ハワイ出身のカリッサ・ムーアは、サーフィンのオリンピック・デビューとなった東京オリンピックで史上初の金メダルを獲得し、ハワイに喜びと誇りをもたらした。そんなカリッサ・ムーアが書籍を発売。
彼女の新著『Hawaii Gold -A Celebration of Surfing』では、ハワイ出身のサーファーであることの意味について、ハワイの伝説的なサーファーたちからの寄稿とともに、彼女のストーリーや個人的な見解を紹介している。
「この本があなたに喜びと笑顔をもたらし、ハワイやサーフィンというスポーツとのつながり、そしてアロハの感覚を感じさせてくれることを願っています。」とカリッサが自身のSNSで、地元のアラモアナショッピングセンターの書店に並んだ本のディスプレーの写真とともにコメントしている。
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この書籍では、ハワイの美しい島々、ハワイで最も有名なサーフ・ブレイク、伝説的なサーフ・アイコンを捉えた写真とともに、ハワイの豊かなサーフィンの歴史と文化を称える『Hawaii Gold』。パドルアウト、サーフボードのシェイピング、シャカのシンボルなど、ハワイのサーフィンの伝統を紹介する。
ムーアはこの本で、著名なハワイのサーファーや文化人を招き、ハワイで育った彼らの視点や、ハワイのサーフィンとのつながりを語ってもらった。
ハワイを代表するハワイアンファミリー(アイカウス、モニーツ、ホス)、チャンピオンシップ・ツアーのプロ選手(ジョン・ジョン・フローレンス、ジーク・ラウ)、優雅なロングボードのチャンピオン、ケリア・モニーツ、ビッグウェーブ・サーファーのカイ・レニー、レアード・ハミルトン、ケアラ・ケネリーなどが登場し、カリッサのアロハ・スピリットが詰まった美しい一冊に仕上がっている。オンラインでも購入可能。
今年1月に5カリッサ・ムーア(HAW)は、人生とキャリアの新たな章をスタートさせるため、競技サーフィンから離れることを発表した。
またアロハ・スピリットを体現するムーアは、次世代の若いサーファーを鼓舞するためにムーア・アロハ・ファウンデーションを設立。彼女はまさにこのスポーツの先駆者であり、今回のような書籍発売など、サーフィンの進歩をプッシュし続ける活動が楽しみだ。