邉壱孔

U16 女子のメインラウンド1 (エル・スンザル)
H12森舞果、H21石井有沙、H24高橋花音

 

明日以降に開催予定

U16男子のメインラウンド1
H12髙井汰朗、H21足立海世、H24岡野漣

U18 女子のメインラウンド1
H4池田美来、H20清水ひなの、H24松野杏莉

 

ISAワールド・ジュニア・チャンピオンシップ日本代表出場選手12名

U18男子
長沢侑磨、小野里弦、渡邉壱孔

U16男子
髙井汰朗、岡野漣、足立海世

U18 女子
松野杏莉、池田美来、清水ひなの

U16 女子
石井有沙、森舞果、高橋花音

 

●大会名称 2024 ISA World Junior Surfing Championship
●開催期間 2024年5月3日(金)~12日(日)

●開 催 地 Surf City El Salvador El Sunzal/La Bocana

●主 催 International Surfing Association

 

大会スケジュール

5月2日 – 記者会見
5月3日 – 開会式
5月4日~12日:競技日
5月12日 決勝終了後、閉会式

 

大会期間中は下記にて随時経過や結果が更新されます。